62.1%もの女性が上司に不満を言えない!本音の上手な伝え方

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2016.06.11

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こんにちは、接客コンサルタントの樋口智香子です。

周囲から愛され、信頼される、魅力的なビジネスパーソンを育成する人材教育をしています。

働く女性の多くは、上司に対し「衝突を恐れずに自分の意見をいったり、相談したりできない」と感じています。

ジブラルタ生命保険が20歳~59歳の就業女性2,000名を対象に行った「働く女性の本音についての調査」によれば、「上司と本音の付き合いができない」と思う女性の割合は、全体の62.1%をも占めています。

なお、いいたくともいえない本音は、大きく3つに分かれます。

(1)プライベートを優先できない不満

「(給料や休みなど)待遇を改善してほしい」「家庭(プライベート)が大事です」という本音です。

(2)理不尽な指示への不満

「指示が矛盾しています」「公私混同です」「それはわたしの仕事ではありません」

という業務指示への不満です。

(3)人間関係への不満・悩み

「えこひいきしないでほしい」「○○さんとはうまくやれない」といった、職場の人間関係に関するものです。

こうした不満は、どのように伝えれば、角がたたずにすむのでしょうか。

■1:定時を過ぎているのに追加の作業を指示された!(彼とデートの待ち合わせをしているのに……)

時間外労働に対しては、「帰りたい」という自分の意思を、きちんと伝えることが必要です。

そのまま指示を受けてしまうと、「この部下は、多少の無理を聞いてくれる」と思われ、何度も同じことを繰り返される可能性があり、自分の首を絞めてしまいます。

「クッション言葉+優先・緊急度の確認+代案」を組みこむと、直接的にならずやわらかな言い回しになります。

「たいへん申し上げにくいのですが(クッション言葉)、その作業はどうしても本日中に済ませないといけないものでしょうか。(優先・緊急度の確認)本日は、大切な約束があり、もしできれば、明日にさせていただきたいのですが(代案)いかがでしょうか」

■2:資料を作ったのに頭ごなしに「これはやり方が違う」と言われた!(部長の指示どおりにやったのに……)

指示が二転三転する上司、困ってしまいますね。こういうタイプは、自分のいったことを覚えていないことがあるので、メモなどの記録をとっておきましょう。

伝え方としては「あなたがそういったのに」ではなく「私のとらえ違いかもしれない」という、譲歩の姿勢で歩み寄りましょう。

「恐れ入ります、ご指示いただいた内容をこちらにメモしておりますが、私の認識違いがあったようです。どの部分が違いましたでしょうか?(メモを見せる)次回は、とらえ違いがないようにいたしますので、再度、ご指示いただけますでしょうか?」

■3:新しいプロジェクトでミスを連発するAさんと一緒になった!(先を思うと、気が重い……)

ミスを連発、いつもそのフォローをしなければならない同僚との仕事。黙っていては、ストレスがたまる一方ですね。

上司に不満を伝える方法としては、Aさんの人格否定をせず、まずはよい点を褒めること。その上で「Aさんのなんに困っているのか」を具体的に伝え「どうすればミスがなくなるのか」一緒に考えてもらうスタンスで切りだしてはいかがでしょうか。

「プロジェクトメンバーの件で、ご相談です。メンバーのAさんなのですが、とても明るく大らかで、チームのムードメイカーになってくれると思います!

ただ……これまでの傾向ですと、お願いした作業を忘れてしまい、それをぎりぎりになって切りだすので、皆でフォローにまわることが多かったのです。どうすれば改善していただけるのか、一緒にお考えいただけませんでしょうか?」

以上、働く女性の本音の伝え方でした。言い回しひとつで、上司の受けとり方は大きく変わります。

上手な伝え方をして、ストレスをためないようにしてくださいね。

(文/樋口智香子)

 

【参考】

樋口智香子のきらりと光るオトナ磨き

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