人生が大きく変わる!10万人を成功に導いた「成功人格」とは?

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2016.04.24

suzie.20160424

『自分に合った脳の使い方』(石川大雅著、フォレスト出版)の著者は、脳科学や心理学を使って生活や仕事のパフォーマンスを上げる術を、40年にわたって研究してきたという人物。

これまで約3万人の成功者にインタビューし、NTT、NHK、帝国データバンクなどの大企業の要人、国会議員、スポーツアスリートなど、10万人もの人々を成功へと導いてきたのだそうです。

そんな著者は本書において、「成功人格」と「失敗人格」という2つの考え方を紹介しています。

パフォーマンスの高い状態にあることを「成功人格」、パフォーマンスが低い状態にあることを「失敗人格」と呼んでいて、「どうしたら成功人格を確立することができるのか?」が重要な意味を持つというのです。

■成功人格の活用で人生が変わる

そして、多くの人にインタビューを重ねてきたプロセスにおいて、自分の能力を必要以上に低く見て、自分を責め続けているような「残念な人」にもたくさん会ってきたのだとか。

夢や目標を抱く前から、すでに成功をあきらめてしまっている人が多いということですが、これまでの経験や研究を通して断言できることがあるといいます。

それは、誰でも自分のなかにしかない「成功人格」を持っているということ。

そして、自分の成功人格を確立し、その成功人格を活用できれば、間違いなく人生をすばらしい方向に変えることができるというのです。

■成功人格がもたらす3つの効果

著者のこれまでの経験によれば、成功人格がもたらしてくれる効果は、おもに3つあるそうです。

「常に高いパフォーマンスを発揮することができる」

「ネガティブな状態からすぐに脱出できる」

「招待状を受け取りやすくなる」

それぞれを順番に見ていきましょう。

(1)常に高いパフォーマンスを発揮することができる

このことを考えていく際の重要なポイントは、「自分には自分だけのパフォーマンスが高い『パターン』が存在している」ということだそうです。

つまり成功人格とは、「パフォーマンスが高い状態のパターン」を確立した状態だということ。

たとえばメジャーリーガーのイチロー選手が、毎日同じルーティンで試合を迎えるというのは有名な話。それも、そのルーティンが自分にとってもっとも高いパフォーマンスを発揮するということを自覚しているからだというのです。

いわば一流のスポーツ選手や業界トップクラスの人たちは、「パフォーマンスが高い状態のパターン」(成功人格)を感覚的にわかっているということ。

(2)ネガティブな状態からすぐに脱出できる

成果の出ない人ほど、いったんネガティブな状態になってしまうと、そのネガティブな状態からなかなか抜け出せなくなるもの。自分を責め続け、ネガティブな状態にどっぷり浸かってしまうわけです。

しかしそんな人でさえ成功人格を確立すると、自分の心身状態(ステート)にとても敏感になるのだといいます。

具体的にいえば、自分自身を客観視できる能力(専門用語で「メタ認知」と呼ぶそうです)が高まるため、「成功人格でないときがわかる」というのです。

成功人格を確立したからといって、ネガティブな状態にならないということはありえないもの。

でも大切なのは、ネガティブな状態になったとき、すぐにそのパフォーマンスをよい状態に戻せること。それがなにより重要だと著者はいいます。

だからこそ、ネガティブな状態をすぐに脱出し、パフォーマンスの高い状態に戻す音ができること、それが成功人格がもたらす効果の2つ目。

(3)招待状を受け取りやすくなる

意識すべきは、この世の中に大きく3つの世界があるということなのだといいます。

まず大半の人がいる世界が、成功とは無縁の世界。2つ目が、成功者の世界。そして3つ目が、真の成功者の世界。

当然ながらこの世界に入れるのはほんのひと握りの人たちだといいますが、だとすれば、どうしたらその世界に行けるのでしょうか?

著者によれば、それは、成功者の世界や真の成功者の世界の人たちから「招待状」を受けることなのだとか。

つまり、「今度おもしろい会合があるんだけど、一緒に来ない?」というように、お誘いをうけることなのだといいます。

それしか方法はないのに、成功と無縁の世界にいる人ほど、「招待状」をもらっていることに気づかず、いつの間にかその招待状を破り捨てているというのです。

つまり、それを見逃さないことこそが、成功の秘訣だということ。

こうした考え方を軸に、本書内ではさらに具体的なメソッドが紹介されています。

脳科学的な能因はそれほど多くないように感じましたが、純粋な気持ちで受け入れることができれば、それを糧にすることはできるかもしれません。

(文/作家、書評家・印南敦史)

 

【参考】

※石川大雅(2016)『自分に合った脳の使い方』フォレスト出版

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