愛煙家は生涯で2億円以上も浪費!タバコに関する驚愕の事実6つ

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2015.01.27

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喫煙は肺にとって悪いだけではありません。じつは、あなたが想像する以上にお財布にとっても超厳しかったのです。

米肺協会によると、タバコが原因で死亡するアメリカ人は年間でなんと50万人にものぼります! 医療費は年間で3,330億米ドルにもなり、あきらかに国の生産力を失わせていたのです。

しかし、このような数字を目の当たりにしても、とくに喫煙者の人達にとっては、その真意を理解するのは困難なことでしょう。

そこで今回は、『WalletHub(金融情報サイト)』のデータをもとにニュース雑誌『TIME』Web版が発表した、生涯における一人あたりの喫煙コストにまつわる、6つの衝撃データを紹介します。

■1:値段はどうあれ健康に関するリスクはすべて高コスト

タバコ一箱の平均的な値段は、州によって大きく異なります。たとえば、バージニア州では5.25ドル(約620円)、ミシガン州では8ドル(約944円)、ニューヨーク州では12.85ドル(約1,516円)となっています。

そのため、一生の間にかかるタバコのコストは州によって大きく違ってきます。

しかし、『WalletHub』が収集したデータによれば、どの州であっても、喫煙は死を招く危険性だけでなく、信じがたいほど高コストであることには間違いないようです。次から詳しくみていきましょう。

■2:約2億3,700万円もの大金が煙となって消えてしまう

サウスカロライナ州における喫煙者一人当たりの生涯における喫煙コストは1,097,690 ドル(約1億3,000万円)と推定されています。

しかし、驚くことなかれ、これでも全米では最も低い金額なのです!

ちなみに、カンサス・シティ・スター紙は「ミズーリ州の喫煙コストは安い……。ただし他と比べて」という見出しで次のように述べています。

なんと、「『WalletHub』の集計によれば、8番目に喫煙コストが低くたったの1,177,230ドル(約1億4,000万円)である」と……。

喫煙コストの上位を見ると、ロードアイランド州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州、コネチカット州となっています。最も高いところはアラスカ州。驚くべきことに、200万ドル(約2億3,700万円)を超えています!

これ、高額当選の宝くじ券を煙に変えてしまうのと一緒ですよね!?

■3:トータルのタバコ代は子どもの養育費8倍にもなる

また、連邦政府のデータによると、一人の子供を18歳まで育てるのには約25万ドル(約3,000万円)かかると見積もられています。

これも相当な金額ですが、タバコに支払うことになる金額と比べると小さなもの。アラスカ州のそれと比べたら、たったの8分の1です!

「そんな数字はまやかし。ナンセンスだ」と思っている人もいるかもしれません。ということで、喫煙者一人当たりの生涯におけるタバコ代についての算出方法も次に記しておきましょう。

■4:喫煙者はみんな億万長者の予備軍だった!

『WalletHub』は、各州におけるタバコ一箱の平均価格に51年間分の日数をかけて、喫煙者一人当たりの生涯におけるタバコ代を出しました。カートン買いなど、もっと安く手に入れる方法はありますが、多くの人は一箱ずつ購入するとう前提で計算しています。

また、そのお金をタバコのかわりに株式市場に同期間投資していたら受け取っていたであろう収益(過去の株価指数より算出)から、同じ期間のインフレ率を差し引き、現在の価値に相当する収益を計算する、という方法で、喫煙の推定コストをかさ上げもしています。

視点を変えて見れば、タバコに使われなかったお金を、同じ51年間投資していたとしたら、確実に億万長者になっている、ということにもなりますよね。

■5:理屈はわかっていても億万長者になれない理由

同様な仮定で、今ではほぼ信用されていないラテ・ファクターというものがあります。これは、ラテのような日常的コストを削減することで何百万ドルも貯めることができるという理論です。

この論理が疑わしいのは、現実は理屈通りにいかないところにあります。じつは、ある商品やサービスに使わなくなったお金を、人は必ずしも投資にまわしたりはしないのです。単に別の何かにそのお金を使ってしまうという、やはり浪費をしてしまう可能性のほうが高いわけです。

■6:喫煙コストは半世紀の間に100万~200万ドルも上がる

また『WalletHub』は、他にも多くのコストを計算に入れています。喫煙により余計にかかる医療費、そしてアトランタ連邦準備銀行による調査に基づき、喫煙による給与の8%減少分も算入されています。

これら全てとその他の推定される経費を合わせると、半世紀の間に一日一箱吸う喫煙者が払うことになるコストは、100万ドルから200万ドルに上ると予測されます。

……果たして、これらの金額は大げさなのでしょうか? 多少はそう言えるかもしれません。そのほうがニュースになりやすく、多くの人の関心を引きますから……。

ですが、仮に数値が多少盛られているとしても、結論は変わりません。

そうです。喫煙という習慣が一生で大きなコストをともなうことは否定できないという現実なのです。そしてなにより、あなたの人生も短くなってしまうかもしれないという健康問題。

この2つの恐ろしい未来予測からだけは、どうやら逃れようがない模様です。喫煙者のみなさん、今からでも間に合います! 今後の人生を楽しむために、喫煙習慣を改めてみませんか?

(文/富士峰子)

 

【参考】

Cost of Smoking Estimates Run $1 Million to $2 Million in Lifetime-TIME

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