脳トレは午前中にすべし!いつまでも若々しい脳を保つ5つの習慣

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2016.05.18

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誰でも、実年齢より若く見られるとうれしいものですよね。スキンケアやダイエットなどで、アンチエイジングに励む人も多いでしょう。

シニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこが50代以上の男女に行った「シニアの年齢意識に関する調査」によると、「周囲からいわれてうれしい言葉」の第1位は『若々しい』で、男性の50.2%、女性の52.3%の人がこういわれたいと思っているそう。

現代では女性だけでなく、男性にとっても、「どうやって若さを保つか」は気になるテーマなのです。

アンチエイジングというと見た目のケアに注目しがちですが、若さを保つには内面のケアもかなり重要。年齢を重ねても新しいことに挑戦したり、毎日イキイキ暮らしたりしている人は素敵ですよね。

そんな人を目指すなら、脳を鍛えることから始めましょう! 日常にちょっとした習慣を組み込めば、脳の老化を防ぎ、意欲的に過ごすことができるのです。

『生きるのが楽しくなる脳に効く言葉』(中野信子著、セブン&アイ出版)では、メディアに多数出演する脳科学者の著者が「脳の生かし方」について教えてくれます。

今回はそのなかから、年齢に負けない若々しい脳を保つ方法を5つピックアップしました。まだ若いと思っている人も、いまのうちに「脳を鍛える習慣」を身につけておきましょう!

■1:午前中に脳トレをする

脳の前頭前野を鍛えると、若返りにつながります。特に、脳がもっとも活発に働く午前中に「音読」や「計算」を行うと効果的。

最近では大人のための音読や計算の本がたくさん出版されていますよね。それらを数分でも行う習慣をつけることが、脳の活性化の鍵となるのです。

脳の仕組みでは、5分間集中するとその後は30分でも1時間でも続けられるといいます。毎日の習慣にすれば、仕事や勉強もはかどるようになるでしょう。

■2:他人の役に立つことをする

自分がしたことが誰かの役に立ち、褒められることによって、脳からドーパミンが大量に分泌されるそうです。ドーパミンは”快楽の分子”といわれていて、チョコレートを食べることから、セックスをすることまでさまざまな行為によって分泌される物質です。

そして一説では、性的快楽よりも誰かの役に立ったときに感じる「社会的快楽」の方がずっと上だといわれるほど、人に認められることは快感なのです。

そして快感によって脳内のドーパミンの量が多くなると、なにかに夢中になる気持ちが高まります。これが「いつまでも意欲的で若々しい人」という印象を与えることにつながるわけです。

実際に誰かから声に出して褒められなかったとしても、「自分のやっていることが人のためになっている」と考えて行動すると、些細なことでも意欲がアップするはずです。

■3:記憶するときは他の情報と関連させる

年齢を重ねるにつれ、「記憶力がなくなった」「人の顔と名前が一致しない」など、脳の衰えを感じることがあるでしょう。

しかし、知識など、勉強して蓄積される「結晶性知能」という能力は死ぬまで向上するといわれています。

記憶する際にはポイントがあります。1つ目は条件をつけて情報を覚える「緻密化」。たとえば、「美容師の鈴木さん」などと、条件をリンクさせて覚えること。

2つ目は、知り合いに似ているなどのつながりで覚える「ファミリアティ」。そして3つ目はイメージした絵と一緒に情報として覚える「イメージ」です。

ただやみくもに暗記しようとするのではなく、なにかと関連させることでストレスなく記憶することができます。

■4:適度に難しいことにチャレンジする

大人の脳内でも新しい神経細胞が生まれることが、研究によって明らかになっています。しかし、大人の脳内で生まれた神経細胞は刺激がなければすぐに死んでしまうのです。そのため、脳に適度に困難な課題を与えて刺激することが必要。

適切な刺激が加われば、新しく生まれた細胞は生き残り、脳内のネットワークの一部として機能することができます。筋トレのように、毎日少しずつ適度な刺激を加えることで脳は育っていきます。自分ができるレベルより少し上を狙ってチャレンジすることを続けましょう。

■5:楽しい妄想をする

ドーパミンは楽しい妄想でも分泌されます。特に素敵な恋愛を妄想すると、そのときめきによってドーパミンの分泌を促します。

憧れの芸能人との恋愛を妄想するもよし、ドラマの主人公になりきるもよし。妄想ならお金もかからず、どこでもできるので電車の中や寝る前などにやってみては?

「最近なんだかやる気が出ない」、「記憶力が下がった」という人は、できることから脳のアンチエイジングをはじめてみてください。

この本では「脳を使いこなす」「脳を喜ばせる」「脳を育てる」「脳をだます」という4つの章にわけて、脳を活用する方法が紹介されています。日常にちょっとしたポイントを取り入れて、脳を活性化させましょう!

(文/平野鞠)

 

【参考】

中野信子(2016)『生きるのが楽しくなる脳に効く言葉』セブン&アイ出版

シニアの年齢意識に関する調査—株式会社ゆこゆこ

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