30年後も大丈夫!絶対ロボットに奪われない4つの人間的な仕事

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2016.08.19

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いま、AIの発達に脅威を感じている人は多いです。

実際、『R25』が20~30代の男性ビジネスマン200人に調査したところ、30年後に自分の仕事が取って代わられると思っている人は全体の60%もいました。

仕事選びは、人生を賭けることでもあります。だからこそ、ここ何十年かはロボットの脅威を感じずに済む仕事を選びたいもの。

どんな仕事なら、ロボットにはできないのでしょうか?

これについて、アメリカの経済誌『Money』には、「ロボットは真に人間的な要素を必要とする仕事ができない」とあります。

それでは、どんな仕事なら、本当の意味で人間的といえるのでしょうか?

きょうは、ロボットには奪えない4つの仕事をご紹介します。どれも、平均年収は400万円以上。年収が安い順でお伝えしていきます。

■1:葬儀屋・葬祭サービス担当者(平均年収438万円)

社会のなかで常にニーズがあり、重要な役割を果たしている職種。そんな葬祭関係の仕事には、大きく分けて2つのタイプがあります。

まずひとつは、亡くなった方の体に適切なケアをし、その人を健康な容貌にすることで、遺族の気持ちをケアすること。

もうひとつは、遺族の悲しみのケアを行いながら、望ましい葬儀を取り仕切るディレクターとしての役割。

どちらも専門性が必要であるうえに手作業が多く、人の気持ちに寄りそうスキルと経験が必要となります。

部分的にはAIに可能な作業も出るかもしれませんが、たしかにロボットには難しい仕事のようですね。

■2:人事担当マネジャー(平均年収616万円)

もし従業員のほとんどがロボットに取って代わられたとしても、最後に残った人間の従業員の話を聞き、給与アップ交渉をする人間が必要になる。それは人事担当者。

……というブラックな話はさておき、もし、ほとんど同等の能力とスキルと経験を持った2人のうち、どちらかしか採用できないとしたら、どんな基準で選びますか?

多いのが、「会社の雰囲気・社風に合う人」という答えです。

「会社の雰囲気・社風」はなにかと聞かれると答えられる人はほぼいないのに、「会社の雰囲気・社風」にこの人が合いそうかと聞かれると、ほとんどの人が答えられるという不思議。

水滴一粒一粒に意識が向かなくても、水滴が集まって光を反射した虹は見えるということに似ているかもしれません。

そして、「虹が見える」ことも人間的な要素のひとつ。人事担当マネジャーには、それが要求されるのです。

■3:国会議員など国レベルの指導的なポジション(平均年収619万円から)

「これこそ、ロボットがやってくれた方が、ずっとマシなんじゃないか?」

「ロボットの方がまっとうな判断をするんじゃないか?」

そう思う人も多そうですが、実はそうでもないのです。

政治家はとことん、人と会い、話し、触れ合う仕事です。また、その国をどうしたいのかというビジョンと、その国に住む人々が求めていることとの間でバランスを取り、形にしていくのが本来の役割。つまり客観性が必要なのです。

■4:カウンセラー&セラピスト(平均年収706万円)

人の感情や気分を取り扱い、物事の受け取り方や行動に変化を起こしていくのがカウンセラーやセラピスト。つまり、まさしく人間に焦点を当てた仕事です。

社会が発展して豊かになると、人の悩みは少なくなりそうだとも思えます。

医療や栄養が充実すれば生きるための困難が減り、収入が増えれば可能になることが増えるのですから。

しかし、それだけで幸福になれるわけではないのが人の世で、それは世界中どこでも同じ。社会が発展するほど問題は増加していくため、カウンセラーやセラピストが必要になってくるのです。

人間関係が原因で起きた問題は、人間関係のなかで解決していくものだといわれます。人の心の問題には、人の心との間でしか解決しない部分があるのかもしれません。

適切にプログラムされた言葉を発するAIにも、慰めることはできるでしょう。しかし、人間関係を築いていくことは難しそうですね。

人の気持ちをケアして人間関係をつくり、大きな意味での理解が必要な仕事がランクインしているようですね。真に人間的な要素とは、これらなのかもしれません。

どんな仕事にも必ずある「人間的な要素」を磨いてみると、意外な競争力につながるかもしれませんね。

(文/粟飯原由布子)

 

【参考】

4 Jobs That Robots Will Never Steal From Us-Money

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