「僕だけがいない街」以外にもあった!タイムスリップ漫画10選

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2016.03.28

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仕事で、家庭で、恋愛で。辛いことがあったとき「昔はよかった。あのころに戻りたい」と考えたことはありませんか?

過去に戻ってやりなおしたいと思うほど、後悔していることはありませんか?

漫画を原作とした『僕だけがいない街』が映画化されて話題になっています。29歳の主人公が10歳に戻り、過去を変えようと奔走する物語。

しかし本作以外にも、登場人物がタイムスリップしてやりなおしを試みたり、過去からなにかを学んだりする漫画は少なくありません。

そんな漫画を10作ご紹介しましょう。

■1:『ReLIFE』(夜宵草)

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ご存知の方が多いかと思いますが、今年アニメ化が決定した「人生やりなおし系」の人気作。

仕事を辞めてからニート状態に陥ってしまった27歳の主人公が、社会復帰のための実験に参加。若返りの薬を飲んで高校生に戻り、二度目の高校生活を送る物語。

主人公が個性的な高校生に振り回されながら過ごす学生生活はコミカルですが、感動させられる部分も。「人生、やりなおしたい」と思ったことがある人は必読です!

■2:『トモダチごっこ』(ももち麗子)

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名門高校に通う主人公は、イジメられていた幼馴染を助けたことでいじめの新しいターゲットにされ、自ら命を絶とうとします。ところが、なぜか中学生のころまでタイムスリップしてしまいます。

再び同じ高校に通うことを決めた主人公は、またしてもイジメのターゲットにされてしまいますが、幼なじみの少年と再会したことで第1の人生とは異なる人生が動きはじめます。

イジメ・友情・復讐など、重いテーマを扱っているだけあって、考えさせられる作品です。

■3:『ただいま’69』(河あきら)

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主人公は、大学を卒業したけど就職が決まらなかった普通の女の子。あるとき事故に巻き込まれ、1969年にタイムスリップしてしまいます。この作品で若返るのは、主人公ではなくお父さん。なんと5歳児になってしまうのです。

まだ明日を信じることができた1969年に、「自分は必要とされていないのでは?」と感じていた主人公はなにを得るのでしょうか?

作者の青春時代を舞台にしているだけあって、描写に時代への愛情が感じられます。

■4:『変則系クアドラングル』(万丈梓)

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いびつな「四角形」の恋模様を描いたラブストーリー。ある事件で高校時代に好きな人を傷つけてしまい、そのことを後悔している主人公の前に「青春をやりなおさせる」力を持った謎の女の子が現れ、主人公を事件の前にタイムリープさせます。

主人公以外にもタイムリープしている登場人物がいたり、多くの伏線が貼られていたりと続きが気になる作品です。

■5:『代紋TAKE2』(原作・木内一雅、作画・渡辺潤)

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ヤクザのタイムスリップを描いた異色の作品。

なにをやってもうまくいかないチンピラの主人公は、組の抗争で命を落とします。しかし、目を醒ますとそこは10年前の世界。主人公は21歳の身体と31歳の知恵と経験を駆使し、ヤクザとしてのし上がっていくことを決めます。

見どころは、賛否両論を呼んだ最終回。まさかの展開で誰もが驚くこと間違いなしです。長い作品ですが最後まで読む価値は充分あります。

■6:『アゲイン!!』(久保ミツロウ)

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かつてドラマ化もされた人気作。高校三年間を友だちもつくらずに過ごしてしまった主人公は、卒業式の日に階段から落ちて3年前の入学式にタイムスリップしてしまいます。

紆余曲折あって、憧れていた応援団の女団長と応援団の再興を目指すことに。こうして、主人公の二度目の高校生活がはじまります。

コミュニケーションが苦手な主人公が必死になる姿に、勇気をもらえるかもしれません。

■7:『リプレイJ』(今泉伸二)

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ケン・グリムウッドの小説『リプレイ』を原案とし、大幅に焼きなおした作品です。

かつては大学ラグビー部のヒーロー、現在は証券会社でダメ社員として扱われている主人公が大学時代にタイムスリップ。

以前の記憶を活かして株式投資で成功し、その後も多くのビジネスに関わり信用を得ていきます。そんな彼の前に、自分以外のタイムトラベラーが現れるところから物語が動き出します。

主人公が証券会社勤務ということもあり、経済ネタが豊富な作品。はじめはすべてがうまくいきますが、やがて先の読めない展開が待ち受けています。

■8:『生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと』(永瀬ようすけ)

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32歳の主人公は、自暴自棄になり母校の屋上から転落します。気がつくとそこは20年前の世界。

小学6年生に戻った主人公は人生をやりなおそうと試みるのですが……と、一見すると普通のタイムリープもの。しかし主人公の性格が屈折しており、欲望のままに生きようとするのです。

読者が主人公の破滅を望むほど残酷な内容ですが、一味違った作品が読みたい(そして残酷な描写に耐性がある)方は手に取ってみてもいいかもしれません。

■9:『片翼のラビリンス』(くまがい杏子)

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ゲームが好きなぽっちゃり系女子高生が2年前に戻り、恋のやりなおしに挑戦するラブストーリー。

「片想いしている人が美人な自分の姉とつきあっている」という設定が、いい味を出しています。妹想いな姉の幸せを願うなら、自分の恋を捨てなければいけません。でも、主人公は姉と彼が出会わないように努力してしまうのです。

果たして、この恋の行方はどうなるのか? まだ連載中の作品なので今後が楽しみです。

■10:『友達100人できるかな』(とよ田みのる)

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36歳の主人公は、出産を控えた妻と平凡ながらも幸せな人生を送っていました。

しかし、突然地球を侵略しにやってきた宇宙人に、「侵略を中止してほしければ、愛の存在を証明するために、小学生に戻って友達を100人つくれ」と要求されます。小学3年生に戻った主人公は、卒業までに100人の友だちをつくれるのでしょうか?

人と人のつながりを大切にした一作。マイナーですが誰にでもお勧めできる漫画です。

どんなに辛くても・後悔していても現実世界では過去に戻ることができません。だからこそ、こうした作品から勇気をもらわないといけないのかもしれませんね。

(文/堀江くらは)

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