超シンプル!ポイントカードを「1枚も持たない人」が幸せな理由

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2016.04.16

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こんにちは。深沢真太郎です。

ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

今回のテーマは、お買い物をすると付与される「ポイント」のお話です。

私はポイントカードを1枚も持っていません。

いまや、どんな買い物をしてもレジで「ポイントカードをおつくりしますか?」「ポイントカードはお持ちですか?」と尋ねられます。しかし、私の答えはいつも「NO」です。たまに、むりやりつくらされることもありますが(苦笑)、事実上使ってはいません。

なぜ、私はポイントカードを持たないのか? その理由は極めてシンプルです。

ポイントなどなくても、買い物はできるから。

■買い物は「必要だから」するもの!

ご説明しましょう。

ポイントカードをたくさんお持ちの方のロジックは、おそらくこうでしょう。

「たくさんポイントが貯まれば、それだけトクなことがあるじゃないか」。

しかし、私たちはポイントを貯めるために買い物をするのでしょうか。その後の「トクなこと」を経験するために何度も買い物をするのでしょうか。

いいえ、違うはずです。いまそのモノ(あるいはサービス)が必要だから、その買い物をするはずです。

つまり「ポイントが貯まってうれしい」ではなく、「いま欲しいものが手に入ってうれしい」が正しい買い物の感覚ではないでしょうか。

ところが私の周囲にも、ポイントカードをたくさん持ち、ポイントを一生懸命ため、ちょっとトクな経験をすることに快感をえている人がたくさんいます。

でも、その経験をするために購入したたくさんのものは、本当に必要だったのでしょうか?

つくったものの、ポイントがたまることなく有効期限を過ぎたポイントカードは、なにをもたらしてくれたでしょうか?

もしかしたら、本当にトクをしたのはお店側だけかもしれません。

■お金を貯め込むことが幸せではない

もちろんこの話に関しては、数字を使って細かく分析し、「ポイント還元は実質何%オフのメリットなのか」といった数学的な議論も可能です。しかし、そんな細かい数字の議論よりも、まず持っておくべき感覚があると思います。

買い物とは、「いま必要なもの」を手に入れるためにするものであって、ポイントや「貯めている気分」を満たすためにするものではないということです。

これは、貯金に対する考え方にも通じる話です。

金額の書かれた預金通帳を見てニコニコ(ニヤニヤ?)してしまう気持ちはよくわかりますが、そもそもお金は貯め込むためにあるのではなく、使うためにあります。

お金を貯め込むことが幸せではなく、本当に必要なものを必要なときに手に入れることが幸せなのです。

ですから、私はポイントカードをつくりません。けれど、とても幸せです。

生意気に聞こえるかもしれませんが、はっきりいいます。

他方、本当に必要なものとそうでないものを見極められずに余計なものを買ってしまい、挙げ句の果てに使わないポイントカードがギッシリ詰まってパンパンのお財布を持っている人が、あまり幸せそうに見えないのは私だけでしょうか。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

ビジネス数学の専門家 深沢真太郎 〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube

ビジネス数学ブログ

深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社

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