出社は省エネ!在宅勤務で消費エネルギーは20%も増えると判明

  • LINEで送る
2016.02.26

shutterstock_144544808

社会の情報化により、ネット環境さえあればオフィスに行かなくても仕事ができるようになりました。

自宅で仕事をする人が世界中でもっとも多いのはインドで、「週に1回か2回は自宅勤務」という企業も含めると、なんと80%が出勤せずに仕事をしています。

働き方が多様になることはいいことですが、実はこれには問題もあるのです。

■自宅勤務でエネルギー消費が20%も増える

イギリスの大手ブロードバンドプロバイダーのBTグループの調査から、在宅での仕事は環境に悪影響を与えることが判明しました。

もし、すべての人が自宅で仕事をすると、エネルギー消費量が20%も増加するという計算になったのです。照明や冷暖房など、オフィスで共用していたエネルギーがすべて個人の家で消費されると、エネルギー消費は大幅に増えてしまいます。

■車より電車のほうがエネルギー消費は少ない

とはいっても、オフィスへ行くとなると、移動するためにエネルギーを消費しなくてはなりません。人が移動しないほうがエネルギーは節約できるのではないでしょうか?

実は、人の移動に使われるエネルギーは、公共の交通機関を使えばさほど多くはありません。それよりも、個人がそれぞれの家庭で消費するエネルギーのほうがずっと多いのです。特に冬場の暖房は大きなエネルギーを消費します。

自宅がオフィスから遠く、移動手段が車しかない場合には、自宅から動かないほうがエネルギー消費は少ないのですが、公共交通機関がある地域に住んでいる人は、オフィスに出勤したほうがエネルギーの節約になります。

なんと、車で23キロ走るよりも、電車で51キロ移動するほうがエネルギー消費はずっと少ないのです。

調査では、世界中の企業の35%が少なくとも週に1回から2回、従業員を自宅で勤務させていることがわかっています。企業側としては負担する光熱費が減らせるので、自宅勤務させたいという気持ちもわかります。

しかし地球のことを考えると、みんなでオフィスで仕事をしたほうがよさそうです。これからの勤務環境がどうなっていくか、注目です。

(文/スケルトンワークス)

 

【参考】

Working from home can cost the earth-the straits times

関連記事