TOEIC900点なのに英語が話せない!NGな「英語学習法」

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2016.06.02

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英語力の指標のひとつである「TOEICテスト」。第210回公開テスト(2016年5月29日実施)から、出題形式が一部変更となりました。

テキストメッセージやチャットなどのコミュニケーション形式を取り入れ、より実際的な内容に変更され他のです。たしかに、FacebookなどのSNSでも海外のニュースや動画・テキストコメントがシェアされ、身近に感じることが増えましたね。

でも、なぜか勉強をしているのに「英語ができるようになった!」と実感がわかない……。TOEICの点数は取れているけれど、会話ができない……。そんなこと、ありませんか?

それは、学習方法に問題があるからかもしれません。

そこで正しい英語の学習方法を、英会話スクールを運営する「株式会社ベストティーチャー」にうかがいました。

■TOEICテストは“聞く・読む”をチェックしている

英語力をつけるには、“聞く・読む・話す・書く”の4つの学習が必要となります。

しかし、「“聞く・読む”だけしか勉強をされない方が多く、もったいないことをしていますよ」とベストティーチャー事務局はいいます。

実はTOEICには、TOEICテスト・TOEIC S&W・TOEIC Bridgeテストの3種類があります。よく聞かれる「TOEICは何点ですか?」という質問は、“聞く・読む”を測定しているTOEICテストをさすことがほとんど。

また、受験英語も“聞く・読む”を重視しているため、結果としてバランスが偏った学習になってしまうというのです。

さらに、“読む・聞く・書く・話す”それぞれのスキルを個別にやろうと思う方が多いそう。それも、勉強方法として間違いとのことでした。

■英語学習は“読む・聞く・書く・話す”をバランスよく

では、正しい英語の学習方法とはどうすればよいのでしょうか?

それは“読む・聞く・書く・話す”を関連づけながら勉強すること。たとえば、話す練習をすることで聞く能力が上がります。

「そうすれば、すべてのスキルが掛け算で伸びていきますよ」とのこと。多くの単語をやみくもにおぼえるのではなく、おぼえた単語を使って文を書く、話す、聞くと広げていくことが大切です。

とくに、がんばりたいのが“話す”学習。日本人同士はあうんの呼吸、空気を読むコミュニケーションに頼りがちですが、こと英語に限ってはよい方法ではありません。

発音が悪くても、文法を間違えても、とにかく発話することで英語が話せるようになっていくそうです。

“読む・書く”はなんとかできる、という人は多いでしょう。“聞く・話す”の学習もプラスすれば、総合的な英語力がつきやすいということですね。

ベストティーチャー事務局では、英語の4つのスキルのうち“話す”と“書く”をチェックするTOEIC S&W(TOEIC Speaking&Writing)の受験もオススメしています。

■英語学習の目的は“私がやりたいこと”にしてみよう!

正しい英語学習のポイントはわかりましたが、次はどうやって続けるのかが知りたいですね。ベストティーチャー事務局では、英語学習のコツに「必要性」を挙げています。

必要性がなければ、どれだけストイックな方でも勉強を継続するのは難しいということ。

そこで、「外資系に転職するため」「来月海外に行く予定がある」など、明確な理由をつくることが大切。自分が、なぜ英語学習をしないといけないのかをはっきりさせることだといいます。

つまり、「海外旅行先でガイドブックにない楽しみ方をしたい! だから英語を勉強しよう!」という気持ちもOK。

海外の通販サイトでお買い物したい、海外からの観光客に道を教えたいなど、身近なところから興味を持てると英語学習は続けやすそうですね。“読む・聞く・書く・話す”のスキルをバランスよく勉強して、本当の英語力をアップさせましょう。

(文/マチコマキ)

 

【取材協力】

※株式会社ベストティーチャー・・・マニュアル通りではなく、自分が話したい内容を英語で話せるようになるがコンセプトのオンライン英会話スクールを運営。

 

【参考】

株式会社ベストティーチャー

TOEIC

小学校外国語活動サイト-文部科学省

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