たった●割増し!映像のあるなしで変わる「曲の購買意欲」が判明

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2014.12.14

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プロモーションビデオやアニメ・ドラマの主題歌って、何だか印象の残る曲が多いですよね。それで、何度も聞いていると、ついついハマってしまうものではないでしょうか。

ところが調査の結果、心にズ~ンと刺さった曲でも、なかなか購買に結びつかないということが判明! これは一体どういうことでしょうか?

今回、20~30代の男女100人に「音楽に映像が付いているだけで何割増しで買いたくなりますか?」というアンケート調査を実施。

すると、平均たったの2.25割増しとの結果になったのです! 意外と低い数字ですよね。今は、こんなもんなのでしょうか?

そこで、具体的に増加する割合と、その理由も聞いてみました。寄せられたコメントの中からいくつかを紹介しますね。

■映像付きだとその曲がほしくなる派は少数だった

アンケートで「5割増し以上」と答えた人のコメントは、「曲にイメージがあると好きになる。それで、購買意欲が高まる」という感じでした。

「歌詞のタイミングに合わせてアニメが動くと、見ても聞いても気持ち良いです。CDだけでは買おうと思わないけど、DVD付きが売っていれば買ってしまう」

「何かのタイアップでイメージがつかないと好きになれない」

「やっぱり聴覚だけよりも、視覚も刺激されると印象に残りやすいです」

「映像と音の総合芸術として作品価値が上がる」

「映像と主題歌がマッチしてなければ買わないけど、一目惚れすると勢いで買ってしまいます」

「ダンスがかっこいいアーティストは映像でも見たくなる」

でも、このように考えているのは全体で2割ぐらいの人でした。

■曲にハマることはあるけど買うまではいかない

平均たったの2.25割増しとなったのは、「3割増し以下」と回答した人が最も多かったから。この人達は、映像付きだと気に入りやすいし購買意欲も高まるけど、実際、購買には結びつかない、とのこと。

「ハマるけど、買うまではなかなかいかない。今は無料で聞ける手段がたくさんあるから」

「曲がよくてもPVでガッカリすることもあるので」

「もともと興味があって自分のイメージと合っていたら嬉しいから、1割ぐらいは増加するかな」

そして、「映像で購買意欲が高まらない」と回答した人は、音楽そもそもを気に入るかどうかを重視していました。

「曲自体が気に入らない限り買わないので、映像はあってもなくても変わらないです」

「プロモーションビデオでは買おうとは思いません。歌詞がよくなかったら、余計に買おうとは思わない」

「音楽は数年買っていないです。インターネットや歌番組とかで聞ければ十分」

つまり映像が付く、付かないはあまり関係ないってことでしょうか? どうやら、プロモーションビデオやアニメの主題歌になるかどうかと購買は関係ないようです。

どれだけ心が動かされるかは、買うかどうかにはあまり関係ない様子。いくらアーティストが頑張って作って売ろうとしても、消費者は気に入った曲でもお金を出さない時代なのですね。

最近はみんな、本当に合理的かつドライですよね! これで、音楽離れが加速している理由がよくわかりましたね。このままの状況だとこれからどんどん、いい曲が減っていくかもしれませんね。

何でも無料で手に入ると、どんなものにもありがたみが感じられなくなります。みなさん、もう少し音楽にお金を使うことも考えてみては?

(文/森美奈)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』

調査期間:2014年11月27日(木)

調査対象:全国の20~30代の男女100名

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