10分以上話せることは何?隠れた才能を発掘できる10の質問

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2016.02.28

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みなさんにはどんな強みや才能がありますか? もしかしたら、「自分にはなんのとりえもない」「特別な能力なんてない」なんて思っている人も多いかもしれません。

しかし『明日、会社を辞めても「稼げる人」になれる本』(東洋経済新報社)の著者で、集客コンサルタントの金子欽致氏は、誰にでも、人にはない自分の「商品価値」があると主張しています。

金子氏は、「マグネット集客」という独自の方法を編み出し、1,000人以上の独立起業希望者を成功に導いた「集客の達人」。そして本書では、顧客を引きつける「ウリ」を見つけ出し、磨く方法を明らかにしています。

きょうはそのなかから、「隠れた才能を発掘する10の質問」をご紹介しましょう。

自分独自の強みや才能の多くは、日常生活でごく当たり前のようにやっていることのなかにあるそうです。以下の質問を、自分自身に問いかけてみてください。

■1:日々の生活で気づいたら「自然にやっていること」は?

自分にとっては当たり前にできることが、他人からは「そんなことができるなんてスゴイ」と映ることはあるもの。

すぐに思いつかなくても大丈夫。たとえば、1週間と期間を決めて自分の行動を記録してみます。客観的に自分の行動を見返してみれば、「これって意外とスゴイかも」ということを発見できることがあるそうです。

■2:まわりからビックリされるほどお金をかけて「自己投資」していることは?

自己啓発や勉強のためにお金をかけていることを考えてみてください。多額のお金を使っているということは、その学びを通して得た知識や情報は膨大なものになっているということ。

それらをSNSなどで発信していけば、「~を知りたいときは◯◯さん」という風に思われるようになり、ビジネスにつながる可能性もあるそうです。

■3:これまでの人生で関わった時間が一番長い仕事、または趣味は?

ひとつのことを習得するために必要な時間は、「1万時間」だといわれています。つまり1万時間経験を積めば、その分野で一流になれるということ。

なにかを成し遂げようというとき、累積時間は非常に重要。たくさんの時間を費やすことで、平均的な人たちよりも、抜きん出ることができるからです。それがなんなのかを探っていくことで、自分の商品価値を見つける大きなヒントになるというわけです。

■4:小さいころ「性格的なコンプレックス」になったことは? それによりできた「思い込み」は? その「思い込み」により獲得したスキルは?

性格的なコンプレックスとは、自分の性格について自分自身がネガティブな評価をしている部分のこと。しかしその部分が、スキルや才能の獲得につながることも。

たとえば人見知りだという人には、「他人と人間関係をうまく構築できない」という思い込みがあるかもしれません。この思い込みにより、人と関わることなく、自分だけの世界を追求するという行動に出る場合があります。

その結果、小説を毎日読むようになったり、編み物にハマったり……。コンプレックスをきっかけに、ある分野において知識や技術を獲得することがあるのです。

■5:他人の仕事ぶりや才能で、どんなものに異常に嫉妬を覚えますか?

強烈な嫉妬を感じてしまうのは、自分にもその人と同じ才能が眠っているからだと著者は考えているそうです。自分にも才能があるからこそ、その人のすごさがわかってしまうということ。

嫉妬をネガティブな感情として考えるのではなく、それを自分の才能を開花させるきっかけにするとよいそうです。

■6:チームで仕事や活動をするとき、どのポジションにいるときに、もっとも力を発揮できますか?

集団にいるとき、リーダーになりたい人、裏方に回ってサポートしたい人など、自分にとって居心地のいいポジションがありますよね。

居心地がいいのは、自分らしくいられるということ。そのポジションにまわれる仕事を選べば、より人の役に立つことができるというわけです。

■7:人生でもっとも輝いた体験は?

「あのときの自分はキラキラしていた」という経験を思い出してみましょう。すると、自分がいったいなんに充実感を覚えるのかがわかってくるそう。

チームでがんばることが好き、ひとりで動く方が実力を発揮できるなど、自分が輝ける働き方を見つけるヒントにもなるのです。

■8:心の傷として今でも残っている体験は?

トラウマになるような体験は、自分のなかに「偏った思い込み」を生み出すといいます。たとえば「私はなにも考えずに行動すると他人を困らせてしまう人間だ」というような偏った思い込みは、その後の自分を縛り、本来の才能を発揮できなくさせることも。

トラウマを書き出すことで、過去の経験から得た「偏った思い込み」から自分を解放するのです。

■9:仕事で大切にしていることは?

仕事で大切にしているポリシーや価値観はなんでしょうか。難しい場合は「仕事をしていて、強烈な怒りを覚えるときはどんな場面か」を考えてみるとよいそうです。なぜなら怒りや悲しみの感情には、人の価値観がよく反映されるから。

仕事をしていくうえで価値観は重要。自分の仕事での価値観を再確認し、価値観とズレたことは自分の「ビジネス」として選ばないようにすればいいと著者はアドバイスしています。

■10:自分の仕事や趣味で10分以上話し続けられることは?

あることを長く話せるということは、それだけ多くの知識や情報を持っているということ。まわりの人を圧倒するほどの知識や情報は、自分にとっての商品価値となる可能性があるといいます。

本書を読み進めるうちに、自分の隠れた商品価値を発掘することができるはず。独立しようと思っている人はもちろんのこと、会社を辞めずに副業を考えている人もおすすめです。ビジネスのルールやオリジナル商品のつくり方など、「稼げる人」になるためのヒントが満載の一冊。ぜひ、手に取ってみてください。

(文/椎名恵麻)

 

【参考】

※金子欽致(2015)『明日、会社を辞めても「稼げる人」になれる本』東洋経済新報社

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