「小顔に見える」とか「すっぴん隠しになって重宝」など、今やおしゃれ女子の間では、ファッションアイテムのひとつとなっているメガネ。
最近は、花粉症対策の必需品という人も多いですよね。
その一方で、視力が悪くコンタクトは合わないので、メガネなしでは暮らせないという切実な人も大勢いるはずです!
こんな風に、メガネをかける事情は人それぞれですが、メガネの人を見ると、ついつい頭がよさそうって見た目で判断しちゃうことってないですか?
そこで、20代~60代以上の男女100人に「メガネ=頭がよさそうという風潮に迷惑していませんか?」というアンケート調査を実施。
このアンケートで迷惑していると答えた人は、意外にも5人に1人という少なさに……。
なんと、8割の人が知的イメージなんて気にもせず、“メガネライフを満喫している”という思いがけない結果となりました。
■学生時代は“メガネ=真面目”の象徴だった?
「迷惑なことを言われた」と回答した2割の人のコメントで面白かったのは、「真面目そうに見える」という意見が多かったこと。
「“真面目か!”と決めつけるのは勘弁してほしい」と嘆く意見もありました。
学生時代には「真面目そうで、頭がよさそう」「数学や物理などの理系科目が得意そう」と言われる。
そして社会人になってからは「真面目に見られて仕事がふってわいてくる」「パソコンや新型の電気機器とかに詳しそうに思われるがアナログ派」などと外見だけで判断されるとしたら、本当にお気の毒……。
現実とのギャップがあればあるほど、この根拠のない決め付けは、周囲の期待に応えられず辛いかもしれませんね。
中には、「勉強しすぎで目が悪くなったんでしょ」「ガリ勉に見えてゲームのやりすぎ」「メガネに対する悪評を言われた」など、イジメにつながるような発言も……。
必要に迫られて着用しているメガネなのに、一方的な決めつけで人生を振り回されているとしたら、ちょっと可哀相ですよね……。
■メガネは自分らしさを表現する“最強の武器”!
とはいえ、初対面のとき、顔の印象って強烈。ニコニコ笑顔の人はいい人って思われがちだし、いかつい顔だとちょっと怖そうとか。
メガネって、どうしても顔の大半を占めるアイテムだから、かけているメガネの雰囲気に、その人のイメージが引っ張られているのかもしれませんね。だとすれば、逆手に取って考えてみましょう。
そう! メガネを変えるだけで、イメージチェンジが簡単に出来ちゃうってことです。これぞ、メガネ愛好者ならではの、特典!
視点を少し変えるだけで、マイナスだと感じていたことが実はすごくお得だったなんて、なんだかワクワクしちゃいますね。
顔になじむ目立たないメガネにするか、こういう私に見られたいという「なりたいイメージ」に近づけるメガネを選ぶか。決めるのは、自分次第。
メガネを変えたら、「美人なんだね」とか、「イケメンなんだね」といった、賞賛の声が上がるかもしれません。
「メガネ=頭がいい」という発想は、もう古臭い! 声なくして私らしさを主張する、最強の相棒、それがメガネ……と、言える存在にしてしまいましょう。
(文/山本裕美)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『mixi survey(ミクシィサーベイ)』
調査期間:2014年10月29日(水)
調査対象:全国20代以上の男女計100名