年末年始は何かとお金を使うことが多いですよね。そんな時期だからこそ、お金のありがたみを知っておきましょう!
今回は、ミッチェル・サイモンズの新刊より、お金にまつわる数字トリビアを3つご紹介していこうと思います。
■1:ギフトカードや金券の10%は使われずに捨てられている!
え~! もったいない。でも金券って、言われてみれば確かにそうかも……。用途が決まっているビール券みたいな金券だと、使おうと思っているうちに忘れてしまうこと、案外ありますよね……。
お金と同じものでも、金券になるとやっぱりどこかお金よりもありがたみが薄れやすいですよね。
■2:1971年、ナイキのシュッとしたロゴデザインを作ったキャロライン・デビッドソンに支払われた金額は、たったの35ドルだった!
35ドルというと、今なら4,215円相当。安すぎですよね! もちろん、40年以上も前の話ですから、お金の価値が今とは違っています。
それでも、未だにナイキを象徴するあのデザインが、たった4,000円弱でデザインされていたなんて信じがたいですよね。
ただし、この金額はキャロライン・デビッドソン自身が請求した製作費だったそう。
そしてナイキのあのシュッとしたロゴデザインは、“ビューンと音をさせる”という意味の“スウッシュ(Swoosh)”という名称だそうです。
デザイナーのキャロラインは、当時ポートランド州立大学でグラフィックデザインを専攻していた学生。
ナイキのロゴをデザインでは、躍動感やスピード感を表現した、とのこと。そして社名の由来でもある、女神ニケの翼をモチーフにしているとも言われています。
■3:小説『ジェームズ・ボンド』(007シリーズ)の著者であるイアン・フレミングは、4人の友達に「12ヶ月以内に贅沢な物を買うように」と500ポンドもプレゼントしていた!
500ポンドと言えば、9万円です。イアン・フレミング自身も、作家なだけあって実生活でも小説や映画のようなことをしていたみたいですね。
このイアン、実はスパイの経験もある人物なのです。仕事は主にデスクワークが中心だったそうですが、それを生かして小説にしているので、フィクションのような真実だと言われています。
事実は小説より奇なり、ということですよね。
……以上、お金関係の数字の世界をご紹介してみました。数字の背景がわかると、物語を読んでいるような気分になりますよね。
ちなみにみなさん1円玉がどうやって作られるか、知っていますか? 1円玉1枚を作るのに、材料費・製造費用・人件費など必要経費を含めると、大体1.6円~2円ほどかかっているんだそうです。
1円を作るのに、倍近い金額がかかっているということになりますよね。1円玉って、意外と貴重なんです。
また、紙幣の場合、1,000円は14円20銭、5,000円は20円20銭、10,000円は21円70銭かかるんだとか。何でもお金がかかるってことですね。
そして1万円札を3億円分まとめて重さを測ると、38.7キロもあるんだそうです。3億円を見る機会はなかなかないので、若干イメージがしづらいですが……。
こういったエピソードを耳にすると、お金に関しての意識がちょっと変わりませんか? さっそく、金券やギフトカードの使い忘れがないかどうか、あなたのお財布をぜひチェックしてみてください!
(文/二葉)
【参考】
※Average human grows 590 miles of hair and eats 35 tons of food… AMAZING human stats- Daily Express