これで全て解決できる!会議資料に使う「グラフ」の正しい選び方

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2016.04.06

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こんにちは、深沢真太郎です。ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

私は仕事柄、多くの企業から社員研修のご依頼をいただきます。そのような研修の場では、参加者のみなさまからたくさんのご質問をいただくのですが、実はそのなかでとても多いもののひとつが「グラフ」に関することです。

■グラフの正しい選び方とは?

「たとえば会議資料などをつくるとき、何グラフを使えばいいのか迷うんです」

もしかしたら、みなさんにも思い当たる節があるかもしれませんね。

そもそもグラフというものは、伝えたいことがあるから使うものです。ですから、何グラフを使うべきか迷われたときは、この基本に立ち返ってください。

「伝えたいことは、なんだ?」

それが決まれば、必然的に使うグラフも決まります。

たとえばある会社の従業員は男性が34人、女性が146人だとしましょう。この数字を使ってグラフをつくるとき、ただ漠然とグラフ化してはいけません。

グラフを使うということは、なにか伝えたいメッセージがあるはずです。そのメッセージが伝わりやすくなるようなグラフを選択しましょう。

たとえば、次のようなメッセージの場合。

「女性従業員の人数は男性の4倍以上です」

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「従業員のおよそ2割が男性です」

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伝えたいメッセージが変われば、それにあわせて使うグラフも変わります。

前者は人数の大小を伝えたいので、大小を表現できる棒グラフを選択。後者は「2割」を伝えたいので、シェアを表現できる円グラフを選択しましょう。

■伝えたいことでグラフを選ぶ

「何グラフを使えばよいかわからない」というのは、たいていが「なにを伝えたいのかが決まっていない」ケースです。

特に伝えたいことがないときはどうすればいいか?

簡単です。グラフにする必要などないのです。もっといえば、そのデータ自体、見せる必要などありません。なぜなら、そのデータにはメッセージがないのですから。

みなさんは、そのデータでなにを伝えたいのでしょうか?

どうか、データをグラフ化する前に少しだけ自問自答してみてください。そうすれば見違えるほど、資料は見やすく、わかりやすいものになりますよ。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

ビジネス数学の専門家 深沢真太郎 〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube

ビジネス数学ブログ

深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社

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