毎日スプーン1~2杯飲むと便秘も改善!椿油の意外な健康効果

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2016.04.05

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オリーブオイルが食用としてだけでなく、肌や髪など美容にもよいことはよく知られています。最近では、アボカドオイルやココナッツオイル、亜麻仁油なども有名ですよね。

そんななか、その効能が注目されているのが、世界3大オイルのひとつであり、日本が誇る椿油(カメリアオイル)です。

■椿油の80%はオレイン酸でできている

オレイン酸とは、体によいとされる不飽和脂肪酸の一種。オリーブオイルや紅花油、キャノーラ油、アボカドなどに多く含まれています。

オレイン酸は、脂肪酸でありながらコレステロールを減少させたり、ガン細胞を抑制したり、血液をサラサラにしてくれることもあり、生活習慣病を防ぐ効果があることがわかっています。

実は人間の肌は、主成分の40%がオレイン酸でできています。

ここで注目すべきは、椿油の成分の80%以上がオレイン酸だといわれていること。それが、椿油が髪や肌などによいとされている理由なのですね。

特に髪によいことが有名ですが、その効能は、髪を艶やかで美しく保つということだけではありません。

髪に栄養を与え、保護し、切れ毛や傷みに効果があり、さらには白髪、抜け毛、フケ、かゆみの予防にもなるのです。まさに、アンチエイジングの味方。

■椿油は1200年も前から使われている

椿油は「カメリア・ジャポニカ(Camellia Japonica)」と呼ばれ、世界でも注目されています。歴史は非常に古く、1200年前の平安時代から食用、灯用、化粧、薬などに重宝されていたという記録があります。

遣唐使が献上品として、唐に椿油を贈っていたという話もあるようです。太平洋戦争時には、零戦の燃料としても用いられました。

今日でも、力士の鬢付け油として使われていることも有名な話。実際、力士の近くにいると、椿油の甘い香りがするんですよ。

産地としては伊豆大島や長崎県の五島が有名ですが、生産量日本一は伊豆諸島のひとつ、利島(としま)。

この、周囲が約8kmしかない小さな東京都の島で、日本一の生産量を誇る椿油がつくられているのです。

島全体が椿林に覆われ、約20万本の椿が自生しており、冬になると島全体に美しい椿が咲き誇るそうです。

■椿油を1~2杯飲むと健康維持もできる

椿油の効能は、肌や髪のケアだけではありません。食べることもできるので、まさに万能。独特の香りがありますが、無臭のものも最近では売られています。

また、椿油は熱に強い性質を持っています。そのため、加熱調理時にも栄養が失われにくいので、炒めものや揚げものに使うこともおすすめです。

かつて、徳川家康も椿油で揚げた天ぷらを食していたといわれており、いまでも椿油の天ぷらは高級料亭やこだわりの天ぷら屋さんで使われています。

香りが気にならないようであれば、サラダにかけたり、そのまま食べたりするのもいいでしょう。

そして、毎日スプーンに1~2杯飲むことで、コレステロール値の低下、動脈硬化や心臓疾患の予防、便秘の改善にも。

体のなかからデトックスし、健康を維持することができるのです。

使ったことがない人には、あまりなじみがないかもしれません。

しかし椿油は、世界に誇る日本の素晴らしい特産物。その効能や栄養の素晴らしさが、より多くの人に広まればいいなと思います。

(文/hazuki)

 

【参考】

Camellia Oil Quality Indices from seeds harvested in Pontevedra (NW Spain)-International Camellia Society

Camellia Oil for Skin Care-Tatcha

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