彼氏に対して、「私の気持ち察してよ!」や「それぐらいわかるでしょ!」と思ったことありませんか?
男性は女性より、ずっと鈍感! それで、ついイライラしてしまうこともありますよね……。
しかし、感情的になってはいけません! ちゃんと説明して理解を求めないと、男性は何が何だかわからず、参ってしまいます。
実は、20~30代の男性100人に「女性の気持ちが理解できなくて疲弊したことはありますか?」とアンケート調査を実施したところ、なんと47%の人が「ある」と回答したのです!
つまり、2人に1人の男性が「彼女のことが理解できない時がある」ということ。こんなに多いということは、男性の気持ちを知っておかないと、トラブルが起きる可能性大!
そこで今回、アンケートから“男性に理解できない女性心理ツートップ”がわかったのでお伝えしたいと思います。
■男性には全く理解できない女心2つ
(1)すぐに怒るのが理解できない
理解できない女心も聞いてみたところ、最も多かったのが、彼女、または妻が怒ることです。
「すぐに怒るのが理解できない」
「意味不明な時にすぐ拗ねる」
「自分のことを棚に上げて、なぜ他人を怒るのか」
「自分は連絡しないくせに、こちらが連絡しないと怒るのが理解できない」
男性には、なぜ怒っているのか理解できないということでしょう。
(2)わがままな言動が理解できない
あと、男性にはこんな女性の気持ちが理解できないことが判明。
「“たまには強引(強め)に来てよ”と言われる。あと、“そこはそのテンションじゃないでしょ”とか、自分が言われたい(されたい)テンションまで要求してくることが理解できない」
「褒めたつもりなのに喜んでくれないとき。前は大喜びだったのに、全く理解できない」
「なぜこんなに金銭欲(打算)が強いのかと、日常的に思う」
「自分でした方が早いのに、人にさせようとする意図がわからない」
「“何でもいい”と言うけれど、ほとんどは何でもよくない」
これらのわがまま言動。振り回されているだけのような感じがしますね。
■男性の気持ちを言葉で確認しよう!
ちなみに「彼女のことが理解できない時がある」と回答した男性に、今まで疲弊した時間を聞いてみたところ、ほとんどの人が100時間以上と回答しました。
これを日数にすると、4日も落ち込んでいる計算になります。数字で見ると、どんだけだって感じがしますよね!
しかも10,000時間以上の人も結構いて、女性の気持ちを理解できないというだけで、男性はこんなに疲弊するのです。
寄せられたコメントを見る限りでは、どうやら、「女性の気持ちが理解できない」というよりも、女性のわがままな言動や強い口調から「怒られている」と思っていて、それがなぜ怒っているのか理解できないという感じがします。
それで、落ち込んだり、自分なりに気を遣ったりしているようなんですが、この人たち、本当に女心をわかっていない。「私を理解してほしい」「優しくしてほしい」「気配りしてほしい」ってだけ。
これがわからないから、怒られてしまうんです。言い換えれば、上記47%の男性は繊細な心の持ち主だとも言えます。
「それぐらいわかってよ」なんて、きつい口調で物を言ったり「何度も言っているよね」なんて批難する言葉を浴びせたりすると、男性は「自分は怒られている」と思い、疲弊してしまいます。
だから、まずは言い方を変えてみましょう。例えば、「●●に対してあなたはどう思う? 私は●●と思っている。だからこんな時は、こうしてくれるととっても嬉しい」と具体的に説明するのです。
相手の考えを聞いたうえで、自分の気持ちをはっきりと言葉で伝えるようにしましょう。たったそれだけで、女性はイライラすることがなくなり、男性も疲れずに済みます。
とはいえ、「女心と秋の空」なんていうことわざがあるように、古くから男性にとって女心はわからないもの。そのため、男性もある程度は割り切って考えた方が気が楽になるかもしれませんね!
(文/森美奈)
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』
調査期間:2014年12月22日(月)
調査対象:全国20~30代の男性100名