「子供を産まない方が問題」発言で女性が出産したくならない理由

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2015.01.15

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ちょっと前に、麻生太郎氏が「子供を産まないほうが問題ではないか?」と発言し、問題になりましたよね。

元首相を務め、現在では財務大臣という役を担っている方がそんな暴言を吐いちゃうなんて、ちょっとビックリじゃないですか?

世間の女性達はこの発言にいったいどんな感情を抱いたのでしょうか?

そこで、30~40代の女性100人に「政治家に“子供を産むべき”というようなことを言われて、子供が欲しくなりますか?」といったアンケート調査を実施しました。

すると、そもそも出産願望がある女性じゃないと響かないことが判明しました。政治家の発言で子供が産みたくなると答えた女性はたった6%。そりゃそうですよね……。

それでは、世の女性の本音を聞いてみましょう。

■94%の女性達が「産みたいと思えない!」理由

「いいえ」と答えた女性は34%が未婚で、既婚女性が圧倒的多数でした。結婚しているからこそ、子供を産む・産まないの判断が現実的なのかもしれません。彼女達がどんな理由で、子供が欲しいと思えないのかまとめてみました。

[1位]:経済的不安(20%)

「自分の生活だけで精一杯」

「収入が少ないのに子供を産んで養うなんて無理」

多かった声がお金の問題。「共働きでやっとの生活なのに子供なんて……」という声が多く、欲しいけれど現実的に難しいという思いが伝わってきました。

[2位]:環境や状況が整わない限り、産む気にならない(19%)

「もっと子供を育てやすい環境にならないと難しい」

「日本の将来に希望が見いだせない限り産めない」

確かに、保育所問題をはじめ、「日本は子供を育てる上での環境があまりに杜撰ではないだろうか?」と感じますよね。

[3位]:口出ししてほしくない(10%)

「政治家にそこまで言われる筋合いはない」

「人に言われることではない」

これも同感ですよね! 産む・産まないについて軽々しく決めつけないで欲しいと思いませんか?

他には、「産むことが出来ない人もいるんだってことを忘れてほしくない」「不妊治療にお金がかかるのに何の補助もなくては難しい」などもありました。

コメントを読んでいて胸が痛みました。そうですよね……。産みたくても産めない女性もいるんです。

不妊治療をしている人は周りにたくさんいますが、本当に治療費を聞いて驚きます。肉体的苦痛と金銭的苦痛。それこそ、何とかしてほしいですよね。

あと、「子供が好きじゃないからいらない」「子育てって大変そうだから無理!」など、元々、子供を望まない人の声も寄せられていました。

■たった6%の女性達が「産みたい!」と思う理由

彼女達からは「そもそも産みたいと思っているから」といった声が多数で、産むという気持ちが前提の上での結論だったようです。

言われたからというよりは「子供が欲しい」と感じているからこそ後押しになったのでしょう。

ある大女優が、たったひとつ自分の人生で果たせなかったことは「子供を産むことだった」と語っているのを聞いたことがあります。

「子供を産むことだけが女の幸せではない」という意見もあれば、「女性に生まれたからには、やっぱり子供は産んでおいたほうが良い」という意見もあり……。

しかし、このことについては結論づけができない永遠のテーマではないでしょうか? いや、そもそもどちらかに答えを見出す必要はないのではないかと感じます。

もちろん、女性が安心して子供を産めるよう、環境が整えられる必要があることは言うまでもありません。産むのは女性です! だからって他人事にしないでほしい。

無謀な発言は控えて頂きやるべきことを進めてほしいですね。

(文/二葉)

 

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』

調査期間:2014年12月10日(水)

調査対象:全国30代の女性100名

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