年収1000万円以上も!今後成長する心理学系の職業トップ10

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2016.06.09

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つらいことがあったときや、悩みがあるとき、誰かに話を聞いてもらえると心が軽くなりますよね。

日本でも2014年には23,800校の小中学校や高校にスクールカウンセラーが配置されるようになり、身近に相談できる環境が整いつつあります。また、企業内カウンセラーや産業カウンセラーが常駐している会社もあります。

そのため、カウンセラーや心理学に関する資格にも注目が集まっています。心理学と一言でいっても、いろいろな分野に応用され、活躍できる場も多いものなのです。

そこで今回は米国労働統計局が「いま急成長している」と予測した、心理学関連の職業をご紹介します。

アメリカのトレンドはすぐに日本に伝わるので、要注目です。専門職として手に職をつければ年収アップにもつながるかもしれません。

■10位:養護教諭(平均年収510万円)47,650ドル

養護教育の分野は、子どもたちを助けることに喜びを見出せる人にとっては多くのチャンスがあります。

ただ、養護教育を担当する教師は、様々な障害を持った生徒たちに向き合うので、アメリカでは学士号と養護教育分野での訓練を受けた経験が必要です。

養護教育が必要な生徒の増加に加え、資格がある教員が不足しているため、ニーズが高く、これからも必要とされ続ける職業です。

■9位:産業心理学者(平均年収1047万円)97,820ドル

産業心理学者の業務には、いくつかの異なる専門分野があります。社員の教育と評価を専門に行う人もいれば、採用候補者の評価を行う人もいます。

また、生産性を高めるために、社員の適正を見て、特定の仕事に最も適した人を選ぶというのも産業心理学者の大きな仕事です。

産業心理学者は非常に多くの需要があると同時に、要求されることも多いため、心理学に関する職業のなかでは特に報酬が高くなっています。

■8位:スポーツ心理学者(平均年収482万円~856万円)45,000~80,000ドル

スポーツ心理学は、アスリートが本番でよいパフォーマンスができるようにサポートすること、またスポーツを用いて心身の健康を改善させることが重要な仕事です。

そのためスポーツ心理学者は、大学、病院、アスレチックセンター、個人でのコンサル業務、さらに研究所といったさまざまな場所で勤務し、平均年収にも幅があります。

■7位:臨床心理学者(平均年収868万円)81,100ドル

臨床心理学者は、病院、メンタルヘルスクリニックなどに勤務し、精神的な障害に苦しんでいる人を診断したり治療したりします。

臨床心理学は心理学の分野でもっとも多い仕事ですが、まだまだ需要が高いといえます。臨床心理学者になるためには、アメリカでは臨床心理学の博士号の保持と、多くの場合は最低1年のインターシップを必要とされます。

■6位:工学心理学者(平均年収855万円)79,818ドル

心理学を用いて、どのように人間が機械や他のテクノロジーと相互に作用するのかを調査するのが工学心理学者の仕事。

人間の心理や行動を理解することによって、技術、消費製品、労働環境、生活環境を設計したり、改善したりすることができるのです。たとえば民間のメーカーでは、工学心理学者は研究チームの一員として、より有益かつ使い勝手がよい製品の再開発に関わったりします。

■5位:犯罪心理学者(平均年収636万円)59,440ドル

犯罪心理学者は、映画やテレビ番組、小説などでも多く取り上げられていることから、心理学者のなかでは近年注目度の高いキャリアのひとつ。

さまざまなデータから犯罪者の心理を解明するような仕事をイメージするかと思いますが、他にも、別のジャンルの専門家とともに、子どもの親権争いや、保険支払請求、子どもの保護者査定や児童虐待の調査などを対応するという仕事もあります。

■4位:遺伝子カウンセラー(平均年収761万円)71,100ドル

カップルや家族に対して、遺伝子疾患に関する情報の提供を行うのが遺伝子カウンセラーの役割。

この職業に就くには、遺伝子についてだけでなく、カウンセリングの分野でも大学院レベルの専門教育を取得していること、さらに心理学や社会活動、生物学、看護学、公共衛生学等の分野に関しても学部レベルの知識を有する必要があります。

遺伝子カウンセラーは単独でカウンセリングを行うのではなく、医師や看護師、遺伝学者を含めた医療専門チームの一員として仕事をするのが一般的です。

■3位:カウンセラー(平均年収509万円)47,530ドル

カウンセラーは、結婚生活、家族、感情的、教育などさまざまな問題を抱えている人の手助けをする仕事。最近では虐待に対するカウンセリングも増えています。

一般的な職場は、小中学校、専門学校、大学、病院、精神科病院、個人の診療所で、カウンセラーのほぼ半数は、健康や社会福祉に関わるカウンセリングをメインにしています。

アメリカでは、ライセンスを持ったカウンセラーになるためには最低でも大学の学位を習得していることが条件とされています。

■2位:スクールカウンセラー(平均年収636万円)59,440ドル

スクールカウンセラーは、教育現場で学業や精神的な問題、社会的なトラブルなどを抱える子どもたちを手助けする仕事です。

最近ではとても関心が高く、急成長している分野ですが、アメリカでもまだ供給より需要が上回っているため、仕事に就くチャンスは大いにあります。

■1位:キャリアカウンセラー(平均年収492万円)46,000ドル

働き方に対する考え方が変化し、一度自分が選んだ分野の内外で転職活動を行う人が増えています。

そんな人たちを対象に、キャリアカウンセラーはクライアントの職歴、学歴、技能や個性、なにに関心があるのかなどを見て、その人に合った仕事を提案します。

必要なスキルを習得したり、面接の練習をしたり、履歴書を添削したりするのも仕事です。それに、失業中や仕事によるストレスを抱えているクライアントのカウンセリングをすることもあります。

日本ではまだあまり耳なじみのないものもありますが、近い将来成長する職業かもしれません。なにか手に職をつけたいと考えている人は、いち早く挑戦してみてはいかがでしょうか。

(文/平野鞠)

 

【参考】

Top 10 Psychology Career Trends-verywell

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