1日2杯で勃起障害リスク半減!コーヒーが体に与える意外な影響

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2016.08.26

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1日のはじまりにコーヒーを飲む人は多いと思います。

実際、トレンド総研の調査では「コーヒーを自宅で飲むことはありますか?」との質問に、87%が「ある」と回答しています。

最近ではコンビニでも気軽にコーヒーが購入できるため、毎日何杯もコーヒーを飲んでいる人は少なくないはず。

ところで、普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、からだにさまざまな影響を与えています。

実際にどのようなことが起きているのか、知りたくありませんか? イギリスのニュースサイト『Daily Mail Online』が報じた最新の情報から探っていきましょう。

■コーヒーが体に与える影響とは?

(1)まず集中力を高める

コーヒーを、仕事や勉強中の眠気覚ましに飲むことがあると思います。コーヒーに含まれるカフェインには、集中力を高める効果があるのです。カフェインが脳に伝わると、一時的に私たちの疲労感を止める刺激性があります。

これは、睡眠パターンを調節し、眠気を誘う体内で自然に発生するアデノシンという物質を遮断するため。

またハーバード大学の研究者は、コーヒーには落ち込みを抑え、気持ちを明るくする成分が含まれていることを突き止めました。コーヒーは脳のなかで抗鬱剤のような物質をつくるそうです。

ただしメリットだけではありません。脳は、時間の経過とともにコーヒーに慣れてしまい、効果が鈍くなります。カフェインには、少し依存性があるため、飲みすぎには注意が必要です。

(2)一時的に血圧を上昇させる

コーヒーは一時的に血圧を上昇させるので、血管が締まり心臓が激しく動きます。

医学用語で「血管収縮」という作用。短い時間の反応で、アドレナリンの放出で心拍数が上がり、通常は3時間から4時間後にはおさまります。

またコーヒーには、心臓病のリスクを低くするという研究結果もあります。

(3)利尿作用がある

コーヒーは、からだの代謝にも影響を与えます。膀胱を刺激し、腸の動きを活発にするため、コーヒーを飲んだ後はトイレが近くなるのです。

ほかにも胃液の分泌を刺激したり、コルチゾールと呼ばれるストレス感に関係するホルモンの放出を引き起こしたりします。

(4)性欲に影響を与える

2015年に米テキサス大学が行った研究によると、1日2杯のコーヒーを飲んだ男性は、勃起障害を抱えるリスクが約50%低い結果となったそうです。

また2006年の実験用ラットを利用した研究では、コーヒーがセックスホルモンを調整する女性の脳の領域を刺激することが明らかになっています。

■コーヒーはからだによいか悪いか

コーヒーに関しては、長い間、からだによいか悪いのかという議論がされてきました。

これまでの研究で、コーヒーが心臓病や癌、アルツハイマー病、肥満などの予防につながるとの報告がされています。

また2012年にアメリカ国立衛生研究所が、コーヒー摂取が寿命を延ばすことにつながると発表しました。

しかしプラス面だけでなく、女性の骨粗しょう症リスクとの関連や、軽度のカフェイン中毒によるイライラやストレス、睡眠不足につながるなどの欠点も指摘されています。

ハーバード公衆衛生大学院の研究者は、カフェインのよい面と悪い面で相殺するだろうと主張。

ただし研究者たちは、自信を持って結論を出すためには、さらに研究が必要だともコメントしています。まだ完全には解明されていないのです。

朝起きてすぐ、仕事中、午後のティータイムなどなど、コーヒーが毎日の生活に欠かせない人は多いことでしょう。

もちろん健康に関してプラス面もありますが、何事もほどほどが大切です。コーヒーを飲み過ぎてしまう人は、からだへの影響を考えて、摂取量を控えるようにしたいですね。

(文/椎名恵麻)

 

【参考】

What your morning coffee is REALLY doing to your body throughout the day-Daily Mail Online

2016年の「コーヒートレンド」に関するレポート-トレンド総研

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