女性の52%はマウンティング経験者!上手に自分を守る7つの盾

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2016.05.12

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みなさんは、マウンティングをされたことがありますか?

これは、相手よりも自分の方が上だとアピールする行為のこと。されると、ちょっとイラッとしますよね。

『ガールズスタイルLABO』の調査によると、マウンティングされた経験がある女性は51.6%。つまり2人に1人は経験しているということ。恐ろしい時代になりましたね……。

また54.1%が、女性同士のコミュニケーションで怖い思いをしたことがあると回答したのだとか。女友だちやママ友、職場など、さまざまな場所にマウンティングは存在するのです。

そういった経験によって傷つかないために読んでおきたいのが、『上手に「自分を守る」技術: かわす、はね返す、やりこめる』(片田珠美著、三笠書房)。

精神科医として多くの患者と接してきた著者が、やっかいな人との関係でもう悩まなくなる具体的な方法を紹介する書籍です。

きょうはそのなかから、上手に自分を守る「7つの盾」をピックアップしたいと思います。

■1:クッション言葉を置く

相手の言動により不愉快な思いをしても、職場やママ友などのデリケートな間柄の人には、きつくは当たれないもの。そこで実践しやすい対処法が“クッション言葉”を置いたうえで、相手に思いや要望を伝えること。

たとえば、傷つく発言をされたときにいい返す場合。「冗談のつもりだろうけど」と前置きをして、「冗談のつもりだろうけど、私はへこんでしまうから、やめてね」というのです。

他にも「ありがとうございます……でも(要望を伝える)」などと、感謝の言葉を添えてから要望をいってみます。こうすれば、自分の気持ちを伝えやすくなるわけです。

■2:リミット・セッティングをする

話が長すぎる人、馴れ馴れしい人、借りたものを返さない人……。

このようなタイプの人たちと関わっていると、いつまでも相手のペースに振り回されて、こちらの都合や感情は無視され続けるもの。そのような相手には「もうこれ以上は許しません」というリミットを設定するとよいそうです。

話が長い相手には「30分後に出かける予定があって」と、自分の都合を先にいっておく。また貸したものを返してくれない相手には「明日どうしても必要なので、返してほしい」と期限を決めるのです。

■3:相手の急所をチクリと刺す

上司や先輩など立場が上の相手には、いい返すのが難しいと思いませんか?

そのような相手には、「そんなことをすると、あなたも不利益をこうむりますよ」というニュアンスを込めて返すのがポイントになるとか。

たとえば、仕事で無茶ぶりをしてくる先輩に対しては「できなかった場合には〇〇さんにも迷惑が掛かってしまうと思うので、再考していただけませんか?」と、少しだけデメリットを指摘するわけです。他人に対しては鈍感な人でも、自分の利益に対してはとても敏感になるそうです。

■4:私を主語にして抗議する

デリカシーのない人や自己中な人には、遠回しないい方では通用しません。そのような相手には、ストレートに抗議すること。

ただし鈍感な人は基本的に自己愛が強くプライドが高いため、“相手”を主語にしての抗議はNG。相手に受け止めてもらえるためには、あくまで“私”を主語にすることが大切だといいます。

ナイショ話を他の人にペラペラ喋られた場合などに、「私は、あなたのことを信頼していたからショックでした」というふうに話すのです。

■5:伝聞調を使ってみる

鈍感な人になにかいってやりたいけれど、どのようにいえばいいのかわからない場合も多いはず。そんなときには、“伝聞を使う”という手段を著者は勧めています。

鈍い人ほど、やさしい人から指摘されても「そう思っているのは彼女だけ」と軽く考えるのだとか。しかし大勢からそう思われているといわれると、さすがにまずいと思うそうです。そこで、「●●さんの話って、ちょっと長すぎるってみんないっていますよ」と話してみるのです。

■6:可哀想な人だと見下す

機嫌の悪さをわざとアピールして周囲に気を遣わせる人や、自分の価値観を正しいと主張し、上から目線で押しつけてくるような人がいます。こういった人は、自分の生活や境遇に対する欲求不満や苛立ちを、周囲にばらまいているにすぎないのだとか。

このような相手には「彼女も彼女なりに大変なんだな」と、ちょっと上から見下ろすような感覚を持つことがポイント。「へえ~そうですか~」と適当に相槌を打ったり、笑顔で受け流したりするのも、賢い対応になるといいます。

■7:こちらも「鈍感さ」を応酬する

鈍感な人に対しては、自分も鈍感で対応するのもひとつの手。職場で、自分の付箋を勝手に使われるという被害に遭っている場合を考えてみましょう。

まず付箋はデスクの上ではなく、机の引き出しのなかにしまっておきます。そして「付箋貸してくれる?」といわれたなら、平然と「ごめん、私も持っていない」と返すのです。

自分が使うときは机から出すことになりますが、「付箋あったのね」とわざわざいう人は少なく、いわれた場合も「あれ、引き出しのなかにあったのか~」としらばっくれること。鈍感さを武器に迷惑をかけてくる相手には、こちらも鈍感さを盾にしてはね返せばいいわけです。

ゴシップ好きな人、暴言を吐く人、自己中な人、なにかとルーズな人……。みなさんの周りにも他人を傷つける人がいるのでは?

そのような人たちとの関係を賢く対処するテクニックを公開した一冊。ぜひ手にとって、人間関係の悩みから解放されましょう。

(文/椎名恵麻)

 

【参考】

片田珠美(2016)『上手に「自分を守る」技術: かわす、はね返す、やりこめる』三笠書房

「女性同士のコミュニケーション」に関する実態調査女性同士の格付け(マウンティング)、2人に1人が体験者 ~「女性同士のコミュニケーションは気を使う」は8割以上~―ガールズスタイルLABO

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