人体は水分が7割!様々な症状を改善する「いい水」の7つの条件

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2016.06.25

suzie.20160625

『水でたちまち体が若返る』(小羽田健雄著、あさ出版)の著者は、38歳のときにC型肝炎・狭心症・不整脈・喘息などが悪化して命を落とす寸前にまで追い詰められたという経験の持ち主。

しかし、厚生省(当時)許可の電気分解アルカリ電解水を飲んだことにより九死に一生を得たのだそうです。また同じころ、東京警察病院の医師とともに水治療の研究を開始し、生命の水研究所を設立。

以来30年以上にわたり、水質調査と水の研究に尽力。慢性疾患や難病等の治療・改善に貢献しているのだといいます。

そのようなバックグラウンドに基づいて書かれた本書で訴えているのは、「いい水」を吸収することの重要性。人間の体の6~7割は、「水分」で満たされています。いい水で体を大掃除するだけで、体のさまざまな症状を改善できるというのです。

でも、「いい水」とは果たしてどんな水なのでしょうか? その点を探るために、「『いい水』の7つの条件」に焦点を当ててみたいと思います。

■1:生命にとって有害な物質が十分に除去されている

当然ながら、体にとって有害な成分が含まれていないことは、絶対的な前提条件。

飲み水や料理に使うなど、私たちの体内に取り込まれる水は、毒物や、体のなかにたまって病気を引き起こす重金属や合成化学物質、細菌類などが取り除かれていなければならないということです。

なお有害な物質には、水道水に含まれる塩素や、アルミニウム、塩素化合物の発がん性物質などがあるそうです。

■2:ミネラルのバランスが取れた軟水

硬度とは、1リットルの水のなかに、カルシウムとマグネシウムの「ミネラル成分」がどれくらい含まれているかを示した数値。この数値が高いものが「硬水」で、低いものが「軟水」だというわけです。

そして、著者が考える「いい水」は軟水。なぜなら、硬度が高い硬水だと、マグネシウムをたくさん吸収してしまうことになるから。

おすすめは軟水で、かつカルシウムやマグネシウム、その他のミネラルがバランスよく含まれている水だそうですが、日本の水のほとんどは、水道水を含めてこのタイプなのだといいますから安心です。

■3:pH(ペーハー)はアルカリ性

pHとは、水溶液のアルカリ性・酸性の度合いを表す数値。0〜14までの数値があり、pH7(中性)を境に、数字が小さくなるほど「賛成」の度合いが強くなり、数字が大きくなるほど「アルカリ性」の度合いが強くなるということ。

そして、「健康にとっていい水」とはアルカリ性の水。

■4:酸素や炭酸ガスなどの気体が溶け込んでいる

通常、水には酸素と炭酸ガスが溶け込んでいるもの。ところが過熱するとこれらが空中に飛んでいき、酸素・炭酸抜きの「酸欠の水」に。

しかし人間にとって酸素は、水と同じく、生命活動を維持するために不可欠なもの。酸素がないと人間は生きて入られませんし、不足してもさまざまな不調の原因になるそうです。

だからこそ、酸素や炭酸ガスなどの気体が溶け込んでいることは「いい水」の必須条件。

■5:水分子集団(クラスター)が小さい

クラスターとは、水分子のかたまりのこと。水分子(H2O)は1個のときは「気体」で、液体になるには最低でも5つの水分子グループをつくることが必要。そのひとかたまりのグループがクラスター。

このかたまりが保たれているのは1兆分の1秒程度の短い時間で、各分子は高速でくっついたり離れたりしているのだとか。そのスピードが速いほどクラスターは小さくなり、クラスターが小さい水ほど水分子のエネルギーが高く、高い活性力を持っているということ。

■6:酸素の働きを高めてくれる

私たちの体内には「酵素」が存在し、その数は5,000種以上。1種類につきひとつの仕事を持っていて、それぞれが生命活動維持のために重要な役割を担っているのだといいます。

そして重要なのは、水がないと酵素は働くことができないということ。さらに水のなかには、酵素の働きをよくするもの(=酵素活性力の高い水)と、そうでないものがあるそうです。いうまでもなく、「健康にとっていい水」とは、酵素活性力の高い水ということになるわけです。

■7:油(脂肪)を溶かす力(界面活性力)が高い

意外な気もしますが、はっきりと目には見えないものの、水には油を溶かす力があるのだと著者はいいます。体内の脂肪分を溶かす力は「界面活性力」と呼ばれるそうですが、水の種類によってその力はまちまち。

だからこそ、界面活性力の高い水を選んだほうがいいわけです。

これら7つの条件をクリアした「体にいちばんいい水」を飲むことが、すべての基本だということ。そして著者によれば、それは「アルカリ電解水」なのだそうです。

この考え方を軸として、他にも水についての役立つ情報が満載です。体を芯からクリアにするために、ぜひ読んでみてください。

(文/作家、書評家・印南敦史)

 

【参考】

※小羽田健雄(2016)『水でたちまち体が若返る』あさ出版

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