日本の世界幸福度は28位!もっと幸せを感じられる自分の作り方

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2016.05.16

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「いま、幸せですか?」

そう聞かれ、YESと即答できる人もいれば、いままさにドン底で幸せなんて感じられないという人もいるでしょう。

最新版「世界幸福度ランキング2016」では、日本の幸福度は68カ国中28位。「幸福を感じている人の比率 — 不幸を感じている人の比率」で示される「純粋幸福度」は52という結果になりました。1位のコロンビアの純粋幸福度85と比較すると、日本では幸福を感じている人がかなり少ないのかもしれません。

ではどうしたら、もっと幸せを感じられるようになるのでしょうか?

『怖れを手ばなすと、あらゆる悩みから自由になる』(大鶴和江著、大和書房)では、人気心理セラピストの著者が、自分の心と向き合い方や、自分が望む人生を生きるための方法を教えてくれています。今回はそのなかから、幸せを感じられる自分になるためのヒントをご紹介したいと思います。

■1:他人の期待に応えるために頑張るのはやめる

「自分はいつも愛されていて、守られている」。感覚的にそう思える人は人間関係もスムーズで、人生における幸せを手に入れやすい人です。

しかし、この感覚が持ちづらい人は、他人の意見に左右されやすく、相手のちょっとした言動に過剰反応して傷ついたりしてしまいます。それに、友人や恋人、家族がいても、なぜか孤独を感じるということも。

これでは、せっかくの自分の人生が他人中心になり、自分の感覚や感情もわからなくなってしまうのです。

そして誰かの期待に応えるために、がんばり続けなければならなくなってしまいます。

がんばって疲れたなと感じたら、他人からどう見られるかではなく、自分がしたいこと、心地よいと思うことをやってみましょう。そうすれば人生はもっとラクになります。

自分の心の充足度は自分が感じるもの。うまくいってもいかなくても「よくがんばった」と自分を認めてあげましょう。

■2:まずは自分が幸せになれば周りも幸せになる

恋愛も仕事もうまくいかせるには、自分を満たすことがなにより大切。自分自身を愛せるようになれれば、人生は好転します。

自分のことを肯定し、大切にできると、他人のことも信頼し大切にできます。すると、周りからも自然に愛されるのです。逆に自己否定が強いと、他人を信用することができず結果として人が離れていってしまいます。

世の中は、自分の在り方次第で周りとの関係性も変わっていくもの。自分が変われば周りも変わり、自分が幸せなら、周りも幸せになる。だからまずは自分自身を幸せにすることからはじめてみましょう。

■3:ネガティブな感情にフタをしないようにする

無意識のうちに、自分の感情にフタをするのがくせになっていませんか?

日本には、人前で感情を出さないことが美徳とされる文化があります。

けれど感情を素直に出すことを我慢していると感覚が麻痺し、悲しいことがあっても泣けなかったり、他人から理不尽な攻撃を受けても「私が悪いんだ」と自分を責めてしまったりと、心に深刻なダメージを受けてしまいます。

感情にはポジティブなものとネガティブなものがありますが、どちらも脳が感じる場所は同じ。だからネガティブな感情にフタをしていると、「うれしい」「楽しい」という感情にも鈍感になり、幸せを感じられなくなってしまうのです。

それに、ネガティブな感情を見ないようにしていると、逆に意識がそこにフォーカスされ、かえってその感情を強く感じるようになってしまいます。

ですから、自分のなかから出てきた感情には「よい・悪い」をつけないことが大切。どちらも人生にとって必要なのです。

自分の心の声である感情は、コントロールしようとするのではなく、対話してみましょう。自分の弱さや不完全さを認めるということが、安心感や自分を肯定する力につながります。

■4:ないものではなく「あるもの」に目を向ける

「あの人みたいにお金持ちになりたい」「あの人みたいに幸せになりたい」……。そう思うとき、心の奥に嫉妬や僻みといったダークな感情が潜んでいることがあります。

そうすると「あの人」を見るたびに無意識に自分の無価値感や劣等感を感じてしまうのです。他人と比較して生きる人は幸せにはなれません。幸せは自分の内側で感じるものだからです。

そして、多くの人は「ないもの」に意識を向けて、それを埋めようとします。それさえ手に入れば幸せになれると思っても、手に入ればまた次の「ないもの」が欲しくなり、いつまでたっても満足することはできません。

「健康だ」「仕事がある」「愛する人がいる」。人は「いまここ」に意識を向けるだけで、どんな状況にあっても幸せを感じることができます。

実は幸せは自分の周りにあり、それに気づくことができるかどうかが幸せを感じられる人、感じられない人の違いなんですね。ネガティブな気持ちになった時こそ、一度自分の身近にある小さな幸せに目を向けてみてはいかがでしょうか。

(文/平野鞠)

 

【参考】

大鶴和江(2016)『怖れを手ばなすと、あらゆる悩みから自由になる』大和書房

最新版「世界幸福度ランキング2016」の結果発表! G7の幸福度が壊滅する中、幸福度1位に輝いたのは?—ハフィントンポスト

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