5人に1人の女性が強姦被害?暴力に関する衝撃の実態が明らかに

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2014.10.20

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今、日本ではストーカー殺人事件や女性のDV被害件数の増加がよく話題になっています。これは、アメリカも同じです。むしろアメリカの方が深刻な問題として取り上げられています。

そこで今回は、英語圏ニュースサイト『Vox』が発表した「誰もが知っておくべき女性への暴力についての事実9つ」をご紹介します。いかに女性が辛い思いをしているのか、具体的な数字で確認していきましょう。

■1:大半の女性が暴力を受けた経験がある

実は、アメリカの国勢調査で、51.9%のアメリカ人女性が身体的な暴力を受けていることが明らかになっています。ちなみにスウェーデン人女性は25%。イタリア人女性はは18%で、アメリカは他の先進国よりも深刻な状態です。

■2:4人に1人の女性がパートナーからDVをされた経験がある

DV被害者の女性は、年間約130万人にも及んでいます。被害者はやっぱり、男性より女性の方が多いです。アメリカでは、14人に1人の男性、5人に1人の女性がパートナーから暴力を受けています。

■3:10件中7件の強姦事件はパートナーが起こしている

アメリカ司法省の統計によると、強姦事件の加害者の72%が被害者の親密なパートナーであることもわかっています。

■4:5人に1人の女性が強姦被害の経験がある

もちろん、起きているのは強姦だけではありません。アメリカ疾病管理予防センターによると、この倍以上の女性が望まない性的接触を受けた経験がある、ということも明らかになっています。

■5:殺人事件被害者の13人に1人は夫orボーイフレンドに殺されている

アメリカ連邦捜査局の2012年の発表で、12,765件の殺人事件のうち992件は妻やガールフレンドが被害者とわかっています。つまり、アメリカで起きる殺人事件の被害者は、約13人に1人が親密なパートナーにより殺されているということです。

■6:10人に1人の暴行被害者女性は頭部or脊髄に損傷を負っている

女性が暴力を受けた時、歯が欠けたり、弾丸で傷付いたり、どこか一部を負傷していることも少なくありません。しかも、0.8%の女性は意識不明になったと報告されています。

■7:大半の暴行被害者女性は治療を受けていない

暴行被害者の女性より、男性の方が病院で治療を受ける割合が若干高い傾向にあります。しかし、なぜ男性の方が治療を求めやすいのかは、明らかになっていません。

■8:18%の銃発砲者には家庭内暴力の容疑がかけられている

違法銃器に反対する市長の会が、2009~2013年の間に発生した93件の発砲事件を分析した結果、18%の発砲者に過去家庭内暴力の容疑がかけられていたことがわかっています。

■9:強姦事件の発生率は年々低下している

強姦事件の全てを把握することはできませんが、女性の不安は少しずつ解消されつつあるようです。アメリカ司法統計局の報告によると、強姦事件の発生率が2010年には大きく減少していることが明らかになっています。

……こんなに大勢の女性が被害に遭っていると思うと、どうしたら悲しい事件を未然に防げるのか、考えさせられますよね。もちろん、世の中には女性を傷つけようとする男性だけではありません。しかし、被害に遭う前に、しっかり知識を身に付けておきたいところです。

(文/水野渚紗)

 

【参考】

9 facts about violence against women everyone should know-Vox

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