糖質が多いためダイエットには向いていない「野菜」トップ10

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2016.02.21

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ダイエット中は、とりすぎに気をつけたい「糖質」。体を動かすエネルギーの素ですが、余った分は中性脂肪としてお腹まわりや内臓に溜まりやすく、太る原因になるからです。

甘いチョコレートやドーナツはもちろん、ご飯やパン、麺類などにも多く含まれていますね。主食抜きダイエットに挑戦したことがある方も多いのでは?

「糖」の文字に惑わされがちですが、じつは糖質はこうしたお菓子や穀物類だけに含まれているわけではありません。ダイエットの頼れる味方、野菜にだって含まれているんです!

厚生労働省によると、糖質の1日の必要量はおよそ100g。仮に野菜しか食べていなくても、量によっては糖質過多になる可能性も。

そこで、今回は管理栄養士の望月理恵子さんに「“糖質の多い野菜”トップ10」を伺いました。それぞれ100g当たりに含まれる糖質で比較しています。「野菜=ヘルシー」という先入観を捨てて、さっそくチェックしていきましょう。

■10位:にんじん(6.5g)

炭水化物とは、糖質と食物繊維の総称。にんじんの場合、総炭水化物量のうち糖質が比較的多めなので、摂取カロリーも高くなりがちです。

煮込みすぎるとせっかく含まれているビタミンが損われ、糖質ばかり残ってしまうことに。調理の仕方に気をつけたい食材です。

■9位:たまねぎ(7.2g)

甘みがあり、炒めものや煮込み料理に使われる玉ねぎですが、火を通し過ぎてしまうと、にんじんと同様、ビタミンやミネラルが流出して糖質ばかりが残ってしまいます。

もうじき新玉ねぎの出回る季節。薄くスライスし、サラダとして食べるのもおすすめです。

■8位:ごぼう(9.7g)

炭水化物の割合が多いごぼう。「ということは、糖質も多め?」と思いがちですが、実際には食物繊維の割合がとても多く、糖質は比較的控えめ。食物繊維は整腸作用があり便通もよくなるので、ダイエットにはおすすめの食材です。

■7位:れんこん(13.5g)

糖質は13.5gと少々多めですが、ビタミンCもたっぷり含まれています。歯ごたえよく脂質が少ないれんこんは、腹持ちもよくダイエットにオススメの食材。酸化しやすいので、調理する時は酢水に浸してあく抜きするのを忘れずに。

■6位:とうもろこし(13.8g)

穀物のなかでは低カロリーで知られるとうもろこしですが、成分を見ると、炭水化物のうち糖質の成分がやや多いのが気になります。低カロリーなのをいいことに食べすぎると糖質過多になってしまうので、注意したい食材です。

■5位:じゃがいも(16.3g)

糖質は多いものの、腹持ちもよいじゃがいも。食べ方次第ではダイエットに向いています。調理法も、茹でる、焼く、煮る、揚げる、とさまざまに対応するので、手軽に使える食材です。

■4位:かぼちゃ(17.1g)

こっくりとした甘さを持つかぼちゃ。糖質が多いデメリットはありますが、デメリットを補うだけの豊富なビタミン類、とくにビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンCがしっかり含まれています。美容にも健康にもおすすめの食材です。

■3位:ゆり根(22.9g)

その名のとおり、ゆりの花の根っこ。やさしい甘さで高級食材のイメージがありますが、重量当たりでは食物繊維も多く、ダイエット向きの食材です。

■2位:さつまいも(29.2g)

英語では“sweet potato”ということからもわかるとおり、甘みが魅力のさつまいも。調味料を一切使わない焼き芋でも、その甘さはスイーツといっていいほど。

糖質量も多く食べすぎには気をつけたい食材ですが、皮にポリフェノールがたくさん含まれているため健康効果も期待できます。

■1位:ソラマメ(46.6g)

1位になったソラマメは糖質が高く、その量は食パンとほぼ同等。ダイエット中に向く食材とはいえません。ただ、便通をよくする食物繊維や女性が積極的にとっておきたい鉄分も含まれているので、上手にとりいれたい食材です。

望月先生は、「野菜を食べるときには、ドレッシングやソースを使うことも多いもの。調味料の糖質にも気を配ることが大事です」と指摘します。

マヨネーズ、みそ、酢、トマトピューレ、香辛料、油、バター、塩、こしょうであれば、糖質はほぼ0。ウスターソース、とんかつソース、オイスターソース、トマトケチャップ、本みりん、みりん風調味料、ポン酢しょうゆ、砂糖などは糖質が多めです。

「野菜を食べていれば大丈夫!」と安心せず、糖質を意識することがダイエット成功のコツといえるかもしれません。

(文/よりみちこ)

 

【取材協力】

望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。

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