若者の梅干し離れは深刻じゃないことが発覚!危機感ゼロが●●%

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2014.12.02

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みなさんは今、若者の梅干し離れが深刻化していることをご存知でしょうか? 実は、真面目なニュース番組から2ちゃんねるまで、こぞって梅干し離れの話題を取り上げているのです。

昔、日本人の手によって作られた梅干しは、身近な万能薬としてどの家庭の食卓にもありましたよね。でも、最近では梅干しを作る家が激減し、手間暇かけて作られた梅農家による梅干しは高価で手が出ない。

その結果、梅干しが家庭から消え、おまけにあの独特な風味を嫌う子供や若者が増えて、日本の味である梅干しの存在が危機に面している、というのです。

しかし、筆者宅では家族が普通に梅干しを好み、食べているし、スーパーでもよく見かけています。梅干し離れなんて、本当にニュースで取り上げられる程の問題なのでしょうか?

そんな疑問から、男女100人に「若者の梅干離れは、正直そんなに深刻じゃないと思いませんか?」と聞いてみました。

さて、若者の梅干し離れは現実なのでしょうか? 一緒に結果を見ていきましょう。

■梅干しの存在は確かに若者の間で薄れていた!

若い人に、「炊きたての美味しい白飯に梅干しがあれば幸せ……」なんて言ったら、「古いよ」と笑われてしまうのかな……。そんな心配をしながら結果を見てみたところ、「深刻じゃない」と答えた人が72%でした!

「やっぱり梅干しのある家は健在なんだ!」と思っていたら、そうとも言えないことが判明。それは、梅干しを求めていない人達のコメントがとても目立っていたから!

とくに「梅干しが嫌い」だとか、批判的なコメントを寄せている人が26%もいました。例えば、「好きでもないし、どうでもよい」「必要性を感じない」「何か問題でも?」「梅干しなんて、食べる必要ないでしょ」など。

それほど「深刻じゃない」と思っているからなのか、どれも何だか投げやりな意見ばかり……。みなさん、どうしてそんなに梅干し離れに興味が持てないのでしょうか。

梅干し好きの筆者としては、「そんなに言わなくても……」と感情移入してしまいました。梅干しは本当においしいのに……。危機感ゼロがこんなにいることも悲しいです。

とはいえ、コメントを見る限りでは今、梅干しの存在が薄れつつあることは確かなようです。

■梅干しを大切にしたい人達はまだまだいる!

一方で、梅干し離れを心配する28%の人達は、逆に「梅干しが好きだからこそ」心配している様子。

「おいしいのにみんな食べないなんて、残念です」

「梅干しは立派な日本の食材のひとつ。食べやすい梅干しもたくさん出ているので、若者の皆さんにはどんどん食べてもらいたいですね」

他には、現実的な理由を挙げられている人も!

「祖父母と一緒に住んでいれば梅干しを買うことも多いかもしれないけど、一人暮らしではちょっと……」

「自分で干してつけるのは面倒です。ただ、買うにしてもいい梅干しは高いからあまり買えません。かといって安い梅干しはおいしくないし……。葛藤します」

確かに、「おいしい梅干しは高いなぁ……」と思ったことありませんか? また、「お店で値段を考えながらおいしい梅干しを探すのって大変だなぁ……」と感じたことがある人もいるのでは?

中にはきっと、こだわりの梅干しをお取り寄せして買う人もいるかもしれません。ですが、大抵はそこまでしないですよね。それで、「梅干しは買わなくてもいいや……」という選択肢に流れてしまう、といった側面もあるのかもしれません。

でも、筆者はまだまだ梅干しが好きな子供達をたくさん目にしています。わが娘も、幼い頃から昔ながらの素朴ですっぱい梅干しが好きみたいです!

梅干し離れは決して、値段や年齢の問題ではないと思います。白いご飯に梅干しをおいしいと感じられる味覚を育てることも、食育のひとつとして大切にしていくべきではないでしょうか……。

梅干しも、立派な日本の伝統食のひとつです。

もちろん、ずっと愛されるためには、マーケティングも大事でしょう。食育と同時に、消費者に優しい値段のおいしい梅干しが当たり前にスーパーに並ぶことを期待します! ぜひみなさんも、口にする機会を増やしてみてください。

(文/喜田宏美)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』

調査期間:2014年11月12日(水)

調査対象:全国の20~30代の男女100名

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