食べすぎ注意!おいしいけど「高カロリーな餃子料理」トップ10

  • LINEで送る
2016.06.13

shutterstock_134661824

皮はパリパリ、口に入れると肉汁がジュワ~。冷たいビールとも、ほかほかごはんとも相性抜群!

みんな大好きな「餃子」は、名前からもわかるとおり中国生まれの食べものです。

でも、中国で一般的なのは水餃子。日本では、ジューシーな焼き餃子やパリパリの揚げ餃子、手羽先にあんを詰めた手羽先餃子など、さまざまなバリエーションがあります。

世帯当たり購入額トップをめぐって宇都宮市と浜松市が激しいデッドヒートを繰り広げていることもあり、国民的ソウルフードのひとつだといえるでしょう。

ですが、気になるのはやっぱりカロリー。焼く、揚げるなどの調理法では特に、皮の小麦粉と油の相乗効果で高カロリーになりがちです。

そこで管理栄養士の望月理恵子さんに、カロリーが高い餃子料理トップ10を伺いました。200gあたりのカロリーで比較してみましょう。

■10位:スープ餃子(93kcal)

小麦粉の皮でつくった餃子を、ニンジンやニラなどの野菜と一緒にスープの具として楽しむメニュー。ツルッと食べられてボリューム満点、一緒に野菜も摂れて「主菜になるスープ料理」として人気の一品です。

ほかの調理法よりは油を使わないため、餃子200gあたりのカロリーは低めで一見ヘルシーですが、これにはスープは含まれません。スープを含めれば1人前160kcalほど。それでも比較的低カロリーですが、中華スープの塩分にも気をつけたいところです。

■9位:餃子巻き(おでん)(300kcal)

餃子をまるごとさつま揚げでくるんだ餃子巻は、福岡や大分など九州地方を中心に人気のおでんメニュー。九州では単品のお惣菜としても広がりつつあるようです。

比較的低カロリーなおでんの具材のなかにあって、揚げる工程がある餃子巻きはややカロリー高め。魚のすり身でできたさつま揚げ+餃子のあんの豚肉と、ボリュームはかなりのもの。食べすぎに注意して楽しみたい一品です。

■8位:手羽先餃子(320kcal)

皮ではなく、手羽先にあんを詰めて油で揚げたり焼いたりしてつくる手羽先餃子。餃子料理のなかでもボリューム感はピカイチです。

肉×肉と、脂質が多めではあるものの、1本あたりでは80kcalほど。コラーゲン豊富な手羽先肉のプリプリ感も魅力です。手づくりする場合は、あんの野菜を多めにするとカロリーダウンになります。

■7位:蒸し餃子(点心)(328kcal)

餃子をせいろなどで蒸して食べる料理。茹でて食べる水餃子とも似ています。

調理に油を使わないので、焼き餃子よりぐっとヘルシー。自分でつくるのも簡単です。あんに豚ひき肉ではなくエビなどの海鮮系を使うと、さらにヘルシーに楽しめておススメです。

■6位:揚げ餃子(354kcal)

揚げる分、焼き餃子よりも皮がパリパリで食感が楽しいメニュー。重量あたりでは焼き餃子よりも若干カロリーが低めですが、これは揚げることで皮の水分が飛ぶため。1個あたりで見ると、焼き餃子よりハイカロリーです。

餃子の皮の小麦粉を軽く叩いて落とし、片栗粉をまぶすと、油の吸収率がダウンし、カロリーもほんの少しですが低くなります。

■5位:水餃子(356kcal)

中国で餃子といえばこれ。焼き餃子よりも厚めの皮で包み、茹でて皿にとった料理で、もっちりプルプルの皮とジューシーなあんのコンビネーションが絶妙です。皮が厚いぶん、炭水化物が多くカロリーもアップ。

タレにつけて食べるのが一般的ですが、日本では鍋の具としても楽しまれています。つけダレよりも鍋の方が、若干カロリーが高くなります。

■4位:焼き餃子(394kcal)

日本で餃子といえば、やっぱり焼き餃子。醤油やラー油などの調味料をつけても急激なカロリーアップにはならないもの、具材の豚ひき肉がカロリーを引き上げています。さらに、片栗粉や小麦粉を溶いた水でパリっとした“羽根”をつくると、少しカロリーもアップ。

あんにキャベツや最近話題の冷凍豆腐、氷こんにゃくなどを入れるとカロリーダウンになります。

■3位:マンティ(トルコ料理・403kcal)

トルコと中央アジアの一部で食べられている料理。パスタのようなもちもちの小麦粉生地のなかに、ひき肉やひよこ豆などでつくったあんを包んで茹でたり蒸したりし、バターやヨーグルトを塗って食べます。あんに使う肉は、牛や豚、鶏肉のほか、ラム(羊肉)、ガチョウなど、地域によってさまざま。

脂分の多い肉を使うことが多く、餃子よりもカロリーが高くなりがち。ラム肉を使うとカロリーダウンになります。

■2位:ペリメニ(ロシア料理・405kcal)

餃子がモンゴルを経て、ロシアまで伝わって生まれた料理。餃子よりも小ぶりで皮が厚く、茹でていただく、あん入りのショートパスタといった雰囲気です。

本場ではサワークリームやバターのソースをかけていただきますが、それだとハイカロリー。コンソメで味つけをしてソースをかけずに食べればカロリーダウンになります。

■1位:鉄鍋棒餃子(460kcal)

もっともカロリーの高い餃子料理がこちら。具材は焼き餃子とほぼ変わりませんが、丸い皮でつくる一般的な形の餃子と違い、棒状に成形して焼くのが特徴。

中国では居酒屋メニューの定番ですが、日本でも中華料理チェーンの看板メニューとして2000年代前半に大ヒットしました。

皮がもちっとしたものが多く、その分カロリーも高めに。1個あたりが大きいので食べすぎも気になるところ。焼き餃子と同じように薄皮でつくれば、カロリーは焼き餃子と同カロリーになります。

餃子にこれほど種類があるとは驚きですよね。

茹でたり蒸すなど油を使わない調理法にしたり、焼き餃子や揚げ餃子の場合でもあんの野菜を増やすなどの工夫をすれば、カロリーダウンが可能。バリエーション豊かな餃子料理、工夫してなるべくヘルシーに楽しみましょう!

(文/よりみちこ)

 

【取材協力】

望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。

関連記事