「なぜ数字が大切?」この質問にほとんどの人が答えられない理由

  • LINEで送る
2016.07.05

shutterstock_310072547

こんにちは。深沢真太郎です。

ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。

この『Suzie(スージー)』は文字どおり、数字に関する情報を提供するサイトです。

しかし実際のところ、「数字の大切さ」を正しく伝えることは困難でもあります。

そこで、ビジネス数学の専門家として、今回はこのテーマを真正面から論じることにします。

「不倫」「ダイエット」「お金」といったネタを楽しみにしている方にとっては、おもしろいものではないかもしれません。しかし、もしなんらかのお仕事をしている方であるならば、ぜひご一読くださいませ。

■なぜ数字が大切なのか言える?

私は初対面の方と名刺交換をすると、よくこんなことを相手から言われます。

「深沢さん、数字に強くさせる専門家ですか? いや~、数字! 大事ですよね~!」

そこで、私はこのような質問をしてみるのです。

「そうですね。ところで、なぜ数字って大事だと思うのですか?」

すると、ほとんどの方が絶句します。その表情には「なぜ……? なぜと言われても……。ビジネスで数字は大切だよな。なぜといわれても……」という心の声が表現されています。

「ビジネスにおいて、数字は極めて大事だ」

「デキるビジネスパーソンは数字に強い」

「やっぱり数字だよね」

多くのビジネスパーソンが、このような台詞を考えもせずに“雰囲気”で語っています。しかし、不思議と「なぜ?」に明確に答えられる人がとても少ない。

「なぜ?」に答えられないということは、厳しいいい方をすれば本当はそう思っていないか、本質を理解できていないのです。

■スリッパはなんのためにある?

では、私からその答えを申し上げます。

「数字は、人の行動を決めるから」

これが私の答えです。

もちろん、説明が必要でしょう。少し唐突ではありますが、その説明に「スリッパ」を使います。屋内で履く、あのスリッパです。

もし私がスリッパを渡されたとします。もしそのスリッパがちゃんと左右ともに重ねてあれば、私は無条件で「履くもの」と認識し、なんの疑いもなく履こうとするでしょう。

しかし、もしそのスリッパが片方しかなかったとしたら、私は「履くもの」とは認識せず、誰かのアタマをパコーンと叩きたくなるかもしれません(笑)。

そのような衝動にかられるのは、果たして私だけでしょうか……。

■人は数量で行動を決める生き物

私はこの話を通じて、こういうことが申し上げたいのです。

「何事も最適な数量というものがあり、その数量を間違えると人の行動は変わる」

「人は感情だけではなく、数量で行動を決めることも多々ある」

私たちは間違った行動をしたくないし、してはいけません。これがビジネスならなおさらです。だから私たちは数量というものに敏感にならなければなりません。だから私たちにとって、数字は大事なのです。

ランチの予算を1,000円と決めれば、オシャレなイタリア料理店の前では立ち止まるかもしれません。しかし、その予算が500円だったら、その店は間違いなく素通りするでしょう。

人は、数量で行動を決めるのです。

文系とか理系とか、数字が好きとか嫌いとか、そんなことをいっている場合ではありません。そんな次元で考えてはいけないほど、私たちにとって数字というものは大事なものなのです。

どうかその重要性を正しく理解したうえで、これからも数字とつきあっていってほしいと思います。

そして、これまでは私の記事に興味が湧かなかった方も、この『Suzie(スージー)』を通じてこれから私の発信する情報にぜひ注目していただけたらうれしく思います。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

ビジネス数学の専門家 深沢真太郎 〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube

ビジネス数学ブログ

深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社

IMGP1469z

関連記事