ゆるキャラ効果は絶大!28%は旅行に行くなど興味を抱くように

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2014.11.06

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すっかりお馴染みの「ゆるキャラグランプリ」。2014年は、群馬県のマスコット・ぐんまちゃんが優勝に輝きました!

2年連続3位という、かなり惜しいポジションにつけ、虎視眈々とトップの座を狙い続けてきたぐんまちゃん。ついに今大会でトップの栄冠を手にしたのでした。よかったですよね。

「地域・会社・日本を元気にしよう!」という趣旨でスタートしたこのイベント。エントリー数は増加の一途をたどっていて、開始当時の2011年には349体だったものが、今年は1,670体と、なんと5倍近くも増加しています。

この右肩上がり過ぎな数字を見ただけでも、ゆるキャラパワーのスゴさがうかがい知れるというものですよね。

でも、実際のところ、ゆるキャラによる地域活性化や影響力ってそんなにあるものなのでしょうか? また、具体的にみんなどんな影響を受けているのでしょうか?

今回は、ゆるキャラについての気になる部分を解明していきたいと思います。

■約3割の人たちがゆるキャラの影響を受けていた!

「ゆるキャラにつられてその土地に興味を持ったことがありますか?」という質問を、全国の10代から60代の男女100人にアンケートで聞いてみたところ、28%の人が「ある」と回答。

興味の内訳をみると、「名産品・特産品」と「その土地柄・名勝地」の2つに大別されています。

これについては、「ふなっしーの影響で、船橋は競馬とキャバレーだけじゃないと思った」といったユニークな回答も……。たしかに、船橋市の名物が梨だったとは、初耳の人も多かったことでしょう。

また、ゆるキャラの影響で興味を持った人のうち約2割は、「熊本の特産品を買った」とか「“ひこにゃん”に会いに、滋賀県彦根市へ行った」などお金を投じ、実際に行動を起こしていることがわかりました。

■実はくまモンの経済効果は1,000億円を超える!?

日本銀行熊本支店の発表では、ゆるキャラ界の大御所くまモンが熊本県にもたらした経済効果は、2年間でなんと1,244億円にものぼるそうです。

「ゆる……」などと言いながら、全然ゆるくない凄まじい経済効果ですよね!

ただし、ゆるキャラの多くは、単なるお金儲け主義とういことではないようです。くまモンの場合、熊本県のPRにつながるのであれば「国内企業の商標使用は原則無料」ということで展開しています。

これにより、熊本県全体に活気が生まれるということですよね。

東の大御所、ふなっしーも負けてはいません。昨年夏、猛暑の影響で梨が売れず苦労していた地元農家や直売所などとタッグを組み、PRイベントを開催したところ、なんと1億円もの収益をあげることができたそうです。

各地で活躍するゆるキャラたち。癒しはもちろん、その趣旨や活動に注目し、会いに行ってみるのも楽しいかもしれません。

ちなみに、くまモンは九州新幹線全線開業をきっかけに生まれたキャラクターだそうです。ぜひ今度、九州新幹線に乗って会いに行ってみては?

(文/富士峰子)

 

【参考】

ゆるキャラ効果 願いましては【くらし編】-朝日新聞デジタル

ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト

くまモンオフィシャルサイト

ふなっしー 1億円経済効果で「船橋市の梨の危機」を救う-NEWSポストセブン

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『mixi survey(ミクシィサーベイ)』

調査期間:2014年11月4日 (火)

調査対象:全国10代~60代の男女計100名

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