5分でできることは即実行!成果を上げて定時に帰る10の仕事術

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2016.02.22

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「時間がいくらあっても足りない……」と毎日ぼやいていませんか?

特に働くお父さんお母さんは、時間に追われていることが多いでしょう。そこで今回は、元公立小学校教諭で東京学芸大教職大学院准教授の岩瀬直樹さんの著書『成果を上げて5時に帰る教師の仕事術』(学陽書房)をピックアップ。

著者は、保育園のお迎えをしなければならなくなったことをキッカケに“定時に帰れて成果も上がる仕事術”を試行錯誤していったそうです。教師職の方はもちろん、時間の使い方に悩む会社員の方も参考にできて必見です!

■1:通称“その場でチェックシステム”

「あとからやろう」とする単純な仕事ほど、たまってしまいがち。でも、その場で済ませられる仕事なら、その場で終わらせてしまうことが大切。テストのまるつけ、ノートのチェックはその場で! 内容を忘れないうちに子どもたちも確認できて一石二鳥なのです。

■2:ToDoリスト&突然の仕事は明日のToDoへ

自分の仕事をすべて棚卸ししましょう。前の週の金曜に、来週1週間分のToDoをつくってしまいます。

仕事をすべて細分化し書き出すと、終わらせるべき仕事がどのくらいあるかを把握することが可能。突然発生した仕事は明日のリストへ……。これをルールにしないと、いつまでも帰れません。

■3:5分でできることはその場でやる!

次々と発生する事務仕事は、「この仕事は5分で終わるかどうか」で判断。

そして終わりそうだったら、その場でかたづけてしまいましょう。いちいちToDoリストに発生した仕事を追加していくと、膨大な量となってしまいます。

■4:子どもが発熱! 急に仕事を休まなくてはならないときは……

保育園に子どもを預ける親が直面する問題に、「子どもの具合が悪くなって、突然お迎えにいかなくてはならない」ことがあります。

そんなときのために前もって準備し、自習プリントやたくさんの本を置いておきましょう。万が一の場合のため、事前の準備が大切なのですね。

■5:帰る時間を先に決める&8割主義

いちばんの仕事術は、帰る時間を決めてしまうこと。特に、保育園のお迎えがある人にとっては重要ですね。帰宅時間に焦点を合わせて、決められた時間内に仕事をこなすのです。いくらやってもキリがない内容では8割主義にし、完璧を目指さないことも重要です。

■6:週一回の残業デーを決める

どんなに工夫をしても、やっぱりたまってしまう仕事があります。そんなときは家族と相談し、週一回、何時に帰宅してもよい「残業デー」を決めます。

普段は残業しないで、残業デーに仕事の調整ができれば、気持ちにも余裕が出てくるもの。飲み会などもこの日に合わせれば、家族との時間も削らなくてすみます。

■7:仕事の見積もり時間を把握&チェックリスト活用

「ひとつの仕事にどのくらいの時間がかかるか」を把握し、その時間をどれくらい短くできるかを工夫します。タイマーを使い、自分で時間の締切を設けると、追い立てられるので効率もアップ。

また、教師なら学期末などの忙しい時期、毎回繰り返す仕事はチェックリストをつくって仕事を可視化します。考えずにこなしていけるので、楽チンです。

■8:会議は短くして記録する

早く帰れない大きな原因のひとつに「長い会議」があります。これを改善するために、アジェンダ(会議の時間割、話し合う内容はなにか、ひとつの議題にどのくらい時間を使うか)をあらかじめ決めておきます。

タイムキーパーを決めておいてもOK。話し合いはホワイトボードで議論を可視化。プリントを用意して内容も記録しておきます。会議時間の身通しを確認してからはじめると、いつ終わるかわからない会議より、やる気が出るから不思議です。

■9:学ぶ日・休む日を決める

「教員としてもっと成長したい」など向上心があると、いろいろな研修会や講座に行きたくなってしまいます。気がつくと週末に予定がびっしり……。

しかしそれだと、家族の不満も溜まってくるものです。そこで、カレンダーに「家族の日という予定」を先に入れてしまいましょう。また、学ぶ日を月1など自分へのルールを作ってしまうのも有効です。

■10:職員室(職場)で雑談をしよう

先輩に相談するなど、コミュニケーションも大事。時間が少ないなかでも、積極的に話す機会を増やすことでサポートし合える関係になれます。

そして職員室も、居心地のよい場になります。相談されてイヤな人はあまりいないので、“上手に人に頼る”ということも最大の仕事術かもしれません。

先生の書いた本なので学校での仕事が前提になってはいるものの、見てのとおり、どんな仕事にも生かせそうなものばかり。

ちなみに著者は、「ときにはなにもしない時間も必要」だともいっています。のんびりお散歩したり、ゆっくりお料理を楽しんだりすると、余裕のなかった日常に色鮮やかさが蘇るのです。

「なんのための自分は働いているのか」ということを見つめなおし、よりよい働き方を目指す人には、ぜひ読んでほしい本です。

(文/齊藤カオリ)

 

【参考】

※岩瀬直樹(2015)『成果を上げて5時に帰る教師の仕事術』学陽書房

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