週90時間労働も!過大評価されている「憧れの職業」トップ10

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2016.05.26

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毎日を仕事に追われて忙しく過ごしていると、他の人が羨ましく見えたりすることがあります。まさに、「隣の芝生は青く見える」状態。

しかし、そんな「憧れの職業」は、本当に羨ましいものなのでしょうか? 憧れてはいるけれど、実際はどうなのかはわからないことも多いものです。

ちょうどイギリスのフリーペーパー『METRO』が「憧れの職業の実態」を発表したので、一緒に見ていきましょう。

これを読めば、世の中の「憧れの職業」がいかに過大評価されているかがわかりますよ。

■1:シェフ

おいしいお料理を提供し、素敵な食事の空間を演出するシェフに憧れる人は少なくありません。食事という、誰もが楽しむ時間を提供する職業ですから、楽しいイメージがあります。

しかし、実際は長い勤務時間の割に収入が少なく、自由な時間もなかなか持てないことも多いのです。加えて、ピリピリした職場の雰囲気、お客さんとのトラブルも日常茶飯事なのが現実です。

■2:刑事

テレビや映画で見るアクションや、正義を守るヒーローのような、かっこいいイメージがあるかもしれません。

しかし、実際はデスクワークも多く、反社会活動の規制や、うんざりするような事件に毎日毎日関わることになります。時間も不規則です。

■3:旅行ライター

世界中を旅して、魅力的な旅行記などを書くことを仕事にしている人には、誰もが憧れることでしょう。

しかし、取材のためにさまざまな国に行くだけの予算があったのは過去の話。いま、旅行ライターに求められているのは、誰も話題にしていないことであり、好きに旅をするだけでは成り立たないのです。

■4:消防士

鍛え上げられた肉体で、人の命を救う姿の消防士に憧れる人も多いでしょう。ところが、長時間勤務に耐え、組織への予算削減の中でファストフードのみの食事になってしまうことも現実としてあるとか。

■5:広告マン

現代の広告業界では、「クライアントの気分をよくするために接待三昧」というわけにはいきません。

「接待はいらないから、とにかく予算を下げられるだけ下げたい」というのが、多くのクライアントの要望のようです。かつての華やかさは、いまはもうありません。

■6:建築家

一流の建築士になるためには、相当な勉強が必要です。誰もが世界的に有名な建築家になれるわけではないのです。

■7:投資銀行のジュニア・バンカー

収入が多そうなイメージがありますが、「いつも高級なレストランで豪華な食事を……」というわけにはいかないようです。いつ職を失うかわからないようなプレッシャーのなか、週に90時間以上も働くこともしばしば。

■8:遊び人

遊んで暮らせたらどんなにいいかと、誰もが考えたことがあるかと思いますが、やはり現実的ではありませんね。毎晩毎晩友人と飲み歩いて、遊び続ける生活は本当に楽しいものでしょうか?

■9:モデル

モデルもまた華やかなイメージがあり、特に女性にとっては憧れの職業です。しかし、常にモデルでいるためには、厳しいダイエットやエクササイズなどを含む体型維持から逃れることができません。収入が安定しないのも不安ですよね。

■10:電車の運転手

特に小さな男の子なら、電車の運転手に憧れますよね。爽快に電車を走らせるという仕事には、なんとも気分よさげなイメージがあります。

しかし、タイトな運行予定を守らねばならず、人員削減傾向にもあり、老朽化する鉄道の問題もあるなかでは、就業状況もより厳しいものになりつつあるようです。

ちなみに、日本における理想の職業は「会社員」となっています。

オウチーノ総研が首都圏在住の20歳~59歳の男女1,164名を対象に行った、「もし生まれ変わったら、就いてみたい職業は何ですか?」という調査で、「会社員」が最も多く7.6%という結果が出ているのです。

その理由のほとんどが、「現状に満足している」といったものでしたが、「会社員」に次いで2位だったのが「芸能人」。これは、かつて夢見ていたけれど叶わなかったということが大きな理由であるようです。

こうやってくらべてみると、日本と海外では、憧れの職業に対するイメージや理想がずいぶん違うことがわかりますね。

どんなに華やかで高給取りなイメージのある職業にも苦労はつきものです。嫌なことがあると、つい「職業を変えたい」と考えてしまうものですが、もしかしたらいまの職業はそんなに悪くないのかもしれません。

(文/hazuki)

 

【参考】

These are the top 10 most overrated ‘dream’ jobs-METRO

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