たった1分間でできる!数字アタマになるための思考トレーニング

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2016.06.07

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こんにちは。深沢真太郎です。

ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

以前、ある企業の研修に講師として登壇したときの話です。休憩時間に、参加者のひとりからこのような質問をされました。

「深沢先生のような“数字アタマ”になるには、いったいどうしたらいいですか?」

おもしろい表現をするなと思いました。

“漢字アタマ”とか“ローマ字アタマ”なんて表現、まずしませんからね。にもかかわらず、私にもすぐにニュアンスが理解できました。それだけ私たちは、数字で考えることを特別な能力だと思っているのかもしれません。

しかし、私は決してそんなことはないと思っています。

どんなに数字が苦手な人でも、“数字アタマ”になることは可能だからです。

今回は、そのためのアプローチ方法と実際の思考トレーニングをひとつご紹介しましょう。安心してください。誰でも1分間でできる、とても簡単なものです。

■クイズの作成が数字アタマになる近道

さっそくですが、次の質問に1分間で答えてみてください。

Q.あなたは昨日、階段をぜんぶで何段上り下りしましたか? 概算でお答えください。

……もちろん、1段ずつ数えているなんてことはないでしょう。仮に万歩計を持っていたとしても、上った(下った)階段の段数だけを測ることはでいないはずです。

ということは、この質問に答えるためにはアタマを使う必要があるということです。

要するに、数字とアタマを使わないと答えられないようなクイズを考え、スキマ時間に遊ぶことが“数字アタマ”になるための最短距離だということです。

さて、上記の質問ですが、私ならこう答えます。

A.最寄り駅の階段が仮に50段だとしたら、行きと帰りで2回。(50×2=100)

さらに打ち合わせに出向いた企業の最寄り駅の階段も利用。(50×2=100)

そのあと移動する際に歩道橋をいちど渡ったので、その歩道橋の階段も50段だと仮定。(50×2=100)

ここまでで合計すれば、100+100+100=300(段)

「思っていたより少ない」というのが私の所感です。いずれにしても、このような数字があると、健康と体力向上のためにエレベーターやエスカレーターのある場所でも、あえて階段を使ってみようかなと思えます。

つまり、気づきと改善策を得ることができたわけです。

・数字で測るから具体的な情報になる

・具体的な情報になるから、気づくことがある

・気づけるから、改善もできる

ビジネスにおいても、まったく同じことがいえますよね。

■1日1分の習慣で数字アタマになれる

普段からほんの少しのスキマ時間(1日1分間で十分)を使い、アタマのなかで数字を使って測る習慣をつけてみましょう。

すると、ビジネスの商談やミーティングなど、サクッとアタマのなかで概算する必要があるときにも、簡単に数字をつくれるようになります。

少なくとも、日本でただ1人の「ビジネス数学の専門家」は、いまもそのようにして“数字アタマ”を鍛えています。

日々の1分間の使い方を変えれば、“数字アタマ”は簡単につくれるのです。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

ビジネス数学の専門家 深沢真太郎 〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube

ビジネス数学ブログ

深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社

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