みなさんは、SNSをいくつ利用していますか? 友達や家族だけでなく、見知らぬ人と距離も年齢も越えて気軽に会話ができる。いつでもどこでも片手で世界中とつながれちゃう。改めて、SNSってスゴイですよね!
だけど、四六時中スマホをチェックしたり、レスに一喜一憂したりと、「気づいたら私、SNSに縛られているな」って感じたことはありませんか?
そこで、「SNSの出現によって、人生で何年分の自由を失いましたか?」という調査をしたところ、平均3.5年間という結果に……! 中学や高校生活が3年間ですから、この3.5年間は決して侮れない数字ですよね。
■自由時間のはずが趣味を犠牲に!
ただ、なんと59%の人が「自由を失ったことはない」と回答。「“自由な時間”に利用している」など、多くの人がSNSの利用はセルフコントロールできているとの自覚があるようです。
一方、自由を失ったという意見では、「読書や映画鑑賞、趣味の時間」など、気楽なはずのSNSに縛られ、趣味を“犠牲”にしたとの回答も多く寄せられました。どちらもフリータイムの趣味のはずだったのに……。恐ろしいですよね。
■ぼっち恐怖症になってしまった!
また、「レスしなきゃいけない」「友だちの発言に反応しなければならない」などの義務感コメントや、「繋がっていないと不安になる」などの意見に漂う対人関係への怯えと縛り。それって、SNSにハマった副作用による “ぼっち”耐性の減少が大きな原因ではないでしょうか。
■リアルな出会いが減ったかも……?
最後に注目すべきは、「人と会って話す機会が少なくなった」「いろんな人との出会い」「友だちと直接連絡をとらなくなった」など、リアルな繋がりが薄くなったという回答が複数寄せられたこと! SNSはコミュニケーションツールなのに、なんだか皮肉ですね。
こういったところだけ見るとSNSは悪魔のツールとも言えそうです。
ちなみに、「自由を失った」と答えた人の内訳は、1~4年間:59%、5~9年間:17%、10~19年間:12%、20~29年間:7%、54年間:3%、100年間:2%という結果に。100年間ってスゴイですよね。
やっぱり多くの人が、時間、感情、犯罪など、様々な側面から不安や焦りを抱えながらSNSを利用しているのですね。
SNSはとっても有能なコミュニケーションツール。だからこそ、上手な距離感を保つよう気をつけたいもの。酒じゃないけれど、SNSも、「飲め飲め 呑まれるな」でいきたいですね!
(文/茶柱ズバ子)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『mixi survey(ミクシィサーベイ)』
調査期間:2014年10月24日(金)
調査対象:全国20代以上の男女計100名