資金ゼロなら孤独を選べ!億万長者が教える「人生を変えるコツ」

  • LINEで送る
2016.05.08

kawabe

国内外でさまざまなビジネスを手掛けて成功させる、敏腕実業家にして億万長者。

香港、タイ、日本を行き来しながら、最高級ホテルで優雅な生活を送っている――そんなプロフィールを聞くと、なんだか別世界の人間のように感じてしまいます。

しかし、アジアを舞台に事業家/投資家として活躍している川邊明さんは、以前は借金地獄で闇金にも手を出す生活だったのだとか。初の著書『秘密のアキラさん』(サンライズパブリッシング)でも紹介されている“人生を変えるコツ”を、ご本人に教えていただきました。

■1:資金ゼロならまずは孤独を極めて自信と実力をつける

身長173cm、しなやかに鍛えられた細身にまとうのはエルメス。40代後半とはとても思えない若々しさの川邊さんは、なぜかオネエ言葉で話します。しかし語られる内容は、決して甘ったるいものではありません。

「よくねえ、事業を起こすには仲間が大事とかいうでしょ? でも経験値の低い人が集まってチームをつくっても、責任が分散されちゃって、チームも個人も成長しないものなのよ。だからね、資金ゼロの状態から始めるんだったら、最初は孤独を極めるべきよ」(川邊さん)

いざというときに自分の味方になってくれる人がいるのはとても心強いものですが、いつもそばに誰かがいると、人に頼るのが当たり前になってしまいかねません。基礎的なところでまずは自分自身の力をつけること。これが大事だと川邊さんはいいます。

「会社員など組織のなかにいても、群れたりせずに孤独を選ぶことね。やると決めたらそれをまずはひとりでやり抜いて、荒波に揉まれながら自信と実力をつけるの。その上で、一定レベルに達してから同等以上の人材とチームをつくる。それが成功のための最短距離だとアキラさんは考えています」(川邊さん)

■2:組織をお金を出す人・考える人・動く人の3者で作る

とはいえ、いつまでもひとりで戦っていたら、事業が広がりません。「ある程度の力を蓄えたら、今度は自分の限界を超えた力を発揮するための組織づくりが重要よ」と川邊さん。

「組織って、“お金を出す人”“考える人”“動く人”の3者によって成り立つの。つまり、組織を動かすためには最低でも3人は必要なの。組織の成長とともにそれぞれの役割を担う人数は増えていくんだけれど、気をつけなきゃいけないのは、仲よしと組んじゃダメっていうことね」(川邊さん)

3者の相乗効果を狙うためには、それぞれが独立して責任を果たすことが必要。お友だち同士で組織を組んだら、つい頼りあってしまいます。そうなると個々の力が分散されてしまって、最大の効果を発揮することができません。

「組織をつくるときには、“親しい人”ではなくて、“認められる人”と組むことね。これがビジネスの最大の鉄則よ」(川邊さん)

■3:その人の行動をよく見てから本質を判断する

とはいえ、その人が認められる人かどうか、どうやって判断したらいいのでしょう?

「アキラさんはねぇ、直感も大事にするけれど、それ以上に、その人がどんな行動をとるかってことを見るようにしているの。最初はね、相手に対して徹底的に下手に出るんです。そうすると、アキラさんを格下と見なして傲慢な態度をとる人もいれば、きちんとアキラさんを尊重した態度で居てくれる人もいるの。おもしろいわよぉ。できない人はすぐいばるし、できる人は態度を崩さないんだもの」(川邊さん)

どんなにうまいことをいっていても、口先だけで人としての器が伴っていない人もいます。そんな場合でも、言葉でなく、行動を見て判断すれば、騙されることはないと川邊さんは断言します。

「もともとはそんな人じゃなくても、お金を持つといばって横柄な態度になってしまう人っているのよ。そういうのはエレガントじゃないわよね。いばらない人のほうが、組織のトップとしても、ひとりの男性としても――というか、人間として、かっこいいわよね」(川邊さん)

■4:お金がないときも本物に触れて感性を磨き続ける

柔らかい口調ながらストイックで、ときとして厳しいアドバイスも飛び出す川邊さん。最後に、ゼロからのスタートで成功を収めたい人に、エールを贈っていただきました。

「“成功すると信じていれば、成功できる”っていうじゃない? あれは本当だと思うの。アキラさんも極貧時代からずっと、いつかお金持ちになって自分の存在を認めさせたいって思っていました。その反動で、張り切りすぎていろんな失敗もしてきちゃったけど、失敗はいつか笑い話に変えられるから。だから、『成功する』って信じていさえすれば、あなたはもう無敵なの」(川邊さん)

川邊さんはまだ貧しかったころ、ザ・リッツカールトン大阪のスイートルームに泊まることが夢だったそうです。でもお金がなくて、ロビーラウンジでコーヒーを飲むのが精いっぱいだったのだとか。

「でもそうやって、本物に触れる機会を自ら増やしていくことは大事よ。敷居が高いと思うかもしれないけれど、街の喫茶店とは一味違う上質なサービスを体験できるんだもの。そうやって、なるべく上質なものに触れて感動して、そういうものをじっくり観察していくの。本物に触れると、夢を見ているような気分になるわ。それを繰り返していくことで、感性って磨かれていくものだと思うの。真の成功者になりたかったら、自分を大事にすることも忘れちゃだめよね」(川邊さん)

(取材・文/宮本ゆみ子)

 

【取材協力】

※川邊明・・・アジア事業家/投資家。少年時代は極貧、会社員になってからは闇金に追われる生活を送りつつ、職を何度か変えながらも夢をつかむ努力を怠らず、株式投資と黎明期のネット情報ビジネスでついに成功を掴む。

日本で築いた資産を手にアジアへ進出して起業、数カ国で外食産業を基盤にさらなる成功をおさめた。現在は香港とタイと日本を行き来する暮らしを続けながら、アジアで飲食産業を中心に各種ビジネスを手掛け、アジアに於ける起業・投資など、資産を構築する方法を伝えている。

 

【参考】

川邊明(2016)『秘密のアキラさん』サンライズパブリッシング

himitu

関連記事