入社1年目・2年目・3年目で大違い!上司とうまくつきあうコツ

  • LINEで送る
2016.05.13

shutterstock_143703007

こんにちは。接客マナーコンサルタントの樋口智香子です。

周囲から愛され、信頼される、魅力的なビジネスパーソンを育成する人材教育をしています。

いつの時代も、職場での悩みといえば人間関係。株式会社第一生命経済研究所の調査によれば、会社員601人のうち、4人に3人が「職場での人間関係に悩んだことがある」と答えています。

とりわけ「上司との関係」に悩んだことがある人が多いため、上司・先輩とうまくつきあうことが、社内での居心地をよくするカギになりそうです。

入社1年目、2年目、3年目。それぞれの立場から、上司とうまくつきあうコツを紐解いていきましょう。

■入社1年目:求められるのは「素直さ」

入社1年目の社員が、上司とうまくつきあうために持っておきたい資質は、なんといっても「素直さ」です。

昨今の新入社員の傾向として、年長者の前でも物おじせず、何事にもアグレッシブに取り組む姿勢を見受けます。これはとてもよいことですので、ぜひ、教わった仕事に積極的に取り組んでいただきたいものです。

ただし行き過ぎると「自分が、自分が」というように、自己主張が強くなる傾向もあります。仕事を覚え慣れてくると、自分の力を鼓舞したくなったり、上司のちょっとした言動に、反論したくなったりすることもあるでしょう。熱意は大切にしつつも、そこはぐっと気持ちを押さえましょう。

積極的なのはよいことですが、「まっさらな状態からスタートし、1から仕事を教わるのだ」という意識だけは忘れずに。上司の指示・助言は、まず素直にそのままを実践しましょう。

また、簡単なことではありますが、明朗な挨拶と返事ができる部下は、上司からかわいがられます。「おはようございます」「お疲れさまです」といった、基本の挨拶を徹底すること。

相手の気持ちが明るくなるような、快活さがあるといいですね。また、指示を受けたら、「はい。かしこまりました。」と、はきはきとした返事をしましょう。

■入社2年目:先輩として新入社員のロールモデルになること

入社2年目の社員は、新入社員にとって、もっとも近しい先輩です。「業務を教える」ということであれば、中堅社員の方が技量はあるでしょう。

しかし、「新入社員の「気持ちを汲み、心に添う」という面では、2年目社員ほどうってつけの存在はいません。上司からすれば、1年先輩として、新入社員の良い手本になってもらいたいのです。

上司の期待どおりに、先輩としてのあり方を見せること。後輩の面倒を見つつ、1年キャリアを積んできた分の手腕を見せること。これができれば、上司からの評価が高まり、後輩からは頼られ、社内で確固とした存在価値を築くことができるでしょう。

ぜひ、積極的に後輩に関わってください。昼食に誘う、打ち解けられない様子の社員がいれば、自分から話しかける、時には、飲みの席に誘うのもいいかもしれませんね。

そのような場で、新入社員について感じたことや「これはいっておいた方がいいな」と思うことがあれば、それとなく上司に伝え、双方が過ごしやすい環境づくりをするのもよいでしょう。

■入社3年目:上司の性格に合わせた対応ができるとき

入社3年目ともなれば、責任あるポジションを任され、プレッシャーを感じることもきっとあるでしょう。

これまでどちらかといえば、「受け身」だった姿勢から、将来のビジョンを描き、会社の中でも新しいことにチャレンジしたくなるなど、精神的なゆらぎが出るときでもあります。

そんな時期だからこそ、社内での人間関係といった悩みに、感情を支配されないことが大切です。3年目ともなれば、余裕ができるとともに、視野が広がり、社内の人間模様を俯瞰して見ることができます。

上司の性格に合わせた対応をすることを、意識してみてください。

一貫して同じスタンスで仕事をするのではなく、「この上司は、どのように接すれば喜ぶのだろう?」と、観察する目を持ちましょう。

せっかちな上司であれば、機敏な対応を。たとえば、メールの返事は早くする、用件は手短にまとめて伝える、という工夫をするのです。

大雑把な上司であれば、上司の気が回らない部分までのフォローを。頼まれた資料だけを用意するのではなく、それに付随する資料も添付するといったことです。

3年目は、そんな立ち回りができる時期。ぜひ、楽しみながら人間観察をしてください。

(文/接客マナーコンサルタント・樋口智香子)

関連記事