要注意!おいしいけど「意外とカロリーが高いナッツ」トップ10

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2016.03.23

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ナッツ類は糖質が少なく、良質な脂質やビタミン、ミネラル、美肌をつくるために欠かせないたんぱく質などが豊富で、美容にもよいスーパーフードとして注目されています。

しかしその反面、「ナッツは脂溶性成分が多く、高カロリーなので、どんなナッツを組み合わせても合計1日25g程度(約10粒/日)にするようにしたいもの」だと教えてくださったのは、管理栄養士の望月理恵子さん。

そこで今回は、ナッツを100g食べた場合のカロリーを比較した「高カロリーなナッツ トップ10」をご紹介します。

硬くて噛む回数が増えるナッツは、10粒ほどの少量だけならダイエット中の間食にも最適。たくさん噛むことで満腹中枢を刺激し、腹もちがよいと感じられるからです。食べすぎに注意するためにも、高カロリーな種類を知っておきましょう!

■10位:栗(164kcal)

栗は他のナッツにくらべて炭水化物(でんぷん)が多く、脂質が少ないのが特徴。また、たんぱく質、ビタミンA、B1、C、カリウムも豊富です。1粒が大きいので、1日2~4個ほどにしておけばカロリーオーバーにならないでしょう。(214kcal/10粒)

■9位:銀杏(187kcal)

ビタミンE、銅、ビタミンC、カロテンが豊富な銀杏は、食べすぎには注意が必要!

メチルピリドキシンというビタミンB6の働きを阻害する成分を含むので、神経障害、腹痛や吐き気、最悪の場合はショック症状で命を落とすほどの中毒を引き起こすことも。10歳以下なら多くても5粒、大人でも10粒ほどにした方が安心です。(57kcal/10粒)

■8位:シイの実(252kcal)

「食べられるどんぐり」といわれるシイの実は、炭水化物、ビタミンC、マンガンが豊富。食べたことがない人は、秋になったらぜひフライパンで炒ってみてください。自然の香ばしい味が楽しめますよ。(100kcal/10粒)

■7位:カシューナッツ(576kcal)

中華料理店ではカシューナッツとピーマン、鶏肉を一緒に炒めたメニューがおいしいですね。銅、不飽和脂肪酸、マグネシウム、亜鉛が豊富です。銅は赤血球の材料なので貧血予防にもなります。(58kcal/10粒)

■6位:アーモンド(598kcal)

カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、食物繊維、ビタミンEが特に豊富で、栄養面では優等生のアーモンド。アーモンドはダイエット中のエネルギー消費を上げ、血液の状態を保ってくれます。

ただ気をつけたいのは塩分の過剰摂取。味つけされたものが多いので、できるだけ無塩ものを選ぶとよいでしょう。(60kcal/10粒)

■5位:ヒマワリの種(611kcal)

手軽に栄養補給できることから、アメリカのメジャーリーガーが球場で食べながらプレーしていることでも知られるヒマワリの種。飽和脂肪酸、ビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンが豊富です。(49kcal/10粒)

■4位:クルミ(674kcal)

ビタミン、ミネラルの豊富な食品ですが、実の7割が脂質なので食べすぎに注意しなくてはいけません。1日7粒ほどを目安に食べましょう。しかしクルミに含まれるビタミンEは抗酸化力があるので、紫外線対策やシミ、しわ対策に効果が期待できます。(270kcal/10粒)

■3位:ヘーゼルナッツ(684kcal)

不飽和脂肪酸、葉酸、食物繊維が含まれています。葉酸は妊婦とお腹の赤ちゃんを守る栄養素。鉄分不足にもなりがちな妊婦さんやママには、ほうれん草とヘーゼルナッツのサラダなどがおススメです。(103kcal/10粒)

■2位:ペカンナッツ(702kcal) 

「なにそれ?」と思う人も多いでしょうが、いま、モデルさんなど美意識の高い人々の間でひそかな話題になっているのがクルミ科のペカンナッツです。

甘みが強く食べやすいので、クッキーやチョコレートなどのお菓子に混ざっていることも。他のナッツ同様、食物繊維が豊富です。(98kcal/10粒)

■1位:マカダミアナッツ(720kcal)

外国のお土産としてもおなじみのマカダミアナッツは、ナッツ類のなかでも脂質含有量が多いのが特徴。マカダミアナッツのチョコレートがけなどは、カロリーを気にせず食べる分には最高の相性ですが、1粒でもかなり高カロリーなのです。(144kcal/10粒)

ちなみにナッツはロースト(素焼き)したものよりも生の方が、脂肪が酸化されていないので鮮度がよいそうです。殻つきであればさらに鮮度がよいとされ、殻の重さを考えると、ナッツそのものを100g食べるよりは低カロリーに抑えられます。

一度食べたら止まらないナッツ。食べすぎるとこんなに高カロリーになってしまうので、スーパーフードとはいえ注意しなくてはいけません。

でも種類や量、食べ方にまで気を配れたら、より美容と健康効果に期待できますね。

(文/中田蜜柑)

 

【取材協力】

望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。

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