2500年前の兵書から学ぶ!恋愛で幸せになるための5つの鉄則

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2016.03.31

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「憧れのカレといい感じになっても、なぜか結局フラれちゃう……」

そんな悩みを持つ女性におすすめしたいのが、『女子の兵法』(佐伯紅緒著、セブン&アイ出版)。脚本家・小説家として活躍する著者が、孫子をはじめ古今東西の兵法を恋愛に読みかえ、自身の失敗談もさらけ出してまとめた女子のための恋愛兵法書。

「自分を見つめ直す」「出会いをモノにする」「ターゲットを絞る」「ターゲットをパートナーにする」「パートナーを結婚に持ち込む」「釣られた魚にならない」の6つのシチュエーション別に、合計70の戦略が見開き2ページずつコンパクトに、具体例とともに紹介されています。

そのなかから、ハッピーな恋愛を呼び込む5つの鉄則に耳を傾けてみましょう。

■鉄則1:安売りしない

「算多きは勝ち、算少なきは勝たず、而(しか)るをいわんや算なきに於(お)いてをや」

「あこがれのアーティストにヤリ捨てされた女性」というショッキングなケースとともに紹介されているのが、孫子のこの言葉。

計画や準備が勝利をもたらすのであり、それらのない戦いは論外。戦場での鉄則は恋愛にも通じると著者はいいます。たとえば彼好みのファッション研究や、恋愛テクニックの習得など。つまり、ここでいう「安売り」とはなんの策も持たずに男性と向き合うこと。

「努力する時間なんてない!」という方へ、著者はとっておきのアドバイスを最後にサラッと書いています。

「痛い思いをするより、先に地雷を踏んで学習した先輩のあとをついていった方が効率がいい」。

まずは、そんな先輩女子を見つけることからはじめてみては?

■鉄則2:男を甘やかさない

つきあった男がみんなヒモになってしまうという「ダメんず好き女性」のケースでは、孫子の言葉、「よく敵人をして自ら至らしむるは、これを利すればなり。よく敵人をして至るを得ざらしむるは、これを害すればなり」が紹介されています。

相手になにかしてほしければ、「そうすれば有利」と相手に思わせること。してほしくないのなら、「そうすれば不利」と思い込ませること。

このケースでは、男性に働いてほしければ、男性に「オレが彼女を養うんだ」と思わせればよいということ。男性は、弱い存在を守りたいと思うもの。努力して手に入れた経済力も、時には妨げになるのです。

■鉄則3:「ダメ出し女」にならない

「あんなにキレイなのに、どうして独りなの?」。周囲からそんな目で見られる女性には共通点がある、と著者。それは、よいご縁をマイナス評価で逃していること。

そんな女性たちに著者が贈るのは、極真空手十段でマンガ『空手バカ一代』のモデルにもなった伝説の空手家・大山倍達の言葉「心にゆとりをもって人に対すれば、笑顔ひとつで味方がつき、敵を呑む」。

恋愛から結婚に持ち込むためには、相手に対するリスペクトを忘れてはいけない。タブーは、相手を値踏みすること。

足りないものを数え上げるのではなく、心に余裕を持ってプラス評価で男性を見る寛容さが大切。そう著者はアドバイスします。

■鉄則4:肉食系男子に振り回されない

肉食系男子といっても、ここで指すのはいわゆるカラダ目当ての輩。著者は「女の側で危機管理というか、コントロールするしかない」と警鐘を鳴らします。

紹介されているのは、『五輪書』に収められた剣豪・宮本武蔵の言葉。

「敵浮気にして、事を急ぐ心見ゆる時は、少しもそれに構わざるようにして、いかにもゆるりとなりて見すれば、敵も我が事に受けて、気ざし弛(ゆる)むものなり」。剣術テクニックを解説した言葉ですが、著者にかかれば恋愛アドバイスに。

いわく、肉食系男子はあきっぽく、スンナリ攻略できてしまえば簡単に次へ行く。相手がガンガン攻めてきたらスピードダウンし、こちらのぺースに持ち込むべし。つまり、最初のデートは様子見。これが鉄則といえそうです。

■鉄則5:相手をリスペクトしすぎない

相手に尊敬の気持ちを持つことは、円滑なコミュニケーションの基本。それでも著者は、過度のリスペクトは恋愛を遠ざけるといいます。平たくいえば、憧れオーラを出し過ぎると男性は引いてしまうのです。

「憧れをもちすぎて、自分の可能性をつぶしてしまう人はたくさんいます」。これはメジャーリーガー・イチロー選手の言葉。相手がいくらモテモテの男性でも、毅然としていてよい、と著者。ときには自分の本心を隠し、なんでもないフリをすることも立派な戦略なのです。

著者は、「『生まれつきの恋愛長者』などという人は存在しません」と断言します。

誰もが最初は初心者。だからこそ、相手を思いやりつつ翻弄する女子の兵法を学べば戦わずして、心を奪う、つまり恋愛優位に立つことができる、と説くのです。

2,500年分の知恵を生かしたアドバイスは説得力抜群。恋愛は斬るか斬られるかではなく、自分も相手も幸せになることをめざす1対1の人間関係だと気づかされるのです。

恋愛がうまくいかないと悩んでいる女性は必見の1冊です。

(文/よりみちこ)

 

【参考】

佐伯紅緒(2016)『女子の兵法』セブン&アイ出版

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