実績を「数字で表現する」ことが大切!印象に残る自己紹介のコツ

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2016.04.02

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新年度を迎えて、新しい環境に身を置く人も多いこの時期。避けられないのが「自己紹介」ですよね。

第一印象はその後の人間関係を左右することもあるだけに、最初の挨拶でどんな人物であると思われるかはとても重要。

そのコツを、シニア野菜ソムリエで、2016年2月に『美女と野菜 “ずるいほど”簡単でおいしい綺麗な人の習慣』(日本文芸社)を出版し、いまやメディアに引っ張りだこの中村慧子さんが教えてくださいました。

■実績を目に見える形で数値化する

中村さんは、仕事の場面でもプライベートでも、まずは自分を知ってもらうことが大事だと話します。

「25歳なら25歳なりの、40歳なら40歳なりの人生の積み重ねがあるわけですから、その人なりのキラリと光るなにかがあるはずです。

“私にはなにもない”といっている人はとても多いんですが、本当になにも実績がない人と私は会ったことがありません。

それまでの人生を見なおして、目に見えるわかりやすい表現で伝えればいいんです。その際に“数値化”することがポイントです」(中村さん)

女性に人気の資格である「野菜ソムリエ」のなかでも最高峰の資格といわれる「シニア野菜ソムリエ」を持つ中村さん。

実はシニア野菜ソムリエの資格を取得するにあたって、3回試験に失敗し、4度目の正直で合格したという経緯があるのだといいます。“数値化”することは、そのときの経験から得たそうです。

「シニア野菜ソムリエになるためには、講座を受講した後に事業計画書を提出し、さらに面接試験を突破しなければなりません。

私はもちろん、常に情熱をもって真剣に試験に取り組んでいたんですが、振り返ると、“こうなりたい”“ああいうことがしたい”という、理念や思いだけがほとばしっていました。

でもそれをいくら伝えても、説得力にならないし、相手の印象にも残らないんですよね。そのことに気づいてから、私はひたすら、数値化できることはできる限り数字で表現するように心がけました」(中村さん)

■数字で表現すれば関心を持たれる

想いを伝えるだけでなく、実績を目に見える形に表す。それには“数値化”するのがいちばん――という中村さん。

たしかに、中村さんのプロフィールや、著書『美女と野菜 “ずるいほど”簡単でおいしい綺麗な人の習慣』(日本文芸社)には、以下のように、具体的な数字がいくつも出てきます。

“全国で5万人を超える野菜ソムリエのなかでただ1人の「元女優」かつ「現役の作家」”

“学んだ野菜の知識を生かして15㎏のダイエットに成功。7年間リバウンドなし”

“茶道歴10年”

“2015年アメーバブログ会員4,000万人中「最も影響力のある100人」に選出”

“野菜美女になる7か条”

“デートは100とおりの「おいしい」で盛り上がる”

「こうした数字を挙げると、ただ想いを伝えるだけよりも多くの人が興味をもってくれます。説得するにはまず数字。

これは初対面の人や自分のことをよく知らない人に関心を持ってもらうためにとても有効で、“ずるい”やり方です。ずるいというのは、辞書を引くと“要領がいい”という意味があります。つまり、要領よく、自分の見せ方を演出することが大事ということなんです」(中村さん)

中村さんの言葉に力がこもるのは、数字で表現することの威力をご自身が十分に経験しているから。

本を出版するためにとにかく実績をつくろうと、テレビや雑誌などさまざまなメディアに取り上げてもらうために飛び込みで営業を行いました。その際にも、具体的な数値をプロフィールや本の紹介文にちりばめたところ、成功率はなんと8割に達したそうです。

その経験をもとに、野菜ソムリエに限らず何らかの資格を持っていながらそれが仕事に結びついていない人などを対象に、相手に印象付けるプロフィールづくりの指導も行っていらっしゃいます。

■理想の仕事を実現する3つの努力

「資格を取ったばかりのころ、なかなか仕事に結びつかなくて野菜ソムリエとしての生き方に迷いを感じていたとき、“じっとしていても誰かが見つけてくれるような天才だと思うな”という言葉に出会ったんです。

たしかにそのとおりなんですよね。自分の存在を知ってもらわないことには仕事なんて来ないんですから」(中村さん)

そのために中村さんは、「知ってもらう努力」のほかに「学ぶ努力」と「実践する努力」、合わせて3つの努力が必要だと語ります。

「自分を知ってもらおうと思うと、当然、初めましての人にもどんどん会っていかなければなりません。

初対面の人に自分を知ってもらおうというのは、やはり勇気の要ることです。でも、それまでしっかり学んで、学んだことをちゃんと行動するということを続けていれば大丈夫。

逃げずに実践していれば、自然と実績として表現できる数字が積み重なっていきます。ですから、逃げない、ごまかさない自分を作っていたら、過去の自分が背中を押してくれるんですよ」(中村さん)

(取材・文/宮本ゆみ子)

 

【取材協力】

中村慧子・・・1984年兵庫県生まれ。シニア野菜ソムリエ。

全国約5万人の野菜ソムリエの中でただ1人の「元女優」かつ「現役の作家」。学んだ野菜の知識を生かして15kgのダイエットに成功し、その後7年間リバウンドなし・肌トラブルなしを継続中。

また、自らが実践している「野菜習慣」や「フリーランスとして仕事をする方法」を掲載したアメーバブログは常にランキング上位に位置し、2015年アメーバブログ会員4,000万人中「最も影響力の高いTOP100」に選出される。

JCB、Panasonicでの企業内講演、レシピ開発、コラム執筆をはじめ、フジテレビ「Beauty Recipe」、雑誌「anan」に美容部員として連載。「美的」「MORE」「Body+」など美容をテーマとする媒体に多数出演する他、PR、商品開発、飲食店アドバイザー、料理撮影まで幅広く活躍している。

 

【参考】

中村慧子(2016)『美女と野菜 “ずるいほど”簡単でおいしい綺麗な人の習慣』日本文芸社

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