習い事をする子どもは87.5%!気になる習い事の効果を大調査

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2016.06.16

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ピアノやスポーツ、学習塾に代表される習い事。ニッセイがインターネットで行った調査によると、幼少期~中学生までの全年代で87.5%の子供がなんらかの習い事をやっています。

習い事には様々な効果があり、何を習わせるかによって成長する部分も異なります。しかも、幼少期の習い事が子供さんに与える影響は少なくありません。

そこで今回は上記の調査で上位10位に入った習い事と、その効果について解説します。

■10位:武道

柔道・空手・剣道などの武道は精神的な面を成長させてくれます。他のスポーツでもあいさつができるようになったりしますが、武道は身体だけでなく、心も鍛えるという考えが根付いているため、他のスポーツよりも礼儀を重視する傾向にあります。

また、柔道等の受け身があるスポーツは、初めのうちは怪我の心配こそありますが、とっさに受け身がとれるようになれば怪我のリスクを減らすことができます。

■9位:野球・ソフトボール

野球やサッカー等のチームプレーのスポーツは、コミュニケーション能力や協調性を高めてくれます。同時に試合に出られる人数が限られているので競争心も養うことができます。

サッカーと比べて、座っている時間が長い・試合に出られる人数が少ないという違いが挙げられます。そのため、サッカーより野球のほうが集中力を鍛えることが可能です。

■8位:バレエ・ダンス

バレエは姿勢をよくしたり、バランス感覚を鍛えることができるスポーツです。また、女の子がやる習い事としては練習がハードであり、忍耐力や諦めない心を得ることができます。

さらに、大勢の前で自分のバレエを披露することにより、人前でもあがらずに自分を出せるようになれます。将来、プレゼン等で役に立つでしょう。

■7位:体操教室

様々な競技を行う体操は、運動神経はもちろん、動体視力や反射神経が鍛えられることができます。運動が苦手なお子さんに習わせている方が多いようです。

また、学校での体育で行う跳び箱や平均台等を難なくこなせるというメリットもあります。

■6位:サッカー・フットサル

野球と同じくチームプレー特有のメリットを得ることができます。また、野球と比べた際、運動量が多いサッカーでは、とっさの判断力や体力が養われます。

また、野球の試合にでられるメンバーが9人に対し、サッカーは11人。子供が試合に出られる可能性はサッカーの方が僅かに高いです。

■5位:書道

書道は字が綺麗に書ける子を育てます。これは将来、事務作業や履歴書を書く際に役に立ちます。パソコンが主流になりましたが、新卒の履歴書は未だに手書きです。

また、正しい姿勢で筆と神に向き合うことは集中力を養ってくれます。さらに、字に頻繁に触れることで文字に対する抵抗が少なく、本や新聞等を読む力が上がります。

■4位:英会話

グローバル社会で重要な英語力を、子供のころから鍛えるために、英会話教室は人気です。英会話を習うことで、様々な人とコミュニケーションがとれる力を高め、社交性を培うことができます。

また、英語に対する拒絶感を無くすことは、長い目で見ても重要なことです。

■3位:音楽教室

子供のころから音楽に触れることで、音楽が好きな子供になるのはもちろん、音感やリズム感も鍛えられます。

また、楽器は脳にいいともいわれています。まず、楽譜を読むには読解力が、その通りに演奏するのには反射神経が、そして楽譜を覚えるのには記憶力が必要です。楽器を演奏することでこれらを総合的に鍛えることができます。

また、繰り返し練習することで集中力や忍耐力も養われます。ピアノのような両手を使う楽器の場合、左右で違う動きをすることが脳の活性化にもつながります。

■2位:水泳

他のスポーツと違い身体を左右対称に使うので、全身をバランスよく鍛えられるのが水泳の特徴です。

他にも浮力により体への負担が少ない。胸に水圧がかかるため心肺機能を向上させることができます。規則正しい呼吸が喘息にも効果があるとされ、喘息の子供に水泳を進めるお医者さんもいます。

また、幼少期から水泳を行うことで脳の空間認知力を鍛え、頭の発達にいい効果があると言われています。

■1位:学習塾

受験のために学習塾に通わせるのは当たり前ですが、受験で成功することだけが塾のメリットではありません。

自発的に勉強ができない子供を塾に通わせることは、子供の世界が広がるチャンスでもあります。勉強は受験のためだけでなく、人生を豊かにするためにあるということを、親御さんが教えることができれば、その子の可能性はより広がるでしょう。

また、テストでいい点を取ったり、受験で成功することは勉強を好きになったり、自信をつけたりするきっかけにもなります。そして、塾には進学に関する多くの情報があり、子供が将来の目標を定める際に役に立つでしょう。

習い事によって効果は異なりますが、一番大事なのは子供さんがやりたいことを、自発的に行わせることではないでしょうか。

習い事は嫌々やらせても効果が薄く、なにも身につかない可能性すらあります。しかし、本当に好きなことを習うことができれば、大きく成長してくれるかもしれませんよ。

(文/堀江くらは)

 

【参考】

ニッセイ インターネットアンケート~5月:「こどもの日・こどもの習い事」について~-日本生命保険相互会社

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