軽く決めておくだけで「時間がない!」と悩まなくなる3つのこと

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2016.04.08

happy mama

新年度がスタートしました。この春から職場復帰するママも少なくないのでは?

ただでさえドキドキの職場復帰に家事、育児と、やることは山積み。「朝は子どもを保育園に送り、バタバタ!」「退社時間になっても、仕事も中途半端なまま……」と悩みは尽きません。

そんな悩みに答えてくれるのが、『マンガで楽しく読める〈仕事も育児も!ハッピーママ入門〉』(加倉井さおり著、かんき出版)。

著者は財団法人で18年間保健師・心理相談員を勤めた後、起業。働く女性を対象にしたセミナーやカウンセリングを行うかたわら、男の子3人を育てる現役ママでもあります。

自身の経験や失敗談を踏まえ、忙しくても毎日ニコニコ過ごせるハッピーママへの道をアドバイスしています。

そのなかから著者が提唱する、時間を上手に使うために決めておきたい3つのことをご紹介しましょう。「時間がない」と悩むすべての人にとって役立つアイデアです。

■時間を上手に使うために決めておきたい3つのこと

(1)「増やしたい時間」と「減らしたい時間」を決めておく

これによって、生活のなかでの優先順位がはっきりしてくる、と著者。たとえば「増やしたい時間」には、「子どもに絵本を読む時間」「睡眠時間」「本を読む時間」など。

自分や家族にとって必要なこと、リフレッシュになることを優先して増やしていければ、気持ちにも余裕が生まれハッピーママに近づけます。

また、睡眠時間を削って仕事や家事をしていると体調不良を招くことも。健康にかかわる時間は意識して増やしたいものです。

反対に「減らしたい時間」には、たとえば「スマホをいじる時間」「ネットサーフィンしている時間」「テレビを見ている時間」など。

気づかないうちにダラダラと時間を費やしてしまいがちな行動には、時間を決めることが有効です。

(2)あえて「やらないこと」を決めておく

家事をはじめ、日々していることのなかには「やらなければならないこと」と「やっておければいいなぁと思うこと」が混在しています。カンペキをめざすと、息切れも心配。

そこで著者がおすすめするのが、やらないことリストをつくること。「掃除機は2日に1度しかしない」「帰宅後は携帯を見ない」など、思い切ってルーティンの断捨離をしてみましょう。

たとえば、小さい子どもがいると、部屋がおもちゃで散らかるのは仕方がないこと。できるだけキレイな部屋をキープしたくてこまめに片づけていると、「このおもちゃをしまうのは、今日これで3度目!」なんていうことも。

寝る前の「お片づけタイム」で子どもと一気に片づけることにして、「『お片づけタイム』までは片づけしない!」と決めると、気持ちもずいぶん楽になります。

(3)「スキマ時間にすること」を決めておく

子どもがお昼寝をはじめたときや、電車の待ち時間や移動時間など、ポッとできたスキマ時間を上手に活用するのはなかなか難しいもの。

スマホをぼんやり眺めていると、あっという間に過ぎてしまいます。そうしたスキマ時間を有効活用できればグッと楽になります。たとえば「メールに返信をする」「ネットスーパーに食材を注文する」など。

また、「本を読む」「寝てしまう」、電車などであれば「ボーっと外を眺める」といったリフレッシュの時間にしてしまうのも手。気持ちのゆとりは、忙しい毎日だからこそ忘れたくないものです。

■やることの優先順位は重要性と緊急性で決めるべし

あれもこれもと「やること」は無数に思い浮かびます。その中から優先順位を決めるのは、意外と難しいですよね。

そこで著者が提案するのが、「やることを4つのカテゴリーに分ける」方法。

「重要性」と「緊急性」の2つを基準に、優先順位の高い順に

「(1)緊急性も重要性も高いもの」 → 「(2)緊急性は高いが、重要性は低いもの」 → 「(3)緊急性は低いが、重要性は高いもの」 → 「(4)緊急性、重要性どちらも低いもの」

に分け、各項目最大3つまでに絞って書き出します。

こうすれば、「やらなければならないもの」の優先順位が一目瞭然。4つのカテゴリー×3項目=12件の「やること」が順序よく並びます。

そこで気をつけたいのが、「12件全部やろうと思わない」こと。

優先順位を決めることのメリットは、「どうしてもやらなければならないこと」と「できたらやっておきたいこと」を見分ける点にあるのです。

「『(1)緊急性も重要性も高いもの』3件がクリアできたらOK!」など自分なりの合格点を決めておけば、負担感が減って充実感を増やすことができます。

「人生は期間限です。でも、子育てはもっと期間限定。その貴重なかけがえのないこの時間を、少しでも楽しみ、後悔なく過ごせたら、きっとしあわせ」。そう著者はいいます。

大変なことも多いけれど、その分喜びも多いのが子育てという時間。「時間がない」とあくせくするのではなく、ゆったり構えたハッピーママでいたいですよね。

(文/よりみちこ)

 

【参考】

加倉井さおり(2016)『マンガで楽しく読める〈仕事も育児も!〉ハッピーママ入門』かんき出版

株式会社ウェルネスライフサポート研究所

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