24時間食事しない!痩せて性格まで変わる「週1断食」の始め方

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2016.03.25

suzie.20160325

『週1断食で万病が治る』(三浦直樹著、マキノ出版)の著者は、薬に頼らずに自然治癒力を引き出す「統合医療」を実践しているという医師。

2007年には臨済宗の僧・野口法蔵氏のもとで「坐禅断食」を学び、断食指導も行っているのだそうです。

本書ではそのような経験に基づいて、「週1断食」の方法を紹介しているわけです。「断食には興味があるけど経験がない」という断食初心者は少なくないと思いますが、著者によれば「週1断食」はそんな人に最適なのだとか。

事実、著者自身が断食の効能を実感しているのだそうです。最初に試してみたのは、動物性食品をやめ、一口につき50回噛むこと。すると、それだけでも食事の量はかなり減ったというのです。

そして半年で15Kg、10ヶ月後にはさらに5Kgも体重が落ちることに。動物性食品をとらないせいか性格はどんどん穏やかになり、肌もきれいに。さらに思考がクリアになるなど、血行状態が断然よくなったというのです。

そんな話を聞くと、試してみたくもなるもの。そこで、ビギナー向けの「週1断食」がオススメだということでます。

しかし、週1日、2食抜くだけの「週1断食」、いったいどのように行えばいいのでしょうか?

■24時間なにも食べない

週1断食とは、週に1回、24時間、体に食べものを入れないということ。たとえば断食前日の夜7時に夕食をとったら、断食当日は朝食と昼食を抜き、夜7時までなにも食べないようにするわけです。

朝食をとって、昼食と夕食を抜くのでもOKで、つまりは食事と食事の間を24時間空ければよいということ。

ここでは、朝食と昼食を抜くやり方が説明されています。

■朝食と昼食を抜くやり方

(1)準備食はあっさりしたものを

3日以上断食をする本断食では、断食に入る前に数日間の減食期間を設け、徐々に食事の量を減らしてから断食を開始するのだそうです。

とはいえ断食前の食事(朝食と昼食を抜く場合は前日の夕食)は、なるべく体にやさしい内容を心がけたいといいます。

朝食と昼食を抜く場合、前日の夕食は寝る2時間前までにとること。できれば和食中心のメニューにし、動物性のものや脂っこいものは控えたほうがいいそうです。

たとえば、ご飯と味噌汁に野菜中心のおかずなど。おかずは野菜炒めなど油を使って調理したものより、おひたしや煮物などあっさりしたものがいいとか。

もしくは、そばやうどんなどで軽くすませるのもOK。量は腹八分目にして、アルコールはNG。こうして、翌朝からの断食に備えるわけです。

(2)断食中は水分だけとるように

前日の夜7時に夕食をとったら、断食当日は朝食と昼食を抜き、夜7時までなにも食べないようにします。

とってよいのは、ゼロカロリーでカフェインを含まない水分だけ。水であれば軟水でも硬水でもかまわないそうですが、水道水の場合は家庭用の浄水器を通したほうがいいようです。

水以外のものが飲みたければ、おすすめは三年番茶か柿の葉茶だとか。

断食中、水分はいつとっても大丈夫。ただし、注意すべきは量。断食中は口寂しさからたくさん飲みすぎてしまいがちですが、水分をとりすぎると体が冷えてしまうわけです。

また、一気飲みも胃腸を冷やすのでよくないそうです。水分をとるときはよく噛んで飲むようにすると、体が冷えるのを防ぐことができ、空腹感を抑えるのにも役立つといいます。

なお、断食中に吐き気などが出た場合は、塩をなめても大丈夫。また、健康維持機が目的なのであれば、酵素ジュースを飲みながら断食したり、おなかがすいて困るときは野菜ジュースや甘酒、くず湯などを飲んだりするのもひとつの方法。

(3)回復食にはおもゆやお粥を

断食でもっとも大きなポイントになるのは、断食後の食事だといわれているそうです。

事実、本断食でも断食を終えたあとの食事を「回復食」と呼び、おもゆやお粥などからはじめ、準備食と同じように数日かけて徐々に通常の食事に戻していくのだといいます。

ただし週1断食の場合は、回復食も基本的には準備食と同じと考えればいいというので、さほど難しくはないと思います。

ポイントは、アルコール、動物性のものや脂っこいものは避け、野菜を中心とした和食の献立にすること。

断食後1~2日はそのような食事を心がけ、それ以降は通常の食事に戻してかまわないそうです。

なお、ときどき、断食を終えても食欲がない、体がだるい、和食中心のメニューでも胃が荒れるという人がいるとか。そのような人は、甘酒やお粥など胃にやさしいものからはじめ、徐々に通常の食事に戻すようにしましょう。

もちろんドカ食いは言語道断ですが、断食明けの1~2日間を少食にセーブすることができれば、それ以降もうまく少食の習慣がついていくのだといいます。

もちろん準備食と同様に、回復食も腹八分目にしておくべき。

こうして確認してみると、「週1断食」は意外に簡単そうです。本書ではさらに詳しく解説されていますので、気になる人は参考にしてみるといいかもしれません。

(文/書評家・印南敦史)

 

【参考】

※三浦直樹(2016)『週1断食で万病が治る』マキノ出版

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