日本人がやたらよく使う「みんな」の数はたった3人だけだった!

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2014.11.17

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あなたは誰かに「この本“面白い”って、みんな言っていたよ!」などと言われると、「じゃあ、読んでみようかな?」って気持ちになりませんか?

普段、何気なく「みんなが言うなら間違いない」と信じてしまうこと、ありますよね。

日本にいるとよく耳にしてしまう、この“みんな”という言葉。統計をとったわけでもないのに、“みんな”とまとめることでなぜか意見に信ぴょう性が出るような気がしますよね……。

そこで、みんなという言葉の不思議な力について、真相をご紹介したいと思います。

■実は3人が同じ意見なら“みんな”が成立していた!

今回、20代~60代の男女100人に「よく日本人が使う“みんな言っている”の“みんな”の人数は何人だと思いますか?」というアンケートを実施。すると、衝撃の事実が判明しました!

最も多かったのは「10人」(33%)でした。次いで「3人」(19%)、「100人以上」(16%)と、若干バラついた結果に……。

100人以上ならまだしも、たった3人が同じ意見であれば“みんな”になってしまうなんて……! データにしたら3人ってごく少数なのに、ちょっと日本人って変ですよね。

■日本人は“みんな同じ”で安心する国民性があった

次に、日本人が統計データもないのに「みんな言っている」と口にしてしまう理由を聞いてみました。

寄せられたコメントを見ていくと、ざっくり“みんな”が同じ意見だと思い込むことで、自分の考えに自信を持たせているようでした。

「個として目立つことが苦手な国民だから」

「噂や巷で聞くことなら“みんな”になると思う」

「人と同じだと安心感を持つから」

「大勢に流されやすく、自分は普通で一般的だと思いたい、狭い社会構造の島国特有の気質」

日本は民主主義国家で、「赤信号みんなで渡れば怖くない」といった意識が強いです。それで、無意識のうちに“みんな”を多用してしまうんですね。

■“みんな”は話を盛りたいときによく使われていた

また、中には会話術として口癖のように使っている人も多く見られました。

「相手の反論を封じ込めるために無意識に使っている言葉だと思う」

「正確な数字を出さなくていいから」

「そう言えば賛成が得られると思うから」

「みんなと言えば、話をきいてもらいやすくなるから」

確かに、根拠がなくても「みんなが~」と言うだけで大多数の意見のように聞こえますよね。便利で、利用しやすい言葉です。その気持ちはわかります。しかし、使いすぎるのは少し危険かもしれません。

話を聞いている方は、実は心の中で「その“みんな”って本当かな?」と思っている可能性大!

よって、これから会話の中で“みんな”を使うときはそれが本当に多数のことを指しているのか、少し立ち止まって考えてみませんか? 自分のトークへの信頼度が増すかもしれませんよ!

(文/中田蜜柑)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『mixi survey(ミクシィサーベイ)』

調査期間:2014年11月4日(火)

調査対象:全国20代~60代の男女計100名

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