ひき肉は1kg買う!毎日のご飯作りを楽にする12の小さなコツ

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2016.03.17

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現代は働くお母さんも多いだけに、家族のご飯を3食手づくりするのは、なかなか大変なこと。そんななか、毎日お母さんの手料理を食べられる家族は本当に幸せです。

今回は、雑貨店『hal』のオーナー・2人の母・主婦と3つの顔を持つ、後藤由紀子さん著書の『おおまか、おおらか、だいだいでやってます 毎日続く お母さん仕事』(SBクリエイティブ)をピックアップ。

後藤さん家の“毎日のご飯づくりの小さなコツ”がとても興味深かったので、ぜひご紹介したいと思います。

■1:晩ごはんまでは約20分!

著者は店から家へ帰り、晩御飯をつくり終えるまでがだいたい20分! でも、もちろん、そんな短時間ですべてをつくれるはずがありません。

コツは朝や前の晩に下ごしらえをしておくこと。

たとえば筑前煮なら、朝ごはんとお弁当をつくり終えた流れで野菜を刻み、肉といっしょに鍋に投入。煮ている間に朝ごはんを食べたり、洗濯したり、という具合のようです。

■2:野菜の下ごしらえはまとめて行う

野菜は鮮度の高いうちに無駄なく料理したいところ。だいたい3~4日分の献立やお弁当を考えながら野菜を仕分けるといいようです。

ほうれん草なら1束を全部茹で、水気を切ってジップロックコンテナーへ。かぼちゃ一個なら2分の1~4分の1を蒸してしまい、蒸している間に具材を用意し、冷ましてサラダへ。

にんじんならスライサーで1本千切りにしておけば、サラダにも炒め物にもきんぴらにも使えます。

■3:留守番料理は煮込みがおすすめ

子どもが大きくなり、仕事で一泊の出張をしたり、夜遅くに帰宅したりすることが増えたという著者。そんなときに活躍したのが煮込み料理です。

カレーやクリームシチュー、ポトフなどは食べる直前に温めなおしてもらえばOK。ポトフならキャベツ1/2個を入れ、その他の野菜もたっぷり食べられてヘルシーです。

■4:買い出し前は残り野菜を使いきるメニューを

週に一度、新しく野菜を買いに行く前には、冷蔵庫の野菜を使いきるのがコツ。活躍するのが八宝菜やオイスター炒めです。

残り野菜を全部入れるので分量はそのときによりけりですが、火を通せば野菜のかさも減ります。また、肉やキノコを入れれば旨みも増します。

■5:目分量で味付けできればラク

定番料理の調味料は目分量でできると楽チンです。毎回つくっていれば自然とできるようになるといいます。

「炒め物の醤油はフライパン一回し」とか、煮物は「しょうゆと酒は同じくらい」「みりんはその半分」など調味料の比率を覚え、コツをつかめば簡単です。

■6:魚はフライパンで焼く

グリルはあっても洗うのが大変なので、魚を焼くのはフライパンがおすすめとのこと。

皮目から焼いて、こんがりしたら裏返して蓋をして蒸し焼きに。これだけでメインのおかずになってくれる、働くお母さんの強い味方です。

■7:野菜をゆでるのもフライパンで

野菜を買ってきたら、下ゆですることも多いのですが、そんなときはフライパンはが活躍!

鍋よりも早くお湯がわく上、中の野菜の状態も見やすいようです。茹であがりの確認で菜箸をさすときも、深い鍋よりフライパンのほうが具が沈まずにやりやすいそうです。

■8:サラダは10個まとめて作り置き

生野菜サラダは一人分ずつ、10個のジップロックコンテナーへ入れてつくり置きします。忙しいときはそのまま食卓に出し、家族に先に食べていてもらえてとても便利なようです。

■9:ひき肉は1キロ買って下ごしらえしておく

著者は肉の特売日にひき肉を1キロほど買い込んで、おかずを何品がつくるようにしているそう。

合びき肉の場合は玉ねぎと混ぜて、ハンバーグやピーマン肉詰めやロールキャベツに。ハンバーグは焼いてから冷凍します。鶏ひき肉の場合はれんこんのはさみ焼きを作り、他は鶏だんごにして茹でて冷凍。照り焼きや煮物にも使えて便利なようです。

■10:ポイントを押さえ、30分で5品作り置き

段取りさえよくできれば、30分で5品もつくり置きができるとのこと!

たとえば根菜を茹でたら、お湯は捨てずに中身だけ取り出し、同じお湯で葉野菜を茹でれば時短になります。煮物を煮込んでいるときに洗い物を済ませ、その後におひたしやサラダをつくれば、時間を効率よく使えます。

■11:おかずが少ないときは炊き込みご飯

著者の家では白ご飯にメインのおかず、副菜が2~3品がいつものパターンとのこと。しかし買い出しの前日などはおかずが足りなくなることも。

そんなときに登場するのが炊き込みご飯だそうです。買い置きしてある干ししいたけなどの乾物に、油揚げやにんじん、残り物のきのこを入れればOK。季節を感じさせる春の豆ごはん、秋の栗ごはんなどもおすすめです。

■12:毎日のみそ汁の具は2種類で

具だくさんのみそ汁も魅力的ですが、具が2種類くらいなら毎日でも苦にならず、さっとつくれて便利なようです。

だしは週に2回程度取り、冷蔵庫で保管。人数にもよりますが、著者の家では2日間でなくなるとのことです。

家族の健康のためにお母さんが毎日つくる、さまざまなおかず。これほど温かく愛情の詰まったものはないと思います。効率よくつくれる小さな工夫の数々は、ぜひ取り入れてみたいですね。

本書のなかには他にも、狭い台所だから使いやすい道具や収納、気持ちよく暮らすためのコツなども掲載されています。ぜひ手にとって参考にし、ほっこりした気持ちになっていただきたいと思います。

(文/齊藤カオリ)

 

【参考】

後藤由紀子(2016)『おおまか、おおらか、だいだいでやってます 毎日続く お母さん仕事』SBクリエイティブ

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