男性の草食化だの、若者の恋愛離れだの、昨今の恋愛事情はイマイチ盛り上がりに欠けますよね。しかし、本当にみんな「運命の人と出会いたい!」とは思っていないのでしょうか?
そこで、「運命の人に出会えるなら、あなたはどこまでできますか?」というアンケート調査を男女100人に実施。すると、平均「地球6.4周もできる」との結果に……!
しかも男性の方が、“運命の人”を求めて行動しやすい傾向があると判明。やっぱり、今時の若者にも恋愛に対する憧れは残っているみたいです! よかったですよね。
今回、このアンケートでわかった“運命の出会い”についての男女差を以下からまとめてお伝えしたいと思います。
■過半数の人は運命の人を求めていなかった!
まず、男女別で結果を見てみると、男性が「7.4周」で女性が「5.3周」と男性の方が2周以上も多いこともわかりました。
女性としては嬉しい結果ですよね! ちょっと「自分を探すためにそこまでしてくれる人がいるのかも」と思ってしまうはず。
でも、喜んでばかりもいられません。実は、約半数52%の方が「1周もしない(0周)」と回答しているのです! その理由については、「時間がない」という現実的な意見が目立ちました。
さらに、同じ時間的な問題であっても、男性と女性では傾向が大違い!
男性の場合は、「地球を周るためにさく時間」であるのに対し、女性は「もう年だから」とか「若いときは短い」といった“年齢を気にかける”回答が多かったのです! これは、男性に一切見られない傾向でした。
しかし男性は、「お金がない」とか「旅費が工面できない」という意見が見られました。逆に女性は、こうした経済的な理由をあげる人は皆無でした。男性はなかなか現実的ですね。
■女性はやっぱり「運命の人を待ちたい」傾向
ちなみに、「運命の人なら1周で出会える」とか「運命だから(0周でも)出会えるはず」。もしくは、「かならず近くで出会える」といった運命を論じる人が女性に10%もいたのに対し、男性にはたったの2%しかいませんでした。
結局、女性は白馬の王子様を待ちやすいということでしょうか……。女性が男性より2周も回数が少ないというのは、こういったたところにも要因がありそうですね。
■海外に行くと運命の人と出会いやすくなる!?
もちろん、近場で運命の人と出会えればそれはそれで素晴らしいことですよね。けれども、地球を何周とまでいかなくても、世界に飛び出ることは運命の出会いが見つかる可能性が高まりやすくなります。
実際、「最初は海外留学だったのに、いつしか自分探しの旅になり、とある観光スポットでバイトをしていたところ、そこにお客さんとしてやって来た別の国の人と知り合い結婚した」という事例もあるのです!
人気テレビ番組『あいのり』では、男女7人がワゴンで様々な国を旅して結婚しているカップルもいるので、少し海外に目を向けてみるのもひとつでは?
回答の中には、「人生は1回なので、本当に運命の人がいるなら時間が許す限り周る」といった超前向きな行動派が男性で4%、女性で2%いました。
そもそも日本ではあまり積極的な女性はモテないイメージがあると思います。
だから女性はどうしても待ちの姿勢になってしまうんですよね。けれども、ほんの少し行動を変えてみることも考えてみませんか? すると、案外すんなり突破口は開けるのかもしれませんよ!
(文/富士峰子)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2014年10月17日(金)
調査対象:全国20~60代の男女計100名