残業しすぎは危険!週に55時間の労働は糖尿病リスク高めやすい

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2014.10.25

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仕事がたまっていると、つい「残業すればいいか」と軽く考えてしまいませんか?

定時で帰るのが難しそうなときは、気持ちが緩んでしまい、仕事をいつもより長引かせやすいですよね。しかし、その働き方はちょっと改めた方がいいかもしれません!

医学情報サイト『Medical News Today』が、1週間に55時間以上の労働が、2型糖尿病のリスクを高める可能性があると発表したのです!

55時間というと、1日11時間。毎日3時間残業していることになるので、19時定時の女性は毎日22時に退社する状況が危険だということ。これくらい、通常の会社員なら何も考えずに残業してしまいますよね……。

そもそも、長時間労働は昔から健康に悪いと言われてきましたが、今回初めて2型糖尿病にもつながると明らかになりました。

理由は、長時間労働によって引き起こされる不健康な生活習慣、ストレス、うつ状態、質の悪い睡眠などが、糖尿病の発症に影響しているからだそうです。

ちなみにこの発見は、男女22万2,120人のデータから判明した事実になります。研究を行ったチームは当初、1週間に55時間以上働くグループと35~40時間しか働かないグループの間に、最初は違いがあるとは思っていませんでした。

しかし、低賃金の労働者で1週間に55時間以上働く人々は、2型糖尿病を発症する可能性が30%も高いことがわかったのです!

それで、研究チームのミカ・キビマキ氏は「実は、長時間労働があらゆる層の糖尿病リスクを高めるわけではありません。長時間労働が低賃金で働く人々の2型糖尿病リスクを明らかに増加させる、ということなのです。これは、医療関係者なら必ず知っておくべき事実です」と話しています。

確かに、週55時間働いても、年収が高ければ意識も違いますよね。

糖尿病は、一度かかると治らない病気と言われています。女性は男性よりも糖尿病が少ないのですが、女性ホルモンの分泌が急激に減少する更年期以降は女性でも糖尿病のリスクが高まるので注意が必要です。

働くことは大事ですが、それで体を壊してしまっては何の意味もありません。自分の体も仕事と同じくらい大事にしていきたいですね。

(文/水野渚紗)

 

【参考】

Working 55 Hours A Week Increases Risk Of Type 2 Diabetes-Design&Trend

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