「おはようございます」「お疲れ様」「ありがとうございます」など、日常で頻繁に使われる挨拶。
「挨拶ができないと一人前の大人にはなれません」と言われて育った人もいると思います。でも、毎日会社で顔を合わせる間柄なのに、挨拶をしない人いますよね?
せっかく朝気持よく出社しても、挨拶をされなかったら、もやもやしませんか? 仕事のやる気もなくしてしまいませんか?
そう思い、もし挨拶をされなかったらどれぐらいテンションが下がるのか、エピソードを含めて30代の男女100人に聞いてみました!
■挨拶しない同僚に怒りの声が続出
まず今回の調査で、仕事への影響度が数値で明らかに……。なんと、平均57.45%もビジネスパーソンのモチベーションを下げていたのです!
つまり、約60%も影響している、ということ。当然ですよね。社会人の基本中の基本です。
それでみなさん、「自分が挨拶しているのに、返事もしないなんて許されない!」などと不満が爆発しています。
怒り心頭のコメントばかりが寄せられました。見ていくと、60%もやる気を落とすとの結果になった理由が痛感できます。
例えば、「すごくムカつく! 社会は礼儀と愛想で生きぬいていかねばらなない」と、正論をぶちまける人。
「常識知らずな人にムカっとするので、その日一日気分悪い」なんて人も……。一日のスタートは挨拶から始まるものです。
気分良く出社しても、無視されたら一気に不快になりますよね。「この気分どうしてくれるのよ~」と言いたくなることでしょう。
また、「やっぱり気持ちの良い挨拶は、仕事もやる気が出るものです」との意見も。これ、常識ですよね?
いい大人にわざわざ言うことでもないような気がしますが、挨拶はやっぱり気分良く仕事をするために、重要なツールのひとつだということが改めてわかりました!
■挨拶しないのに年齢は関係ない
とはいえ、新入社員なら礼儀を知らないので仕方ないかと思えるかもしれません。しかし、これが上司ともなれば、モチベーションが下がるのは間違いなし!
実は、「お局様が絶対に挨拶しないので腹立たしいです。でも、こちらは相手にしません」「うちは中間管理職が全く挨拶しない」などのリアルな本音が寄せられました。
他には、「年上が多いので、耳の調子が悪くて聞こえないかと思った」と、ちょっと笑えるコメントも……。
最もビックリしたのが、「社長自ら挨拶できない」といった声。社長から教育し直しですか? 恐ろしい会社ですね!
年配の社員が挨拶しない会社で、新入社員は絶対に挨拶しないでしょうね……。というか、入社してそんな環境だったらビックリしそうです。
ただ、中には「別に気にしない」「結構いるけど、そういうことには構っても仕方ないので、自分だけ挨拶してそれに満足しているのでムカつかない」などとマイペースな人もいました。
こういった人達は少数派です。誰だって、返答がないと気分が悪くなるものですよね。
「まったく近頃の若いもんは挨拶もまともにできないのか!」なんて、上司の代名詞がありますが、これは今も昔も変わりません。
繰り返しになりますが、「挨拶は最低限の常識」と言うように、社会人にとって挨拶は基本的なマナーです。挨拶ができるかどうかで人格さえ疑われてしまうことにもなりかねません。
今回の調査結果から、挨拶をされないと仕事のモチベーションが下がる人が多いとわかったので、相手にも不快な思いをさせないように、自分から挨拶をすることを大切にしていきましょう。
(文/Jeana)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2014年12月8日(月)
調査対象:全国の30代男女100名