ストレスの47%は上司が原因!迷惑な上司に振り回されない方法

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2016.05.05

jibun

新年度がはじまって1ヶ月が過ぎました。この時期、職場の人間関係で悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。

正社員で働くことを希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』の調査によると、30代以下の働く女性の94%は職場でのストレスを抱えており、そのうち47%はストレスの原因として「上司との関係」を挙げているそう。

権力をふりかざすパワハラ上司や、部下を徹底的に攻撃するクラッシャー上司などに振り回されると、精神的にまいってしまいますよね。

しかし『「自分が絶対正しい!」と思っている人に振り回されない方法』(片田珠美、大和書房)では、職場やプライベートで出会う「大迷惑な人」に振り回されず、ストレスをためない方法が紹介されています。

そのなかから、特に上司との関係で使えるコミュニケーションの方法をピックアップしました。

■1:「いい人」をやめて心の負担を軽くする

「自分が絶対正しい!」と思っている人に振り回されやすいのは、いわゆる「いい人」。素直で純粋、真面目で責任感の強い人ほど「自分が絶対正しい!」と主張する人にとっては恰好の餌食になってしまいます。

そんな人は、「プチ悪人の要素」を持ってみることが大切。たとえば少しだけ「疑いの目を持つ」「相手の裏を探る」「反論してみる」「上から目線で相手を見てみる」「小馬鹿にしてみる」などして、意識的に視点を変えてみてください。

いままで腹が立つだけだった人が、少し笑えるような存在になったりするのではないでしょうか。

また、罪悪感を抱きやすい人も危険!

例えば自分が所属するチームで問題が起こったときなどに、「自分の責任だ」「自分がもっとちゃんとやっていれば……」などと考えていると、そこにつけこんだ上司に「君が悪い」「君の責任だ」と責任を押しつけられるはめになります。

ミスに責任を感じるのは大切なことですが、仕事において自分ひとりの影響力などたかが知れています。なんでも自分のせいにする癖をやめれば、心の負担も少し軽くなるでしょう。

■2:相手の言動の裏にある気持ちを分析する

もうひとつのポイントは、相手を分析する癖をつけること。相手と同じ土俵に立って感情で受け止めると、どんどんストレスがたまり、精神的なダメージが大きくなります。

ですが、「この人は怒鳴っているけど、本当は自分に非があることを知っているんだな」などと分析できると、無駄に落ち込んだり、イライラしたりすることがなくなります。

また、無茶なやり方を押しつけてくる上司を客観的に見てみると、実は新しく赴任したばかりで不安の裏返しで焦っているということがわかったりします。

その場合は「部長のマネジメント力はすごいですね。いきなりそのレベルで仕事をするのは難しいので、私たちでもできるやり方があれば教えてもらえませんか?」などと、相手のことを認め、不安を和らげてみてください。

すると上司も安心し、「こんなことから始めてはどうだ?」などと態度を改めたりするものです。冷静かつ客観的に相手を観察する目を養いましょう!

本書には「自分が絶対正しい!」と思っている人への対処法のほか、そんな相手のタイプの見分け方、標的になりやすい人の特徴、そして自分が加害者になっていないかのチェックも紹介されています。職場でのコミュニケーションに役立つこと間違いなしです。

(文/平野鞠)

 

【参考】

片田珠美(2015)『「自分が絶対正しい!」と思っている人に振り回されない方法』大和書房

女性の94%は仕事でのストレスを感じている。原因は「職場での人間関係」と「給与の低さ」—エンウィメンズワーク

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