実は、コンビニやネットショッピングでの衝動買いで、年間16万円以上も浪費しているって、ご存知でしたか?
これは『au WALLET』の「みんなのプチ衝動買い実態調査!」によって、明らかになった衝撃の事実。
しかも、男性より女性の方が買い物の誘惑にかられやすい傾向にあり、なんと20代女性の84%がプチ衝動買いを経験していたというのです。これは聞き捨てならないですよね!
そこで今回は、海外サイト『All You』から、あなたがこれから買い物する際に役立つ、すばらしい節約術を10個ご紹介します。
この秘策は、「自分は無駄遣いしないから大丈夫」と思っている人も、既にせっせと節約に励んでいる人も必見です。次の10個のうち、どれかひとつは必ず思わぬ発見がありますよ!
■1:まずはネット割引の有無を確認する
お店で買うと、目移りしますよね。
『マネークラッシャーズ・パーソナルファイナンス』の編集者アンドリュー・シュラーゲによると、賢く買い物しようとして失敗しまいがちなことのひとつが、「お目当てのものを探している最中にうまく乗せられて高いものを買ってしまうこと」なのだそうです。
口車に乗せられて、目移りしないことが大事。そのために、ネットの割引がないかどうか確認しましょう。
例えば、スマートフォンの追加装備、タブレットPCやラップトップなどは、ネット割引のあるところが多く、お店より安く購入できます。
■2:事前に決めた上限を必ず守る
ただし、ネットで買う時も注意が必要です。「送料無料」のキャッチコピーのせいで、ネットショッピング利用者の3分の1もの人達が余計にお金を使うといわれています。
ついで買いは絶対にNG! 事前に予算をちゃんと決めておき、その中で範囲内で買い物するということをお忘れなく!
■3:レジに行く前に他の商品と比較する
あとは、必ず他の商品と比較すること。比べることが、衝動買いを抑制します。今は価格比較サイトもたくさんあります。
また、『Googleショッピング』では、あなたの探している製品が価格別にランク付けされています。スマホでも確認できるので、まずは確認しましょう。
■4:実際に買うのは24時間経ってからにする
ほとんどの人は、買う時にその商品が自分の必要としているものかどうか、時間をかけて確かめていません。だから、衝動買いしてしまうのです。
これについて金融系雑誌の編集者ジーン・チャツキーは、「一度その場を離れて、24時間後にその商品のことを考えていなければ、買わないでください」と勧めています。
■5:もっと安い商品を探すときは時間を決める
チャッキーは、「最低価格を求めすぎないように」ともアドバイスしています。最低価格を探し求めると、「もっと安く」ということが頭がいっぱいになり、決して満足しなくなるからです。
考えてもみてください。たった5ドル節約するために町の向こうへ側まで車で行かなければならないとしたら、それは得策とは言えませんよね。
商品の金額以上に、購入に至るまでの時間と燃費の要素を考えることも重要なのです。そのため、値段を確かめるための制限時間を設けましょう。
■6:やんわり値引き交渉をする
フリーマーケットや市場的なところで買い物する時、交渉してもいいのです。でも、わざわざ数字を言う必要はないし、「値引きしてくれますか?」という必要もありません。
例えば、「もっと安いと思っていたわ」なんて言ってみてはいかがでしょう。もしくは、「これは協力してくれますか?」なんて言うのも、もっと柔らかい印象になるのでオススメです。
■7:試着は本当に買うものの時だけにする
人は、試着すると心の中で「既にそれを手に入れたも同然」と思い込んでしまうことがわかっています。
また、買わなければ失ったようにも思えてしまうのです。無駄遣いをなくしたいなら、軽い気持ちでの試着するのはできるだけ控えましょう。
■8:送料無料に騙されないようにする
ネットショッピングする時は、全体像を見ることを意識してください。というのも、送料無料とうたいながら、実は商品にちゃっかり送料分の価格が盛り込まれているなんてこともあるからです。
そもそも、小売業者が本当に送料を負担していたら、電子商取引は生き残れないことですよね。
■9:頭の中に3つのルールを思い浮かべる
買い物する前には、「悲しい気持ちで買い物をしない」「怒って買い物をしない」「空腹で買い物をしない」という3つのルールを思い出してください。
悲しみは心の穴のように感じられ、それをふさごうとして買い物をします。
怒りはより危険を冒そうとし、結局手に余るものを買うことになります。空腹なまま買い物をすれば、何でも買ってしまいます。それで元気が出てくるからです。
これから無駄遣いせず買い物しようと思ったら、懐具合よりも先に自分のお腹具合と感情をチェックしましょう。
■10:カードの限度額を下げる
お金は持っていると使いたくなるものです。これについて、『リセッショニスタドットコム』の編集長ニコル・ラパンは、クレジットカードの使用額を減らすことを提案しています。
先月までのクレジットカードの明細を見て、無駄遣いしていた分を引いた額を上限にしましょう。そうすれば、スマートフォン代などの引き落としには影響しません。
この10個、どれもすぐ実践できそうなことばかりだと思いませんか? 次回の買い物から、ぜひ取り入れていってみてください。この他にも、賢い買い物方法や裏技をご存じの方は、ぜひSNSで教えてくださいね!
(文/富士峰子)
【参考】