1年で26kg痩せた料理研究家が教える「痩せる食べ方3ヶ条」

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2016.04.19

yaseruokazu

「運動なし、カロリー計算なしでやせた!」とうたうダイエットレシピ本はいろいろあれど、これほどの“実績”を持つものはそうありません。

『お弁当もやせるおかず作りおき 朝つめるだけ、食べて減量!』(柳澤英子著、小学館)は、料理研究家・編集者の著者が52歳の1年間で体重73kgから47kgへ26kgの減量に成功した、その黄金ルールに則ったレシピ本。

この減量で、洋服もじつに15号から7号にサイズダウンしたそう。15号は大きいサイズの店でしか見つかりませんが、7号ならばおしゃれなものが選び放題です。この違いは女性ならば理解できるはず。

『やせるおかず作りおき』シリーズでは3冊目で、お弁当にフォーカスしたものです。

しかも本書では、38歳から51歳のモニター4人による、お弁当ダイエットの体験レポートも紹介。4人ともが約3週間で-7.0kgから-4.6kgの“結果”を出しているのです。

著者やモニターが運動なしでやせた理由は“やせるおかず=やせおか”流のやせる食べ方3ヶ条。キーワードは「酵素、血糖値、食物繊維」の3つ。それぞれ詳しく見ていきましょう。

■1:酵素「野菜をたっぷり食べて代謝を上げる」

生の野菜や果物には「酵素」が含まれています。

酵素は、身体の中で栄養素をエネルギーに変えてくれる立役者。大きく分けると、食べ物を身体に取り込みやすいかたちに分解する「消化酵素」、身体の再生をしてくれる「代謝酵素」、そして生の野菜や発酵食品に含まれ、身体のなかに入って働く「食物酵素」があります。

消化酵素と代謝酵素はもともと体内にあるものですが、体調の変化や加齢によって減ってしまうものでもあります。

そこでその働きを補うのが、食べ物から摂取できる食物酵素。生野菜にはこの食物酵素が含まれ、消化酵素としての働きだけでなく、代謝酵素としても働くので、代謝がスムーズになり、やせやすくなるのです。

■2:血糖値「炭水化物は控え、肉・魚を多めに」

ダイエットというと、まず「カロリーの高い肉は避ける」と考えがちですが、“やせおか”ではこれはNG。「低カロリーよりも低血糖」で、カロリーは一切気にしません。

そもそも肉や魚は、私たちの体を作る上で必要なたんぱく質です。糖質は身体を動かすエネルギーですが、余ったものは脂肪になって蓄えられてしまう側面も。

肉や魚は糖質をほとんど含んでいないので、たくさん食べても大丈夫。カロリー計算ではアウトになりがちな、チーズや生クリームもOK。本書でも、チーズいりミートボールやカルボナーラ風スパゲッティのレシピが紹介されています。

いっぽう、糖質の高い炭水化物は控えめに。ごはん、パン、めんなどは通常の1/2~1/3に減らし、早めに結果を出したければ数日抜いてもかまいません。

そして、食べる順番は野菜→肉・魚→炭水化物の順で。これによって、炭水化物の量を減らせるだけでなく血糖値が急に上がるのを防ぎ、満腹感を持続することができるのです。

■3:食物繊維「加熱野菜も積極的に。出すものは出す!」

野菜に含まれる酵素は加熱すると失われてしまいます。しかし、加熱した野菜も“やせおか”の重要な要素。野菜は加熱するとかさが減るのでたくさん食べられ、食物繊維をたっぷりとることができるからです。

食物繊維は“第6の栄養素”ともいわれ、その重要性がどんどん認知されています。近年の研究でも、悪玉菌を減少させたり、腸内の有害物質を減らしたりするなど、おなかの調子を整えるのに大きな役割を果たしていることが明らかになっています。

この3つのキーワードに沿ってつくる“やせおか弁当”のもうひとつの特徴は、「つくりおき」できること。

週初めに主菜としてタンパク質のおかず2品(A・B)、副菜として生野菜のおかず2品(C・D)、加熱野菜のおかずを2品(E・F)作り、少なめのごはんを入れたお弁当箱に、月曜日は〈B+C+D〉、火曜日は〈A+E+F〉、水曜日は〈B+D+E〉、木曜日は〈A+C+D〉、金曜日は〈B+E+F〉といった具合につめるだけ。

朝の忙しい時間、非常にシステマチックにお弁当をつくることができるのです。新年度、気分も新たにお弁当でダイエットに挑戦してみるのもよさそうです。

(文/よりみちこ)

 

【参考】

柳澤英子(2016)『お弁当もやせるおかず作りおき 朝つめるだけ、食べて減量!』小学館

おなかの調子と食物繊維の関係とは?―大塚製薬株式会社

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