Twitterって、思い立ったらすぐに好きなことを投稿できて、楽しいですよね。でも、フォロワーが増えすぎると何だかツイートしづらくなりませんか?
そうなると、何だか楽しさも半減してしまいます……。 そこで、全国の20~30代の男女100人に、「Twitterのフォロワーが何人くらいになった時、好きなことをツイートしなくなりましたか?」というアンケート調査を実施。
その結果、「フォロワーが平均271.3人になると疲れる」ということがわかりました。しかし、意外な事実が判明! なんと、20~30代の男女はあまりTwitterをやっていなかったのです。
しかも、なんと全体の77%はアカウントを持っていませんでした。え、もしかしてあなたも持ってない? そんなあなたもそうでないあなたも、一緒にアンケート結果をみていきましょう!
■好きなことをつぶやき続けている人はたったの2%!
気軽につぶやきが楽しめるツールであるはずのTwitterですが、「フォロワー数に関係なく好きにつぶやいている」と回答した人は、たったの2%しかいませんでした。
Twitterの人気を考えると、何だか少ないと思いませんか? しかも、そこには制約がありました。
「はじめから日々の大したことのないツイートしかしないので、特に気になりません」
「とくに人数は気にしていないです。リアル友達はフォローしあっていないので、何でも好きなことをツイートしています」
主義主張はもちろん、好きなことをつぶやくということに関しても、どうやら著名人のようにはいかない現状のようです……。
■知り合いが見ていると好きなことがつぶやけなくなる
それでは次に、フォロワー数が増えたことでツイートを楽しめなくなってしまった人達のコメントをみていきましょう。
「1,500人あたりから、意地がなくなってきた。また、ツイートを職業化してる人を見ていて、“そうなんだ”と急に冷めてしまったし、しんどくなった」
「500人。変なバッシングされて、Twitter疲れしてきた」
「300人を超えたくらいで、ちょっと緊張してきた。だから今、ツイートをあまりしてない」
「20人を超えた時、自分をさらけ出せなくなった」
このように、フォロワーが増えると緊張感や疲労感にさいなまれるという意見が目立ちました。
一方で、「人数より親しい人がフォロワーになった時に好きなことがツイートできなくなる」という声もありました。「こんなことつぶやいたら誤解されそう」みたいな心配、ありますよね。
それで演じてしまう癖が一度できると、なかなか抜けられません。だから結局、不特定多数に向けてつぶやくにも知っている人達にむけてつぶやくにも、どのみち気苦労がつきまとうんですよね。
中には、「自分は見る専門。書き込みもツイートもしない」というコメントもありました。確かに、Twitter疲れを感じたときには、見るだけが一番ストレスがないですよね。
そもそもツイートは、承認欲求を満たすための行動です。自分を認めてほしい、自分を知ってほしい、という気持ちがあるからツイートしてしまうんですよね。
でも、本当の自分を理解してくれる人がほんの少しいれば、それでいいと思いませんか? 闇雲にフォロワーを増やさなくても、今までの友達とリアルで話すのも十分楽しいはず。
とはいえTwitterは災害時などにおいて、貴重な情報源・伝達手段にもなります。全く使わないのは、何だかちょっともったいない気もします。
そのため、フォロワー数の心配やつながり依存をやめて、Twitterとの距離を考え直してみては? 自分のライフスタイルに合った使い方をすると、もっとTwitterが楽しくなるはずですよ!
(文/富士峰子)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2014年12月3日(水)
調査対象:全国20~30代の男女100名