外食は、ささやかな日常生活の中で、楽しみのひとつですよね。でも、時として、想像をはるかに超えたマズイ料理に出くわしてしまうこともあります。
たとえば、麺が伸びているパスタやカチカチのトンカツ、シワッシワのポトフのソーセジなどなど…。こんな大惨事に遭遇したら、思わず返金を迫りたくもなってしまいますよね。
そこで、全国の20~30代の男女100人に、「あなたは、「お金を返せ!」と思うほどマズイ外食に遭遇したことが何回ありますか?」というアンケートを行なってみました。
その結果、平均で15回も遭遇していたことが判明!?
これはかなりの回数です!いったいみなさん、どのような料理を出されたのでしょうか?とっても気になりますよね。一緒にアンケート結果をみていきましょう。
■タコの入っていないタコ焼きが実在した!?
今回のアンケートでは、「最もマズかったメニューのエピソードも教えてください」と質問しました。その内訳をご紹介しましょう。
「50回。朝どれ直送だというブリを自由が丘で食べたが、明らかに2日は経過している程、色味が悪く臭く不味かった」
「5回。刺身の放置が激しくて、カピカピになっているものと、血が滴っているものがあって、食べる気もしなかった」
「5回。二郎系ラーメンと言われて入ったが全然違っていた。油の味しかしなくて半分も食べられなかった」
「3回くらい。焼き鳥が冷えたまま出てきた」
「3回。一体いつ炊いたご飯を出してきたんだと思うくらい黄色くてカチカチのご飯が出てきて残した」
「2回。味のないペペロンチーノが出てきた。味付け忘れたんかな?」
「1回。タコの入っていないタコ焼き」
「1回。温泉旅館で、ものすっっっごくスッパイ酢の物が出たときは、不味いの通り越しておかしくなって笑った」
「1回。国道沿いのファミレスで食べたハンバーグが、かなりレアで食べた後下痢になった」
悲惨すぎて、思わず「うわっ」と声が出そうになった人もいるのでは?しかーし、上には上がいます。追い打ちをかけるようなコメントをご紹介しましょう。
「某大手ハンバーガーチェーンにてイートイン中のこと。妙な食感が…。なんと、ハンバーガーから白い紙切れが出てきた。紙には鉛筆で書かれた時間のような文字が。即効、店員さんにこれはどういうことかと聞くと、ハッとした表情。丁寧なお詫びと新しい商品に交換」
これはもう最悪ですね。「丁寧なお詫びと新しい商品に交換してもらえた」のが不幸中の幸いではありますが…。
■気の毒とは思うけどちょっと羨ましいぞ!
中には、気の毒には思いつつも、ちょっと羨ましくなるようなエピソードもありました。
「30回くらいある。銀座の寿司屋のネタのわるさ」
「5回くらい。昔家族で行ったハワイの日本料理店が一番まずかった。お店の方には悪いと思ったが、ほとんど残しました。ほんとにまずい料理に合うと言葉が出てこなくなります」
「1回。チェコにあるプラハ城内のレストランで。パスタが冷凍のパスタで、しかも美味しくありませんでした」
たしかに悲惨なエピソードには違いありません。でも、「ザキンでシースーですか…」「ワイハですか…」「プ、プ、プラハ~」と、ロケーションに心奪われてしまわないでもありません…。
ところで、今回のアンケートでは、「マズイ外食に遭遇したことは一度もない」と回答した人が4割もいました。その中に、こんなコメントを発見。
「お金を返せ!と思うほどの店に外食に行かない。文句があるならちゃんとした店に行けばいいと思う」
辛口ながら、ごもっともな意見だとも思いませんか?
たしかに、ロケーションや話題性や外見だけでお店を選ぶのは危険ですよね!期待に胸をふくらませていた分、ショックも大きくなりそうですしね。
やはり、外食を楽しむには、しっかりした事前調査が必要です。とくに、年末年始のこの季節、家族や仲間で食事会・飲み会をお考えの方は、くれぐれも慎重にリサーチしてくださいね!
(文/富士峰子)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2014年12月3日 (水)
調査対象:全国20~30代の男女100名